この日は朝からUR都市機構に関する説明を受けました。UR都市機構が千葉市内で保有しているマンション・団地は3万戸を超えます。
千葉市は他の大都市と比べても突出して団地が多い都市で、今後その団地の高齢化と正面から向き合わなければなりません。団地再生も含めて今後の課題を確認しました。
その後は来客対応が2件、来週から始まる市議会に提出する議案の確認、午後からは正副議長・代表者会議にて議会側に正式に議案の説明を行いました。
その後、わけがあり幹事長会議にも出席。私は幹事長を経験することなく市長になりましたので幹事長会議には初めて出席です。貴重な経験をさせて頂きました。
●給与カット案に会派から申し入れが
私が前回の議会で提案した市長・副市長の給与カット案は「パフォーマンスではないか」「根拠が不明確」「一般職へ波及する恐れがある」などの理由で継続審議となっていました。
先日この議案について、新政ちばから「幹部職の給与カットは一般職員にも影響しかねず慎重な対応を、退職金は更なる引き下げを検討しては」、自民党からは「地域手当を無くしてさらに給与カットしては、退職金もゼロにするなどしては」という申し入れがありましたので、それも含めて私の見解を述べました。
●幹部の給与カットは説明不足でした
まず幹部職の給与カットについてですが、これは市長・副市長の給与カットと同様に千葉市の厳しい財政状況に対してトップが自ら姿勢を示す必要があることから検討しました。
私としては給与の逆転現象が起きないかなどを慎重に見極めながら提案するつもりでしたが、「9月議会以降に提案したい」と申し上げたところ、それが「9月議会にも出す」と受け取られてしまい、まるで市長・副市長の給与カットと連動して提案されるかのような誤解を招いてしまいました。表現が不十分であったことを陳謝するとともに、もうすぐ人事院勧告を参考にした千葉市人事委員会の給与勧告に基づいて職員の給与もカットされますので、その結果と来年度予算の動向も見ながら適切に対応していく旨を説明しました。
●退職金は4年後の状況次第
また、退職金については私は今の千葉市の財政状況などを考慮し半額にすることが妥当だと判断して提案していますが、4年後の支給ですから、その時大きく状況が変わっていれば、また適切に対応していきたいと考えています。
ただし、これ以上カットするというのは「そもそも特別職と退職金の関係はどうあるべきか」という話になり、市長の退職金だけに留まらず、これは特別職の給与体系全体の話に波及するでしょう。
●地域手当はちょっと違う話
地域手当については、これは特別職のみならず一般職も含めて支給されているもので、地域における民間の賃金水準を基礎とし、地域の物価等を考慮して支給している手当で、民間でも支給されている類のものです。
これを市長・副市長だけ廃止するというのは根拠が不明で、それこそパフォーマンスになってしまいかねませんので、整合性を考えると特別職全体の地域手当を無くすということにおそらくなるでしょう。ただ、そうした時に一般職の地域手当に影響が出かねませんので、特別職・一般職の給与体系そのものを論じる中で方向性を決めていくレベルの話だと考えています。議論そのものは否定しません。
6月議会の議論を聞いていて「カットするのは抵抗が強いなあ」と感じていましたが、まさか「もっと削減しろ」と言われるとは思いませんでした。不思議な気持ちです。
いずれにしても「財政が厳しい中、トップ自ら財政再建への強い姿勢を示す」という私の目的を議会の多くが認めて頂けるようになり良かったと思います。
※9/4追記
肝心なことを書き忘れていました(当たり前のことだったので)。
前回出した議案の内容を変える気はありません。
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2009年09月02日
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給与は当然、自治体の身の丈にあった額のみが支給されるべきでしょう。
何が争点なのかを明らかにして、課題を前向きに解決していく姿勢を保つことが大切でしょうね。
地域手当なんてはじめて聞きましたよ。
かなりの違和感です。
元役所のNTTが支給してただけじゃないですか?
ちゃんと調べてくださいよ。
お互い財政再建に市を挙げて取り組まなければならないという認識は共有していますので、良い解決に行きつければと思っています。
また、地域手当の件ですがNTT以外でも全国的な企業では首都圏と地域の間の物価差を解消するため一般的に存在します。お調べになって頂ければと思います。
▼自らの責任を棚上げしての陳腐な対案は、笑止千万の極みである。
▼どの会派からも、議員提案として「議員報酬削減案」は提出する動きはないのだろうか。
▼提出となれば、メディア等の注目を浴びて、提出会派の好感度アップ疑いなしなのだが…。
議会側の状況については、民主党が議員報酬削減案を提案すると聞いています。どれだけ理解が広がるか、私も市民も注視しています。
ただ、私が議員時代の今年2月にこの条例案を提出しようとして圧力をかけられた経験がありますから厳しいかもしれません。
議会案が調整事項が多すぎ、無理なとこ ろ多々あるのであれば市長自身のみでい いじゃないてすか。最初から満点の施策 をめざせば市は破綻?。議長で信用失墜 してこのままでは市民の協力は得にくい 状態ですよ。
・退職金の話をここで出すのはおかしい。 財政のことをいうなら現市長よりも歴代 の市長の返納を求めるべきでは。
現市長は期限を決めて、成果をだして 堂々ともらってください。職員の方も一 緒。ごみの問題など成果がでれば200 億円ほかに使えるのでしょうから。
千葉市は全国的な企業ですか?
一体どこの誰との物価差を解消するのでしょうか?