イオンの持つ資源・ネットワークを活用し、千葉市のより一層の活性化と市民サービス向上を行います。市町村単位でのイオンとの提携は銚子市に次いで2例目、政令指定都市としては初になります。

イオンリテール村井社長と
●地元に本社がある大企業とようやく提携
これは千葉市にとって非常に大きな意味を持ちます。
イオンの本社が千葉市にありながら、今まで千葉市はイオンと密接な連携をしていませんでした(防災協定など個々の連携はありました)。市長になって以来「せっかくここまで大きな企業の本社があるんだから、もっとイオンと密接に関わろう」ということで、職員を1年間派遣するなど様々な取り組みを進めてきました。
また、幕張新都心に今まで以上に市として関与する戦略を進める中でも幕張に立地しているイオンの存在は大きく、特に企業庁の豊砂拡大地区に対してイオンが大規模な開発を提案して選ばれるなど、今まで以上にイオンは千葉市の街づくりにおいて大きな役割を占めることが期待されています。
●提携話の発端は国際経済交流
そんな中、千葉市が進めている国際経済交流の中でもイオンとの関わりが出てきました。
昨年ヒューストン市に私が行って協定を結んだように、今千葉市では姉妹友好都市を文化交流だけでなく経済での連携も強めていこうという戦略を持っています。今年は友好都市の天津市・呉江市がそれぞれ提携25周年・15周年と節目の年であり、私も秋に2市を訪問して協定を締結する予定となっているなど、今年はこの2市との経済交流のスタートの年にするべく、経済部・国際交流課が準備を進めているところです。
その天津市にイオンは進出しており、今後天津市に千葉市の企業が進出するにあたって様々な連携ができないか、イオンと折衝する中でこの包括提携協定の話が出てきました。経済部を中心に進めてきた新たな取り組みがこのような果実を生み出し、私としても大変嬉しく思っています。
●企業立地支援など独自項目が
千葉市独自の提携項目として「企業立地支援に関すること」が盛り込まれており、市のインキュベーション施設を卒業した企業がイオンへの出店を希望する場合の各種情報提供、国外店舗における市が実施する姉妹都市等との経済交流の推進への協力などを今後展開していきます。また、「幕張新都心及びその他地域の活性化」も項目として存在します。
●ちば風太WAONカード誕生!
さて、ここからは市民の皆さまに直接関係することです。
この提携の中で地域WAONカード「ちば風太カード」が誕生することとなりました。WAONカードはご存知の方も多いと思いますが、イオングループが展開している電子マネーでイオン、ミニストップ、ファミリーマートやマクドナルドなどで使用することができます。地域WAONカードは包括協定に基づいて発行されるカードで利用金額の0.1%が千葉市に寄付されることになります。つまり、普段買い物をするだけで地元の街づくりに貢献することができるスキームです。利用額の多い銚子市では年間100万円以上が寄付されているそうです。
7月7日から発行されますので、是非多くの方々にご利用頂きたいと思っています。
カードの図面も非常に可愛らしく、イオンとしても「今回は特に自信があります」とのこと。目標は1年間で3万枚(千葉県のWAON発行枚数は約120万枚)です。

⇒千葉日報:千葉市とイオンが包括協定 防災や観光13項目 風太カードで環境整備も
⇒日経新聞:イオンと千葉市、市内企業の拠点新設で支援 中国進出など
⇒東京新聞:7月からWAONカード登場 千葉市と「イオン」包括提携




優良な企業の育成と協調はやがて千葉市のブランド力向上へ繋がるはずです。
今後の展開に期待します。
個人的には、目標枚数が高すぎるので、大丈夫かな?と思っていまいます。