●安定輸送のためにモノレール延伸を要望
9時過ぎの時点で外来の受付は相当混雑しており、既にキャパシティを越えているとのこと。
今後、新たな外来棟を建設して一気にキャパシティを増やす計画になっていますが、輸送キャパシティ自体が混雑時にバスが満杯になるなど限界に来ていることから、モノレール延伸を再検討して欲しいとのことでした。
私からは
・千葉大病院の機能が強化されることは千葉市にとっても重要
・輸送力強化に向けて市としても取り組んでいきたい
・モノレール延伸は現在の財政状況では現実的に厳しい
・将来の可能性を残して凍結という判断を下した
・今後は有識者会議で今後の交通政策を検討する
懇談の中で、「千葉駅で受付を済ませて、病院に到着したらそのまま診療を受けられることも可能」という話が出ました。交通機関の待ち時間を有効活用できれば非常に利便性が高まる話で大変刺激を受けました。
●政経懇話会で市政方針を講演
その後、千葉日報の千葉政経懇話会10月例会で僭越ながら講演をさせて頂きました。
千葉市の財政状況、都市基盤の整備状況をお話した上で今後の財政健全化への取り組み、高齢化社会を見据えて情報公開と市民参加を進める必要性があること、千葉市のポテンシャルを活かして競争力を高めていくことなどをお話しました。
参加者からは「産業育成の話をもっと」という声があり、その分野に比重を置いて話をすれば良かったかな、と思いましたが、その前に大きな構造転換をする必要性を私は知って頂きたいと思っています。
●組織改変の方向性を関係者に説明
さらに青少年育成委員会の会長会に出席。
各中学校区で青少年育成に携わっている方々の集まりで、地域の顔役的な人も大勢参与しています。市長が出席するのは異例のことですが、今後、青少年分野を将来設置するこども未来局(仮称)に統合する計画があることから、市長としてその方針を説明するべきだろうと考え、出席をしました。内容自体は9月議会で答弁した域を当然出ませんが、それでも直接、事前に説明することは大事です。
その後政策協議を経て、夜からは外部の方と懇談し、市政運営についてアドバイスを頂きました。
近隣では、地域の整備に伴う用地買収も、昨年書類提出後、何にも担当部署から連絡もないそうです。市民は不安です・・・。
京成さん小湊さん等に協力を仰ぐものありかと思います。
私は千葉市に来る前からこの中途半端な距離の1号線が不思議でなりませんでした。
この程度の距離ならば健常者ならば待ち時間の間に歩いて行けてしまいます。
驚く事に同じ経路のバス料金は¥100だとか。
でもこの区間利用する人って公務員が多いのでは?
せめて公務員の方々に利用してもらうとかできないものでしょうか?
県外(言い換えれば都内)では千葉都市モノレールの存在も知らない人がたくさんいます。
後からできた多摩モノレールの方が車両も多いですし(当然2両編成なんてありえません)モノレール開業前から沿線地域の開発の仕方がモノレール中心に切り替わりました。
これと比較して千葉市は20年間何をやってきたのですか?
熊谷さんに責任を問うのは一瞬筋が通っていない気もしましたが、やはりあなたは千葉市長なので市議になる前の経緯も含めて質問します。
「金が無いから延伸は凍結」
じゃあ代わりに何をしますか?
亥鼻のあの細い道で歩行者の安全が保てるとお考えですか?
千葉市内屈指の医療機関周辺のこの交通事情が適切と言えますか?
熊谷さんはお考えになっているのかまったく私は分かっていませんが、もしも既存バス路線と協議調整してモノレール利用者が増える事があったとしてもMAX4両編成のこの設備では・・・。
医大の敷地内に歩道を設け、その分、税を少し免除したら良いかもしれません。
近所の中規模老人ホームは、周辺を囲わず、周辺住民の通り抜けも24時間OKです。建物の警備さえしっかりすれば医大でも実施可能と思われます。
モノレール周辺の開発がチグハグだったのは県と市の共同事業で責任の所在があいまいだったためかな(推論)。この辺の分析も後々の教訓になりますね。
モノレールとバスの乗り継ぎが機能すれば、そごうの駐車場をパークアンドライド代わりにもしやすくなるかもしれません。帰りにそごうでちょっと一息できると、病院通いの親子さんには良いんじゃないでしょうか。