【コメントの扱いについて】
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・個人的な陳情や要望には対応しません。担当や市長への手紙などをご利用下さい

2009年11月02日

市長との対話会(タウンミーティング)の開催

今月末から以下の日程で市民の皆さまとの対話会を実施します。
各区1か所で定員は100名です。

11月28日(土)10:00〜12:00 市役所・正庁
11月28日(土)14:00〜16:00 穴川コミュニティセンター
11月29日(日)10:00〜12:00 若葉保健福祉センター
11月29日(日)14:00〜16:00 美浜区役所
12月 5日 (土) 14:00〜16:00 緑区役所
12月 6日 (日) 10:00〜12:00 花見川区役所
※詳しい応募方法などは市役所のページをご覧ください。

●要望・意見の場ではなく意見交換の場です
なお、この対話会はテーマに沿って意見交換を行うもので、市長に対して要望・陳情・意見を言う場ではありません。
今までの例を見ても、こうした場は要望大会になりがちなこと、そして何より今回は重要なテーマがあることからご理解を頂ければと思います。

●テーマは「10年後、20年後に向けた街づくりの方向性」
テーマは千葉市の新基本計画です。千葉市では今年から来年にかけて、平成24年度から33年度までの10年間を計画期間とする街づくりの基本計画を定めることにしています。
この千葉市の10年後をどうするかの基本計画ですから、市民の皆さんが「千葉市は10年後はこんな街になって欲しい」という意見を十分に吸い上げた上で策定したいと考えています。 私からは千葉市の基本データ(人口推移・財政・収支構造・特徴など)をお伝えした上で自由に意見交換を予定しています。

●市民が主役の街=市民が支える街
今後の街づくりは「市民が支える街」で無ければなりません。少子高齢化、高度成長の終焉を考えれば「何でも行政にお願い」の文化から脱却し、「市民が街を支え、足りない部分を行政が支える」という発想に切り替えなければなりません。
「市民が主役の街」というのは聞こえは良いですが、それは「市民が責任をもって支える街」ということの裏返しでもあります。そうした街にしていくためには市民はどういう役割を担う必要があるか、どのような基盤が必要か、どのような制度が必要か、そうしたご意見を頂ければ幸いです。

●千葉市の魅力再発見と今後のアピールも
また、10年後を考えるにあたり「千葉市の魅力とは何か?」も考えなければなりません。
何でもあるがゆえに強いイメージが何もない千葉市です。今後、全国に千葉市の魅力を発信していくうえで強み・潜在能力をどう捉え、選択と集中を行うべきか、市民も巻き込んでの議論が必要です。

多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
posted by 熊谷俊人 at 15:13| Comment(13) | TrackBack(0) | 市役所改革、行政刷新 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
市民が自分たちの街を支えるためには二つのことがポイントだと思いました。一つは自分たちの街であるというアイデンティティ、もう一つは日頃見慣れた街の再評価(エコツーリズム)です。
市民の意識が変化しなければならないということですが、そのための仕掛けをつくることが重要だと思います。かつて真鶴町がバブルの開発業者に狙われたとき「美の基準」という地域のガイドラインを作り上げ、それを役場と町民が一緒に考え実行したという話しを真鶴役場の方から聞きました。そういう仕掛けいかに構築するかが重要だと思います。
Posted by こん at 2009年11月02日 15:42
おもしろい試みですね。
末永く住みたい街にするためにはどうすればよいのか、これを機会に考えてみたいと思います。
人気のある他の地域の街も大いに参考にすべきと思います。
Posted by 一市民 at 2009年11月02日 20:15
市民の責任というお考えに???

市民が主役の街=市民が支える街と書かれておりますが、主役は市民であって欲しいと

思いますが、税金をもってして生業としている行政の人が専門家としてビジョンを提示して

それを市民が支持不支持するということでなくては、一般市民は千葉市の未来について日

夜思考研究しているわけではありませんから[責任をもって支える]立場にはないと思いま

す。

市民の税金で生活している市職員始め議員も市長も、熊谷市長がここで例えばとして提

案された「少子高齢化」「まちづくり」について、あるいは他にもゴミ問題などについても行政

がビジョンを示すべきではないでしょうか?

「お願い文化」は困りものですが「足りない部分を行政が支える」しかし、市民が考え,

市民が働き、市民が責任を持つという意見には反対です。」
Posted by 市民2 at 2009年11月02日 23:21
タウンミーティングにエントリーしました。
抽選なので希望者全員が参加できない可能性もありますが、参加者に限定することなく事前の意見募集や事後のレポートにも力を入れて欲しいと思います。
抽選にならなかった場合は、この規模の自治体としてはむしろさみしいくらいで、周知の仕方に課題があるのかもしれません。
ここのブログを見なければ私もたぶん気付きませんでした。
この件に限らず、多くの人が利用するJR、京成等ともっと連携を深め、千葉市の掲示板を駅の一角に置かせてもらうなどの工夫もあってよいのではないでしょうか。
バス停やバスの吊り広告なども利用価値は高いと思います。

一人でも多くの市民が参画することがポイントになりますが、情報の発信が不十分であるがために企画倒れに終わらんことを願います。
まずは千葉市のホームページから変えて行って欲しい。
シンプルさと情報鮮度の高さが鍵です。
Posted by 稲毛区在住 at 2009年11月03日 07:31
今までは、先にやりたいこと、たとえば川鉄工場の開発等があって、それに商業売上高予測等数字合わせがされていて、現実とは思えない数字が作られていました。

ぜひ、消費予測、商業販売高予測、が人口推計に沿っているか、チェックする必要があります。同時に周辺都市からの購買力流入予測は限定的に考えないと、千葉市だけが良ければ良い、地域エゴの品のない都市計画になってしまいます。そのつけは市民に、市街地の中小商店に行って、中心市街地の疲弊につながっています。
Posted by 赤い薔薇の騎士 at 2009年11月03日 10:07
市民2さんのようなフツーの日本人の方の意識をいかに変える仕掛けをつくるかでしょうね。もったいないですよね、市民2さんのような一色の高い方までが「やっていただく」みたいに考えているのは…。そういう方たちの前向きな意見をすくい上げる仕組みができたら素晴らしいと思います。
主権在民、千葉市の主役はわたしたちという意識をいかに構築するかでしょうね。
Posted by こん at 2009年11月03日 19:39
初めてコメントします。

「対話会」に参加申し込みをしました。
参加できることになれば対話をしたいと思いますが、「市民が街を支え、足りない部分を行政が支える」という点は、少し違和感を感じました。
『(最低限の部分は)行政が街を支え、足りない部分を市民が補う』のではないでしょうか?
自分や家族が食っていくための労働、納税で目一杯という市民も多いでしょうし、「責任をもって支える」ことができる市民なんて、ごくわずかだと思います。

もちろん、「何でも行政にお願いの文化からの脱却」には賛同しますし、「対話会」のような場を設けることには大賛成です。
(今回は100人の参加者で時間が120分なので、全員と対話することはかなり難しいと思われますが...。)
いずれにしても、行政と市民がいっしょにまちづくりを考え、取り組んでいく、いわば市民参加のまちづくりの第一歩になると思うので、期待するとともに、自分もできることをしていきたいと思います。

長文失礼しました。
Posted by 中央区在住30代男性 at 2009年11月03日 23:06
気になるのは平成24年度からのスタートということです。
遅すぎないかなと。せめて23年度からスタートとかできないのかなと思うのです。

ちばビジョン21(平成13年度〜平成27年度)に掲げられているテーマ自体は今後も考えていくべきものだと思いますし、内容も宣言みたいなもので具体的ではなく、このまま新基本計画といっても「まぁ、そうかな」と言えてしまうように思えます。

一方で経済環境・雇用環境・財政環境が激変したのですから、5カ年計画などの具体的な実施策などは再検討すべきものではないかなと思われます。その元としての新基本計画の策定を平成23年度スタートで行うべきではないかと思うのです。

5カ年計画のHPでは、評価の仕方として使った予算の進捗は直ぐにわかるけれども、効果はどうかよくわかりません。こういった既存の実施計画を見直すことが重要だと思います。
平成23年度から第三次5カ年計画にはいってしまうので、そういったことも含めてのタウンミーティングとすべきではないかと思うのですが・・・

それにしても、新基本計画を策定するのに、2年ちょっともかかるのかなぁ。これが行政のフルスロットルなんだとしたら、そのほうが問題のような気がします。
市長の任期が終わっちゃいますよ。
Posted by 地場企業のおやじ at 2009年11月04日 09:09
普通の市民です。66歳男性。
母87歳軽い認知症を自宅介護中。
少子高齢化の真っ只中。それでも身の回りは平和。たまには友人とカラオケ居酒屋。
たまには行政の方向性チェックして、他のお客と意見交換。次回選挙に備えて草の根活動。たまには区役所に出かけ「市長への手紙」10部位頂き地域の若手に配布。
コツコツ地道に協力。
Posted by 稲毛区:草間 at 2009年11月04日 10:13
市長さん、どうもです。辛口ほの太です。
市長も忙しい中、休日を削って、タウンミーティングの試みは良いと思いますよ。
辛口ほの太としては、この試み、一歩前進でしょう。

この催しが行政と市民がいっしょに街づくりを考え、取り組んでいく一歩になると思いますが、テーマの視点がぼやけていると思うのです。
街って、あらゆる街がこの世に存在しているのだと思うのです。
例えば、商店街だって街でしょ?町内会も小さな単位で、街ですよ。工業団地だって、工業街、すなわち街です。
そういった街が集まって、一つの集合体(市)になるのだと思います。
憂いごとですが、この催しであらゆる立場での意見が出てきて、収拾がつかなくなると思うのですが。

テーマを絞って、例えばこのブログの議論にもありましたが、住民票の発行機の是非についても良いと思います。

まあ、とにかくタウンミーティングに参加しようと思っております。
Posted by ほの太 at 2009年11月04日 10:47
多くのご意見ありがとうございます。
市役所と市民の関係について言葉足らずで申し訳ありませんでしたが、税金で運営されている市の責務を軽視するつもりはありません。ただ、今までのように「こういう要望があるから市役所の方よろしくね」では済まされない時代だということを多くの市民に認識してもらわない限り、地域主権はいつまでたっても進まないと考えています。

千葉市も日本もあまりに右肩上がりが順調に行き過ぎてしまったがために、未だに「何とかなるだろう」「お金が無いと言うけどその辺を工夫するのが行政でしょ?」という意識が抜け切れていないと思います。
意見要望を言うからにはそれが実現可能か検証する意識は必要ですし、場合によっては自分が汗をかくくらいの気持ちが無ければ現実的な未来図を描くことはできません。

なお、基本計画が平成24年度スタートでは遅いというご意見がありました。確かに行政のスピードは遅いなあと思うのは当然ですが、平成23年度の予算編成が平成22年10月頃から本格的に始めることを考えると、市民の意見を十分に吸い上げるにはこのスケジュールでいくしかないと考えています。
なお、平成22年度で実施計画である第二次5カ年計画は終了となりますが、この計画は既に大幅な見直しが必要となっていることから、見直し後の計画と私のマニフェストへの取り組みをもって平成23年度は取り組んでいく予定です。
Posted by 熊谷俊人 at 2009年11月04日 11:41
花見川区に住む住民です。
新たな取り組みであるタウンミーティングに、期待します。
財政難である事から、”お金を使う事をいかに絞るか”がポイントになると期待します。
私は、この際ですから”住民サービスの向上”という事を一切切り捨てて、”住民サービスは不要”という事も視野に入れてご検討いただきたくお願いします。
先ずは、借金返済が優先第一です。
自分の子達に借金返済をさせたくないのです。
Posted by 花見川区の住民 at 2009年11月09日 12:26
金田由希も自分のブログで
熊谷市長とのタウンミーティングに
行きましょうと書いてるよ。
完全にコンビ組んでる。
市長も再選されないかも、印象悪。

※誹謗中傷の可能性があるので名前をマスクしようか悩んだのですが、この程度の内容では誹謗中傷にすらならないと判断しました(熊谷)
Posted by コメント at 2009年11月09日 16:36
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