人事委員会勧告とは毎年、民間との給与格差を調査して給与改定を私たちに勧告するもので、今回は不況によって民間企業の給与が低下しているために月額給与で0.36%、期末手当で0.35ヶ月分を引き下げるものです。
政令市以降後、期末手当は最大の下げ幅となりましたが、民間の感覚からすれば「貰い過ぎだ!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
これは市内の一定規模以上の会社で、かつ正社員の給与平均から割り出しているために発生する感覚のズレで、一概に断じることのできない難しい問題です。制度そのものは国で今後議論されることになりますが、まずは我々はこの勧告を尊重し対応する責任があります。
その後、10月16日から始まるノースバンクーバー市の公式訪問団への対応を協議。数日間に渡ってレセプションが行われます。
ノースバンクーバー市は小さな市で、市長は名誉職に近い存在のようです。市長は議会(6名)では議長を兼ねるほか、市政に関してはあくまでアドバイザー的立場で、実質的な行政運営は行政官という役職の職員が行うそうです。
午後から定例記者会見。内容は後で記載します。
さらに来年度予算編成方針を財政局と協議。
何度もこのブログで申し上げていますが、来年度はかつてないほどの厳しい予算編成になります。過去に過度の投資をした意思判断は十分反省しなければいけません。
聖域なき行財政改革のほか、止むを得ずしばらく休止できる事業を選定するなどあらゆる取り組みをしなければとても乗り切ることはできません。
そもそも基準としている「民間給料」の設定が違うのですよね。大企業ばかりを参考にしているかのような印象です。
日本のサラリーマンの年間平均給与所得をご存知ですか? 涙が出ますよ・・・。
ちなみにわたしは昨年から比べて100万以上も年収が減りました(中小企業勤務・正社員です)。ボーナス0のうえ、給料15%カットだからです。もはや、会社の倒産まで危ぶまれています。
少なくとも、倒産のない公務員は、リスクが低いという点で倒産のありえる民間よりも安い給料でなくては筋が通らないと思っています。
こう考えている国民・市民が多いことを、心して欲しいと思います。
PS.ですから、当然、公務員のみなさまの「仕事」に目が行きます。そして、費用対効果として、批判せざるを得ない現状です。
私も中小企業で働いていますし、給料は昨年よりも下がりました。
でも、千葉市に勤める友人の給料を聞くと、案外低いのねと感じます。
公務には色々ありますから、とある1つの仕事だけをみて、仕事をしていないというのは視野の狭い意見かと思います。
全体として、公務って大変だなぁと思います。私のように好きな事を仕事にできる民間は幸せなのかもしれません。
結局のところ、公務員の給与は妥当な金額なのだろうと私は思いますよ。
ブログ市長で有名な阿久根市の竹原市長が、明らかに市として継続不能な行政・公務員経費を大幅削減しようとして、徹底的な反対運動を受けました。やり方の是非はありますが、彼は凄い、素晴らしいと思います。全国的にああいう財政状況の自治体は多いでしょうが、限られた場所でしかドラスティックな事が出来ないのであれば、日本の財政の先行きに未来は無いですね。日本ではあの位振り切れないと「当たり前」の事が出来ないんでしょうか?
公務員・公的部門で働く人に掛かる費用は公務員の給料だけじゃありません。経費外の給付や年金、職員の数から来る総額、天下りに掛かる経費、余計な人員分の無駄な事業、その他全部です。
民間はまず市場競争で勝ち残るのが大前提で、最終的に給料が決まります。公的部門では反対になってます、自分にはそう思えます。完全に発想や考え方が逆転してるので、旧弊に染まった人では変えるのは不可能だと思います。
熊谷市長はそうでないと信じたい。希望的観測でそう思いたいです。(世界一じゃないかもしれないが)かなり高いといわれている給料を、大きく減らせないのであれば、何を言われても納得できません。
県人事委員会で昨日、賃金削減の勧告が出されました…。
総務省も携帯情報端末のデモをしてますが、ゼンリンなどの民間との、対応の違いも良くわかります。
今日だけ、無料で入場できますのでお時間のある方は早めにどうぞ。
いつも暇そうだし横柄な態度だし、そもそも受付程度でそんなに高い給料が必要?
どうゆう基準で給料を決めているか理解しかねます。
私(女性)はバブル期、中堅建設会社に 勤めていました。
その時に10歳年上の千葉市職員男性の給料、ボーナスとほぼ同じで、地方公務員の賃金の低さに驚いた記憶があります。
父もバブル期大手デベロッパー役員でしたが、めちゃくちゃお給料、ボーナスは良かったですよ。
各々の考えで皆さんいろいろな職業に着かれているかと思います。
いい時もあれば悪い時期もあるのは当然!
公務員の給料の批判的ばかりのご意見は如何なるものかと感じます。
千葉市も大幅なお給料カットで、家庭を持たれている下々の職員の方々も生活が大変かと思いますが頑張って下さい。
熊谷市長!職員の生活を守ってあげてくださいね。
ここのところ、公務員バッシングばっかりで、どうかなりそうです。
民間から公務員に転職し、給料が下がっても転勤が無いし、子育てには最高だろうと思っていました。
バブルの頃は、民間の給料の高さをはるか下から見上げていましたが、不景気の時は強いんだから、退職手当が多いんだから、と我慢して来ました。
ところが、このところは給料が上がるどころか下がる一方だし、退職金も割り落としになっているし、それなのに公務員の給料は高い、高いと。。。
とても辛い気持ちでいたところに、そういうふうに思っている方もいらっしゃるとわかり、嬉しいです。
ここでの発言では真偽もわかりませんし。
まずは個人が特定できない範囲で給料(福利厚生・年金・退職金込み)を
公開すべきと思います。
それが適切かどうかの議論はそれからだと思います。
現在の千葉市の公務員給与平均より高かったとは
思えませんが・・・
一部の大企業だけで平均をとれば
たしかにそうかもしれませんが
そんな平均にどういう意味があるのでしょう。
企業の大小を問わず市民の平均をとるのが
当たり前の考え方ではありませんか?
いずれにせよ現在の市の危機的財政を勘案すれば
今の給与水準は異常に高いと言わざるを得ません。
健全な財政を保つには税収に見合った人件費の
見直しは当然避けては通れません。
税収は一般企業で言う収益です。
バブル期と現在の税収がどれほど差が有るのか
公務員の方々は考えたことがありますか?
公務員の人件費が削減されていると言われますが
税収の落込みをそのまま反映させていたら
そんな削減額では済まなかった筈です。
民間からすれば何を甘えたことを言ってるんだと
言われても仕方がないのではないでしょうか。
公務員の方々には危機的財政ということを真剣に受け止めて
欲しいと強く願う次第です。