今日で6区全てでタウンミーティングを行いました。初めての試みでしたが、それなりの人数が集まり、また様々な意見に触れることができ、大いに参考になりました。
「10年後、20年後の街づくり」がテーマでしたが、区によっては殆どが陳情要望だったりと、やはりなかなか長期的な話には進まない面もありました。ただ、私はもっと住民要望が多くなると予想していたので、そういう意味では予想よりは意義があったと思います。
今後は市民ワークショップなどを行うほか、出前市長やランチミーティングなどの公聴手段の拡大、将来的には各区で区役所主体のタウンミーティングも実施していく予定です。
●タウンミーティングでの意見が市民の総意とは限らない
もちろん、これは市民の「一部」の意見を聞いたに過ぎません。
わざわざ市の施設まで出向いて意見を言うわけですから、市政に関心が強い、もしくは言いたいことがある「特別な方の意見」と割り引く必要があります。(ネットアンケートが無作為抽出より偏りがちな点と同じですね)
これを市民の総意と捉えず、今後は若い方であったり、市政にそれほど関心が無い方の意見を集める方法を工夫しなければなりません。
●一番の目的は街づくりの機運作り
今回、私がタウンミーティングを行った最大の目的は「市民が街づくりを考えるきっかけを作る」ということです。
市長から市の現状を正しく伝え、将来の見通しも話した上で意見交換をする機会を作ることで、街に関心がある方々を盛り上げ、周りの人を巻き込んだ街づくりの議論が千葉市で広がることを期待しています。
各地で街づくり協議会などが立ち上がっていますが、まさにこうした組織が地域にどんどん誕生して初めて市民自治の街に変わることができます。今回の市民を巻き込んでの基本計画の策定は中身もさることながら、このプロセスに意義があります。
●市民参加とは市民自治。自ら治める覚悟も必要
市民参加というとよく「市民の意見を何でも聞くと市政がおかしくなる」と言われます。ある意味その指摘は当たっています。市民の要望を聞いて行政が全て実施すれば、それは市民参加ではなく単なる市民サービスに過ぎません。
私が言う"市民参加"というのは決して市民サービスのような甘い言葉ではなく、「街づくりは本来市民が決めて市民が実行するもの」という考えに立つもので、市民が主体的に決めたものは市民に汗もかいて頂くことが大前提です。
右肩上がりの時代は行政にお願いでも良かったと思いますが、これからの時代は街づくりのうち"支えあい"の部分は高コストの行政ではなく市民が支えなければ成立しません。
「税金を払っているんだからそれくらいやって当然」という考えを持っている方には「コストの高い行政にやらせればその分あなたの税金がムダになりますが良いんですか?」ということをよく話しています。
街を、そして人を支えるコストを誰がどのように負担すれば社会全体として最適となるのか、その役割分担を考える時代です。
【コメントの扱いについて】
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・個人的な陳情や要望には対応しません。担当や市長への手紙などをご利用下さい
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2009年12月06日
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千葉市インターネットモニター
Excerpt: 2007年(H19)9月にスタートした千葉市インターネットモニターの登録者数が2,000人を超えたそうだ。 これは千葉市が市民の要望や意見を広く収集し...
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だまってついてきてくれればまだしも、結論が出そうになってから文句を言うこともありますし。民主主義のコストというには高すぎるのでは。
例えば、1,000円の税金を払ったら1,500円分のサービスを受けねば、というような感じでしょうか。
もちろん、税の所得再配分機能を否定するものではありませんが、あまりに元取り意識が強いとそれは「お上頼み」とさして変わらないのではないでしょうか。