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2010年10月14日

市内農業者との対話会を実施

この日は朝から市内農業者との対話会
新規就農者、認定農業者、農業法人に農業委員を交えて意見交換をしました。こうした機会は今までで初めてのことです。

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主な意見としては、

・農政センターに農業機械があり、貸し出しをしているが老朽化してきている。今後も今までどおり使えるように配備して欲しい
・農家の中には使っていない時以外は遊んでいる機械がある。貸し借りのルールや基準を市で定めるなど農家同士での有効活用を促進する働きかけを市で実施してはどうか
・戸別所得保障は生産調整が必要で飼料米を作る必要があるが、販売先がない。消費地を拡大する方策もセットで必要だ
・市内には飼料を使用する畜産農家もある。市として飼料米の流通を市内で促進させて欲しい
・農地の利用権設定によって農家が土地を貸しやすくなった。今後も継続して
・酪農を市内で営んでいるが、自前で乳製品の加工をしようとしても保健所の規制が厳しく実現できない。これでは我々はただ業者に生乳を売るだけでモチベーションも上がらない。
・農政センターのような施設面だけでなく農家に対する予算の割合を増やして欲しい
・農業施策を策定する際には農業を分かっている人たちに意見を聞いてから策定して欲しい
・千葉市の新規就農研修制度は新しく農業を始める人たちにとっては非常に良い制度。農地の確保もあるのがいい。
・この制度の周知がもっと必要。就職難の高校や養護施設の子どもたちなどにも説明して回ったらどうか。
・県の農業大学校に応募しても枠の関係で入れない人もいる。この制度をそうした人たちにもっと周知してはどうか
・県の就農相談会には200人も希望者が来る。県との連携をもっと深めて県内で就農を希望する人たちを千葉市に取り込んでいくべき
・価格安定制度をもっと使いやすいように
・千葉市独自で高価格のブランド品種を作るべき
・イメージ向上政策が必要。千葉市は素晴らしい街。農業や漁業など食と住の魅力をアピールするイベントを作れないか
・野呂在来という千葉発祥のそばを栽培している。千葉市のオリジナルになるので活用して欲しい
・国、県、市で様々な支援策があるがなかなか分からない。適切なアドバイスと周知を
・業種毎の会合などに他市の農政部署の人は来るのに千葉市の担当者は来ていない。もっとこうした場に顔を出して欲しい
・市民農園法という良い法律がある。もっと活用を
・カラスなどの鳥獣被害について対策を強化して欲しい
・農家はどうしても内向きになる。海外研修や婚活イベントなど、外に目を向ける機会を作って欲しい
・直売所など、住宅地と農家をつなげる仕組みを増やして、所得向上を図って欲しい

などがありました。
限られた予算の中で最も現場に即した効果的な施策を実施するため、今回頂いた意見を参考にしていきたいと思います。今後もこうした現場の声を取り入れる取り組みを継続していきます。
posted by 熊谷俊人 at 23:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 千葉市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
農政に関しては市長もウイークポイントが?
担当部署の職員さんの選任から見直さないと、話が合いそうもない。市長一人が音頭をとっても農政の組織として機能しない。
Posted by 稲毛区:草間 at 2010年10月15日 14:56
初めての対話会という事でこの記事を早く読みたかったです。写真からは皆さんが真摯に市長のお話しを聞いている様子が伺えます。そして今回は参加者ご自身の不便や要求を市長へ直接伝えられたという事が重要であったと思われます。
「鳥獣被害対策強化」など厳しい自然環境の変化と向かい合う分野ですし、また、「業種毎の会合などに他市の農政部署の人は来るのに千葉市の担当者は来ていない。もっとこうした場に顔を出して欲しい。」という意見も気になりました。
相互の信頼関係構築の為にも顔を合わせて話す機会がある事は好ましく感じます。
Posted by じゅん at 2010年10月16日 00:24
 意見には個人差があります。以前に聞いた話ですが、学校を卒業して新規に就農する人の数より、農協に就職する人の数が圧倒的に多いとのことです。農家にお金を貸し、農薬・肥料や農機具を販売し、金利や手数料で稼ぐいわば脇役の方に就職する人の方が多いのは異常なことなのに、誰もおかしいと言わない!とのこと(言われれば確かに変ですよね)。理由の1つは、農協が(長く政権与党だった)自民党の選挙での集票組織になっていて、既得権益を守りたい農協と、選挙で票が欲しい自民党が結託し、権益を守りたい農水省が加わって改革を先送りし続けたから?と言う論を聞いたときも、納得してしまいました。(念の為付け加えますが、農協の存在を否定している訳ではありません)

 現在、就農者の60%以上は、65歳以上の高齢者とのことです。また、埼玉県と同じ広さの耕作放棄地が存在するとのことです。食料自給率が40%です(この数字は、カロリーベースで計算という注釈がつきます。あまり知られていないようですが、先進国で採用しているのは、日本と韓国だけ。他国が採用する数字だと、実は60%程あるとの話です。予断ですが、(千葉市で起こった)冷凍食品の農薬混入事件のおかげで、国産野菜が見直され消費が増えているようですが、なにせ野菜は低カロリーな為、いくら消費が増えても自給率の向上にはほとんど寄与しないとのこと。こんなある意味インチキな数字はやめよう!との意見もあります)。

 今、医師不足・医療崩壊と騒がれていますが、5年後10年後、そう遅くはない時期に、今度は日本の農業が崩壊だ!と大騒ぎするのではと心配です。

 しつこいですが、意見には個人差があります。
 
Posted by 花見川区に住む者 at 2010年10月16日 08:39
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