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2011年02月27日

国道357号の千葉西警察入口交差点〜市役所前までの円滑化工事

現在市役所前で長期間工事をしていますが、これは国道357号線の地下立体化工事を行っているためです。

国道357号線は特定重要港湾である千葉港と需要地を相互に結ぶ道路ですが、千葉西警察入口交差点〜市役所前交差点において朝夕を中心に著しい渋滞が発生し、事故も多発しています。
そのため、国土交通省関東地方整備局とともに5年以上前から登戸交差点〜市役所前交差点付近の約1.0kmを地下化し、2つの道路が交差しているこの付近の渋滞を緩和する工事に着手しています。完成時期は平成26年頃を目指していますが、本来はもう少し早く完成する予定でした。工事着手後、地下に旧海岸の護岸が埋まっていることが分かり、護岸の撤去工事も必要になったことから工事が長期化しています。

この工事が完成すれば、この付近の渋滞は大幅に緩和され、千葉の大動脈である国道357号における物流促進が期待できます。
さらに、今年3月から国道357号の更なる交通円滑化のため登戸交差点付近から千葉西警察入口交差点までの4.6km(4交差点)を現在の2車線から3車線に、さらに左折レーンの設置・右折レーンの延伸などの交差点改良を行うこととしました。こちらも平成26年頃の完成を目指しています。

この区間には広い幅の中央分離帯があると思いますが、これは以前このエリアに高架による大規模道路を建設する構想があったために確保されていたものです。今でもその構想自体は無くなっていないわけですが、今の社会経済情勢を考えれば将来にわたって実現性は低いと言わざるを得ません。
であるならば、この中央分離帯を活用して即効性のある交通円滑化対策を行おうと建設局と話をし、国土交通省とも協議を重ねた結果、今回の工事となりました。既に確保されているエリアを活用するためコストも少なく、期間も短く済みます。

これら工事が全て完成すれば、新港横戸町線とあわせ千葉市の交通網が相当円滑化されることになり、港湾貨物の迅速・円滑・効率的な輸送を支援することができ、輸送コストの削減なども図られ、千葉市はもとより千葉県の経済にも大きく寄与します。
また、この工事により痛んだ舗装を低騒音舗装に直すため、騒音や振動の軽減も図れ、周辺地域の生活環境の改善も期待できます。新港横戸町線本線部の開通によって短縮された救急車の搬送時間もさらに短縮することになります。

なお、2車線から3車線にすると同時に路肩を2.5m以上確保して自転車の通行スペースとします。
大動脈での自転車走行空間というのはあまり例がありませんが、千葉市の相当距離を一気に走ることができるルートが誕生することになります。

「いつまで工事をやっているんだ」というお声も頂くことがありますが、千葉市にとって重要な工事ですので是非ご理解を頂ければ幸いです。

⇒国土交通省 千葉国道事務所 国道357号交差点改良等の工事情報
 http://www.ktr.mlit.go.jp/chiba/pdf/10122101.pdf

posted by 熊谷俊人 at 19:15| Comment(13) | TrackBack(1) | 都市・経済施策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わかりやすい説明をありがとうございます。まだ先の話とはいえ期待が膨らみますね。
このような市民生活に大きく影響してくる情報を千葉市のホームページに常時掲載して頂ければ便利です。時間が経過するとブログの記事は埋もれてしまって、この情報にアクセスすることが難しくなってしまいます。
"周辺地域の生活環境"という言葉が出ていますので、最近気になっていることを一点。
羽田に向かうジェット機のルートと重なる日は朝から晩までジェット音が周辺に鳴り響いていることはご存知でしょうか。
ジェット音対策にも本腰を入れて取り組んで頂きたいと思います。
Posted by 西千葉人 at 2011年02月27日 20:01
よく現場を通りますが、工事が長引いている理由が初めて分かりました。仰る通り、道路整備の効果には、近所に住む者として期待しています。
このような理由があるのであれば、現場に表示するなどすれば、市民の理解も進むのではないでしょうか。説明不足の気がします。
Posted by yokuya at 2011年02月27日 21:33
中央分離帯の活用は、さすがと思いました。
細かいことまで気がつきますね。国のプランが何時実現するのかと、きつい突っ込みです。旧護岸の埋物は言われてみないと解りませんでした。ゼネコンにも悩みがあったのですね!工事の安全を祈ります。
Posted by 稲毛区:草間 at 2011年02月28日 19:26
自転車走行空間とは具体的にどのようなものを設置するのか教えてもらえますか?
日本各地でいろんな手法の自転車道や自転車レーンが設置されているので、千葉市ではどのようなものか知りたいです。
Posted by yuzuru at 2011年03月01日 23:43
総事業費740億円、事業に着手してからかけられていた時間も甚大ですね。
救急車の搬送時間短縮、物流機能向上につきましては大きな効果が得られていると感じます。
振動、騒音による市民生活への影響が低く抑えられた事、幸いですが、引続き将来の抜本対策をお願い致します。
Posted by じゅん at 2011年03月02日 00:52
先程は大変失礼致しました。
さて地下立体化工事の完成予想図を見るとさすがにいつまで工事をやっているのかと思わなくても、事故の多発については気になります。
工事の長期化は止むを得ない事で、ハンドルを握る一人一人の心がけによって事故を減らすしかないのですが、路肩2.5m以上の自転車走行空間というのは新しく、色々な楽しみにつながりそうですね。
重要な情報ありがとうございます!
Posted by じゅん at 2011年03月02日 00:58
>なお、2車線から3車線にすると同時に路肩を2.5m以上確保して自転車の通行スペースとします。

路肩は自転車の通行が可能ですが、本来通行の目的として設けられるものではありません。路肩の幅が2.5m以上というのも有り得ない話です。自転車は本来車道を通行するものですが、専用に設けられた通行レーンがあれば、そこを通行することになります。これは路肩とは異なるものです。路肩について何か誤解されてるのではないでしょうか?
Posted by たなか at 2011年03月02日 21:29
ご意見ありがとうございます。
説明については今後も様々な場を活用して理解を得るように努めていきます。
飛行機の騒音問題は当然把握しています。そのために騒音測定器も独自に購入しています。現在、騒音被害を訴えている地域などで測定を重ね、必要に応じて国に申し入れなどを行っていく予定です。

自転車の通行スペースの件ですが、千葉市では自転車レーンを計画的に整備しており、ブルーの塗装になっています。
私たちは本来ここを自転車レーンとして整備する予定でした。ただ、警察もここまでの幹線道路で自転車レーンを整備する事例が無いことから、自転車レーンとしての許可が得られませんでした。
しかし、今後自転車の活用が増えてくれば自転車レーンとして認められることもありえるため、当座は自転車走行空間として確保し、可能性を残すこととしたものです。そういう意味での「路肩」なのです。
Posted by 熊谷俊人 at 2011年03月02日 22:01
大変便利になりそうですね。唯、市役所前は海抜何mなのでしょう?老婆心ながら、ここの本線が地下化されて、先日のような集中豪雨に見舞われると、大動脈が悲惨な現場となってしまう懸念があります。昨年の事故では、揚水ポンプが間に合わなかった事例も御座います。
また、千葉西警察入口交差点〜市役所前交差点の区間は良くなるのですが、その前後の改善が必要ではないでしょうか?特に、寒川町付近の京葉線高架下前後〜塩田町蘇我陸橋の改良がされないと渋滞ネックが移動しただけとなってしまいそうです。
プロの方々が考えられたので、考慮されているとは思いますが、年寄りの老婆心として懸念を表明いたします。
Posted by 緑区の小父さん at 2011年03月03日 16:01
飛行機の騒音は、市が力を入れている「まちづくり」にも大きく関係してきます。
騒音の解消を是非実現して頂きたいと思います。
Posted by 西千葉人 at 2011年03月03日 22:35
真砂大橋西側道路延伸計画と交差点整備について
昭和57年に締結されたとされる確認書と覚書の履行を求めて要望書が市長宛に提出されていると聞きました。
住民には要望書を提出した人達からの説明はされておりません。数名の自治会組織の役職をもっている人たちの独断です。
住民の多くは開通を望んでいます。
住民の本当の声を聞いていく場の提供を考えてください。
Posted by 新宮芳隆 at 2013年05月21日 17:16
真砂大橋大橋西側道路の延伸工事について
私もこの沿線に住んでいます。
上記コメントを見かけましたので調査した所、覚書は東関東道開通の条件として当時の沿線自治会と市で締結したものだそうです。
東関東道が出来るのとその抜け道を防ぐ為の交差点の封鎖とどの様に関係するのでしょうか。
まったく意味不明で、そのような協定が結ばれていたことを私は知りませんでした。知らされていませんでした。
且つ締結以降見直しの話し合いさえ持たれた様子もありません。
現在の交通量も少なく真砂5丁目の住民は周り道を余儀なくされ、本来の環境に配慮する目的から逆に燃料消費増加になっているのが現状です。

工事もほとんど完成し幕張若葉地区の分譲も入札が始まったと聞きます。
街の活性化のためにも道路封鎖など考えられないことであり、もし反対している方がいるのなら周辺関係住民すべてが参加出来るような説明会など開催すべきではないでしょうか。
Posted by マサゴッチ at 2014年12月23日 07:08
ご意見に対し回答が遅くなり申し訳ありません。
経緯については承知しておりましたが、地元の方々複数よりお声を頂きましたので、市として以前取り交わした覚書について住民の現在のご意見を伺う方向で検討したいと思います。
Posted by 熊谷俊人 at 2015年01月28日 16:08
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工事区間の現状
Excerpt: 交通円滑化対象区間の現状は片側2車線ですが、 中央分離帯が広いため、2段階右折が必要な交差点があり 渋滞だけではなく交通事故も多い区間でもあります。 また、この広い中央分離帯が設けられている理由..
Weblog: 湾岸千葉地区交通円滑化工事レポート
Tracked: 2011-05-12 11:37