地震はいつ何時来るか分かりません。
私も阪神大震災被災者ですが、被災してみていかに普段備えをしていなかったかを反省しました。
防災課長とは「防災訓練はもっと実践的なものにしよう」と普段から話しており、昨年は抜き打ちの召集訓練や防災訓練で地域を巻き込んだ試行を行いました。今年は訓練シナリオや原稿を精緻に作らず、ある程度現場の判断で正しい行動や指示が取れるのか検証するなどの試みを検討しています。
訓練を実施する側はどうしても滞りなく終了するための準備をしてしまいますが、そうではなく、訓練で問題点が多々発生し、訓練後その問題点を一つひとつ改善していく方が訓練の意味があるのではないかと考えます。
ある流通大手の方に伺ったところ、「うちは避難訓練で、あらかじめ定められた避難経路のドアを内側からこっそり施錠したりして、想定外の事態が発生した際に適切な対応を臨機応変に取れるかも見ている」と教えて頂いたことがあります。常にこうした実践的な訓練を重ねることが意識向上にもつながります。
NZ地震の援助隊の方々には、十分に二次災害に巻き込まれないよう、配慮をお願いします。
防災訓練もそうですが、私の住んでいる地域では毎年1回、救助訓練・蘇生訓練やAEDの使用方法の説明会等を行なっています。
市長も言われておりますとおり、災害はいつ起こるかわかりません。
災害が起こらないことが一番良いのですが、起こってしまった場合に、地域の人達で助けあえる自治体にしたいですね。
そうなるためにはどうすれば・・・・・う〜ん
一人でも多くの生還者の存在を信じ、身内の安否を待つ方々の苦悩は耐えがたいばかりで
す。
尊い人命の為に海外で持ちうる救助技術を駆使する3名の皆さんの無事を願っております。