【コメントの扱いについて】
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2009年12月15日

政治倫理条例の内容が固まりました

マニフェストでもお約束していた政治倫理条例について、ようやく内容が固まりましたので今日からパブリックコメント手続きにて市民の皆さまの意見を募集いたします。

政治倫理条例に関するパブリックコメント手続き

条例の目的は、市長がその権限や地位による影響力を不正に行使して、自己や特定の者の利益を図ることのないよう必要な措置を定めることにより、政治倫理の確立を期し、公正で民主的な市政の発展に寄与することを目的とします。

主な内容としては、

・資産公開の対象を従来の市長本人から、配偶者・扶養親族も含める
・従来対象外だった普通預金を含めるなど基準を厳格化
・資産公開の内容などに疑義がある時や市長が政治倫理基準に違反する疑いがあるときは、市民は政治倫理審査会による調査を請求することができる
・市長が職務関連犯罪により逮捕、起訴又は有罪判決宣告後もなお、その職にとどまろうとするときは、市民に対する説明会を開催する
・市長が実質的に経営に携わっている法人や市長の配偶者・扶養親族が経営する法人は、市等との間の請負契約等を辞退するよう努める
・市長は、市長が実質的に経営に携わっている法人や一定の範囲の親族が経営する法人と市等との間における請負契約等がなされたときは、その内容を公表する

といった内容です。
政令市の中でも厳しい内容の政治倫理条例となりました。
パブリックコメントは来年1月15日まで実施予定で、その後第1回定例会に提案する予定です。
posted by 熊谷俊人 at 15:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 市役所改革、行政刷新 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
市長が実質的な支配権のある親族等の会社との市との契約は、なくすように努めるのではなくて、完全に止める、なくすと定めた方がいいのでは。今までの首長の犯罪行為を振り返ると、個人の倫理に任せる事が出来ません。自由な経済活動と言われる人もいると思いますが、それは自由のはき違えです。
Posted by 朝日ヶ丘・下之薗 at 2009年12月16日 08:05
"朝日ヶ丘・下之薗"さん、同感です。なので、ここで意見を述べるのではなく「千葉市HP」から「パブリックコメント手続き」に入って、総務課の以下の電子メールアドレスに、正式に意見を出しましょう。
somu.GEG@city.chiba.lg.jp

私は、条例を作ったら罰則も設けるべきだと提案する予定です。
Posted by 緑区の小父さん at 2009年12月16日 17:36
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