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2009年11月12日

定例記者会見:子どもと座談会、寡婦控除、モノ社長公募

今日の定例記者会見の内容です。

1.市長と中学生・高校生の座談会の開催
基本計画策定に向けて今月末から各区でタウンミーティングを行いますが、未来を担う子どもたちの意見も取り入れたいと考えています。そこで、12月20日(日)に市内在住の中学生高校生との座談会を開催することにしました。詳細は11月15日の市政だよりをご覧下さい。
「将来の夢と10年後の千葉市について」というテーマで、将来に希望が持てる千葉市の姿を語り合いたいと思います。ご興味のある方は是非ご応募下さい。

2.寡婦控除のみなし適用
「寡婦(夫)控除」って皆さん、ご存知ですか?死別・離婚してから結婚していない人が子どもを育てている場合に一定の所得控除が受けられる制度です。一人親支援・シングルマザー支援の制度ですが、問題は未婚の一人親は控除の対象にならないということです。
一人で子どもを育てることの是非はともかく、少なくとも一人親支援制度の中で未婚の親だけが対象となっていないのは問題です。国の制度見直しを今後求めていきますが、市としてできることをしようということで、対象の方が保育所や子どもルームを利用される場合、寡婦控除が受けられたとみなして料金を適用したいと思います。この件は就任直後に当事者のお母さんから切実な声を頂いたことから検討を重ねてきました。議会の了承が得られれば来年度4月から実施し、収入への影響は合計で300万弱になる見込みです。

●婚外子をどうする?
上記とは少し違う話ですが、結婚していない人の子ども、いわゆる婚外子をどう考えるか、これも将来的に考えていかなければなりません。
子ども全体に占める婚外子の割合は日本が2.0%に対し、スウェーデンは55.4%、フランス48.4%、イギリス42.9%、アメリカ36.8%、ドイツ29.2%と圧倒的な差があります。これが全て一人親の子どもというわけではなく、事実婚のような形で育てられているケースが多いようです。これは諸外国では子育て支援制度において結婚の有無が関係ないことによります。
「子どもは結婚した夫婦によって育てられることが望ましい」、という伝統的な考え方が私も含めて日本人にはあるわけですが、出生率を上げるためには婚外子を巡る問題は避けて通れません。家庭のあり方という大きな問題であると同時に、人口の増減は国の全ての施策の根幹に関わる問題です。国民的な議論の上でどの道を選ぶのか、もう日本に残された時間はあまりありません。

3.モノレール社長公募
マニフェストに基づき、社長の公募を新年早々、6月就任という方向でモノレール社と協議を進めています。詳細はまだ明らかにする段階ではありませんが、詰まり次第公表していきます。
posted by 熊谷俊人 at 23:50| Comment(17) | TrackBack(0) | 千葉市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
寡婦控除みなし摘要の対象となる方はどれくらいいるのでしょうか?

毎日.jpによれば「現在保育園に通うシングルマザーの子80人のうち約30人。子どもルームは児童52人のうち約10人と想定している。」とのこと。もしこれが本当であれば千葉市全体でわずか40人しか対象とならないということです。

限られた千葉市の財源の中で選択と集中を考えながら市政を行っていらっしゃるのだと思いますが、もし本当に対象がわずかこれだけしかいない施策を採り上げるのだとすれば、他にもっとたくさんの方が困っている重要なことがあるのではないでしょうか。

あえてこの問題を採り上げることに、少し違和感を感じてしまいます。
Posted by 稲毛区園生町民 at 2009年11月13日 13:30
はじめまして。
大変若い市長さんに驚きました!!
それでも真意に受けとめ、現実社会とこれからの日本社会にしっかりと目を向けてくれていることに大変なお力、嬉しく思います。
当事者だからと言うことではなく、
少しでも・・・。
元気のなくなる国を元気の取り戻せる国の中へと子供達を送れるようにと、私自身も考え、がんばります。
何かとお忙しいでしょうけど、健康に気をつけ踏ん張れるようにがんばってください。
Posted by startup at 2009年11月13日 19:05
"婚外子"、子供には何の選択も無く、親の都合だけで片親となる。また、死別ならいざ知らず、両親の都合だけで離婚した人の子供、本当に可哀相ですね。
最近の人々は、家族についてどのように考えて(感じて)いるのでしょうか?結婚するのに、相手をどこまで見ているのでしょうか?相手の育った環境とかまで見ているのでしょうか?酒を飲んだら人が変わるのが分からなかったのでしょうか?"自分の遺伝子を持った子孫を託すのに適しているか"を見極めているのか疑問を感じます。

遊びでand/or不倫で妊娠した婚外子を、唯単に「出生率を上げるため・・・・」の表現は問題となってしまいます。それとは逆に、"事実婚"なのに婚外子として届けたり、偽装離婚して母子手当てを受けたりするインチキが生じる危険も潜んでいます。

爪に火を点してやっと手に入れたウサギ小屋を持っているために数万円の年金で生活している人と、若い時に給料はパッパと使い切り、十数万円の生活保護を受ける人を見た時に、生活保護者の金額を減らして、年金者に回してやりたいと思うのは私だけでしょうか? 

福祉は必要なことだと思いますが、"Yes or No"ではなく、もっと段階が有るべきでしょう。
Posted by 緑区の小父さん at 2009年11月13日 21:00
0〜3歳くらいの子供の可愛らしさは、真に天使のようです。それが後々悲劇に見舞われる。親の性です。婚外子、不倫、勝手な離婚。子育ての環境はデリケートです。親が気付かない処で、子供たちは悩み傷付いているのです。大切に育てて下さい。大切に育てているお母さんにはご支援を!
Posted by 稲毛区:草間 at 2009年11月14日 17:55
私も2歳の孫がいる身ですので、子供の可愛らしさは真に天使のようなのは分かります。 その中で、「もし孫の両親に何かあったら・・・・」と、常に思っていますし、不幸にしてその時には「孫が可哀相なので私たちで・・・」と思っています。そして、そのことを、子供達(孫の両親)が結婚する時に言い聞かせました。
「過剰な福祉は人々をスポイル(怠惰に)することもある」ことを考えるべきでしょう。
Posted by 緑区の小父さん at 2009年11月14日 19:59
緑区の小父さんに賛成です。
過剰な福祉は怠惰をうむだけです。過去の怠惰からくる生活保護などもっての他です。もう少し自己責任ということを考え、将来の自分に責任を持たなくてはいけないような福祉制度であって欲しいです。今の福祉制度は将来のことを何も考えなくても優雅な生活ができてしまうように感じます。

また過剰な福祉は、貧困ビジネスの元にもなりますし、個人レベルでも偽装離婚の温床にもなります。


Posted by 美浜区在住 at 2009年11月15日 02:20
本当に子供のためにお金が使われるかどうかわからない控除という形よりも、例えば保育や教育の無償化というような確実に子供のために税金が使われる形のほうが良いと思うのですが。
Posted by 主婦 at 2009年11月15日 15:44
皆さま、ご意見ありがとうございます。
誤解があるので説明しますが、これは市で寡婦控除を行うものではありません。それは国が対応すべきものです。市では寡婦控除を受けたとみなして、みなし控除後の所得水準でもって保育料と子どもルーム料を算定するということです。保育料や子どもルーム料は所得によって段階的に料金が異なりますので、みなし控除適用後の所得によっては1ランク低い料金になるケースがあります。これが千葉市なりの支援ということです。保育所や子どもルームに預けていない限り、千葉市から一銭もお金が出るわけではありません。

また、対象人数の多寡をもって施策が適当かどうか判断するのは間違っています。それでは人数が多い層にお金を配ることが一番良い政策になります。
そうではなく、支援の手が不十分であり、かつそれが未来への投資となるものに対して施策を展開すべきではないでしょうか。もしくは制度上不公平を生じている場合、それを是正する措置を取るべきです。
生活保護を受けていないシングルマザーに対して支援を行う寡婦控除制度そのものを無くしてしまえという議論もあるでしょうが、離婚と死別は控除が受けられて未婚だけは含まれないのは不自然ではないでしょうか。
Posted by 熊谷俊人 at 2009年11月15日 17:43
市長は「千葉市から一銭もお金が出るわけではありません。」とおっしゃいますが、本当ですか?

徴収する料金が減り、施設の運営費が減った場合は、誰が負担するのでしょう。

減った運営費でやりくりするのですか?
シングルマザー以外の利用者の方ですか?
千葉市が補助するのではないですか?

対象の人数が多い少ないを殊更に強調するつもりはなかったのですが、財政も厳しく、課題が山積し、施策を取捨選択せざるをえない状態で、あえて優先順位をつけていくのであれば、当然、対象になる人数が多いか少ないか、についても着目せざるを得ないでしょう。

「シングルマザーの方たちよりも、もっとたくさんの人が困っていて、優先させるべき問題があるのではないだろうか?」と思い、11月13日のコメントを書くに至りました。
Posted by 稲毛区園生町民 at 2009年11月17日 13:30
私は山形県に住むシングルマザーです。妊娠中に婚約者が亡くなり、未婚での出産になりました。寡婦控除の問題についてはずっと悔しい思いをしてきました。市役所にかけあってみても興味本位でいろいろ聞かれ、なんの支援もしてくれませんでした。千葉市さんの決断は素晴らしいと思います。反対されている皆さんはもし、私の立場ならどうしますか?最愛の人が急に死んでしまいお腹に子供がいることがわかったら産まないという決断ができますか?私はできませんでした。いろいろな事情をもつ人がいること、わかってほしいと思います。
Posted by あき at 2009年11月17日 13:35
もし私が女性だったとし、婚約者が突然亡くなってしまったとしたら・・・。
以前から妊娠が分かっていたなら、何故すぐに籍を入れなかったのだろうと自分の考え方を反省し、婚約者が亡くなった後に妊娠している事が判明したのなら、自分の体調管理を反省するかと思います。
そして出産後は親兄弟、友人知人、お役所等々に様々な支援をお願いし、助けて頂く事になるとは思いますが、おそらく寡婦控除というものには考えが及ばないだろうと思います。
Posted by 稲毛区のりたま at 2009年11月17日 14:47
 あまりにも優遇しすぎると、未婚で妊娠した方が籍を入れると損をすると考え、じゃあ籍を入れるのをやめようかと考える方も出てくるのではないでしょうか。
 それ故に私は逆に、本人には全く責任のない死別母子の方と、それ以外の母子の方を同じ土俵に上げることのほうが、不公平かと思います。なんで真面目にやっている私のほうが多くのお金を払わないといけないのかと考える人も出てくるように感じます。

 そもそも同じ収入(所得ではなく)がありながら、母子家庭とそれ以外の家庭で保育料に差があるほうが不公平だと思いますが。母子家庭であるために収入を得にくいという事情は理解できます(そのための児童扶養手当!?)が、同じ収入であった場合に、保育料以外に支出が多くなるという事由は理解できません。
Posted by 若葉 at 2009年11月17日 23:43
寂しいですね。
母子家庭を嫉妬しているようにしか見えません。
それほどまでに貧困率が高い日本を憂いてしまいます。
市長 子育てと教育につながることは何でもやってください。
Posted by 後期高齢 at 2009年11月18日 13:37
"若葉さん"の意見のように、死別母子の方と離婚・未婚母子の方と分けるのが良いかも知れませんね。
私は孫のいるので、考えが古いのかも知れませんが、"最愛の人"ならば、困るようなことはすべきではないでしょう。そのような形で未婚の子供を出産することは、無責任だと思います。それでは、出生率向上のために、遊びで、不倫での出産を勧めているとも、取られてしまいます。対応は"稲毛区のりたま"さんと同じです。
幼稚園児ではないでしょうから、手を繋いだだけでは子供は出来ません。大人なら大人の対応が必要です。そして、大人のルールを守れない人に過剰な補助はどうかと思います。
Posted by 緑区の小父さん at 2009年11月18日 21:28
以前コメントしたものです。入籍はする予定で届出も記入しており、彼が亡くなったあの日、出しに行くつもりでした。嘘みたいですが本当に私に起こったことです。寡婦控除について少し誤解があるようですね。未婚で出産しても適用になる場合があるんです。それは過去に離婚歴があること。おかしいと思いませんか?生活状況も変わらないし、戸籍上も独身なのに適用になる場合とならない場合があるんです。私はそれに納得がいきません。
Posted by あき at 2009年11月21日 13:14
あきさんのコメント、胸が痛くなりました。最愛の人の子供を身篭り、そして入籍・・その当日に彼が亡くなられてしまったなんて・・。まさかのことに、幸せの絶頂から絶望の淵へ・・どれだけ、眠れない夜を過ごされたことでしょう。。泣いても泣いても涙が枯れない思いだったろうと思うと、胸が痛くなります・・。大きな悲しみの中、出産までよく頑張られましたね。お子さんが、あきさんに力をくれていたのでしょうね。子供はかけがえのない存在ですものね。

今では結婚の理由になっている『出来ちゃった結婚』(言葉が軽くてごめんなさいね)。しかし、入籍しようとしている時に相手の方が亡くなられ、未婚で出産することになると、どうしてもっと早く入籍しなかったのか、体調管理をしなかったのかと、心無い意見になってしまうのか。寂しい限りです。

過去に離婚暦があると、その後は未婚で出産しても、『寡婦』として扱われるということなのですね。そういう不公平もあると。。
生活保護についてもいろいろと意見があろうと思いますが、様々な事情な方がいらっしゃいますので、とてもデリケートな問題ですよね。

『過剰な福祉は人々をスポイル(怠惰)にする。』そうならない子供達を育てていきたいものです。
2人親や1人親(未婚・離婚・死別)関係なく、全ての子供達が将来の日本、ここでこうして意見している私たち大人の老後を支えてくれるのですものね。
乳児の遺棄、虐待など、耳を塞ぎたくなるようなニュースが多いですが、子供達にどんな未来が残せてあげられるのだろうか・・と不安になるときがあります。

私も後期高齢さんのおっしゃるように、子育てと教育につながることは何でもやっていただきたいです。
市長、応援しています。
Posted by 一児の母 at 2009年11月25日 14:52
市長 ありがとうございます。 これからも頑張って下さい。市長のような方が増え、未婚ママやシングルママへの差別偏見がなくなり、命を大切に思っている人たちの気持ちが報われる事を願っています。























Posted by 未婚ママを応援したい at 2011年01月27日 00:08
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