【コメントの扱いについて】
・個人名を挙げての批判・誹謗中傷はご遠慮下さい
・個人的な陳情や要望には対応しません。担当や市長への手紙などをご利用下さい

2011年02月14日

平成23年度千葉市予算案の概要

新年度予算案を発表しましたので概要について説明を何回かに分けて行います。
予算案はこれから15日から開会する議会において審議・採決されますので、是非議会の議論にもご注目下さい。

<予算規模>
・一般会計 3,582億円(前年度比2.2%増)
・特別会計 3,684億3,700万円(前年度比0.5%減)
・合計 7,266億3,700万円(前年度比0.8%増)

●新年度予算は引き続き財政再建路線を堅持
予算規模は過去最大となっていますが、これは子ども手当の増額(前年度比53億円増の230億円)、生活保護費の増(前年度比42.6億円増の281億円)、平成22年度は大幅な収支不足のため当初予算に一部計上できなかった退職手当を平成23年度は当初予算に計上できたことによる影響(前年度比22.5憶円増の79億円)、同じく平成22年度当初予算に一部計上できなかった国民健康保険事業会計への繰出金を平成23年度は当初予算に計上できたことによる影響(前年度比17億円増の62億円)によるもので、実質的には脱・財政危機宣言に基づき前年度に引き続いての緊縮予算となっています。

●市債残高は一般会計で77億円、全会計で128億円減ります
市債発行額は前年度比74.7憶円減の370億円で、市債残高は当初予算ベースでは一般会計で前年度比77億円減の7,314億円、全会計では128億円減の1兆798億円となります。市債残高については財政健全化プランに基づき、今後も着実に減少させていきます。
なお、千葉市土地開発公社を平成22年度末で解散させるため、第3セクター等改革推進債を100億円以上発行する関係で市債残高は平成22年度は平成21年度に比べると増えています。一時的に市債残高が増加することになったとしても土地開発公社の早期解散によって中長期的に何十億円もの負担軽減となるため断行しました。

●将来負担比率は改善するも実質公債費比率とともに依然危険水域
財政再建路線を進めていますので、将来負担比率も低減していきますが、依然300%を超え、政令市や中核市の中でも最下位である状況は変わりません。政令市最下位を返上するには少なくとも10年以上の年月が必要でしょう。
実質公債費比率は過去の積極財政時代に発行した市債を返済するピークが始まっていますので今後も数値は上昇し、早期健全化基準の25%に近付いていきます(もちろん政令市最下位です)。過去を消すことはできない以上、上昇傾向を止めることはできませんが、私たちは財政再建を進めることで上昇カーブを何とか抑制しようと頑張っています。今のところ取り組みは順調に進んでおり、財政健全化プランよりも良い方向で推移しています。

●光が見えてきた"午前6時の予算"
依然として政令市最悪レベルの財政状況ではありますが、市債残高の減少も含め、財政再建路線を順調に歩むことができています。平成22年度予算は過去最大の300億円以上の収支不足に直面し、真っ暗の中で何とか組み上げた予算でしたが、新年度予算は脱・財政危機宣言に基づく様々な対策が功を奏しつつあり、幾分光が見える中での予算編成となりました。
まだ陽が完全に射しているわけではありませんが、もう少し頑張れば…という意味では午前6時頃の予算と言えるのではないでしょうか。舵取りを誤らずに財政再建路線を堅持しながら明日に向かっていく必要があります。

なお、詳細は千葉市ホームページに掲載しています。予算編成方針・予算編成過程も含め、ここまで掲載・公開している市はあまり無いと思いますので、是非ご覧ください。

平成23年度 当初予算(案)について

posted by 熊谷俊人 at 12:05| Comment(5) | TrackBack(0) | 財政・予算 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
がんばってください!
日本中の若手議員が勇気をもらっています!
お互い今年は育児もがんばりましょう。
Posted by 君津市議 すなが和良 at 2011年02月14日 20:47
縁あって3年前に千葉市に越して来た時よりも、確実に前向きな変化を遂げつつあることをとても嬉しく思います。
まだまだ先は長い訳ですが、共に歩んでいきましょう。
Posted by 市民3年生 at 2011年02月14日 23:03
おつかれさまです。明日からも緊張感の続く日々応援しています。
まず、市債残高減ありがとうございます。
それから前年度に続き緊縮予算の中生活保護費42.6億円増については社会的不安等を感じながらも、やはり土地開発公社早期解散の決断は高く評価されるべき点と思っています。
最後に将来負担比率が政令市最下位である事実や政令市最下位を返上するだけで少なくとも10年以上の年月が必要という事態をかなり深刻に受け止めたいです。
Posted by じゅん at 2011年02月14日 23:46
じゅん様>
同感です。其の為にも熊谷さんには健康一番に、2期、3期と挑戦して頂きたいのですが如何でしょうか。
Posted by 稲毛区:草間 at 2011年02月15日 07:48
千葉市の施設への自動販売機設置者募集のなかで
様式がそれぞれ違いますが同じ様式にできないのでしょうか?
Posted by mana at 2011年02月26日 08:55
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック