上下水道料金の徴収一元化について協議。
2010年3月8日の日記「H22年度予算の内容6:歳入確保・経済活性化」でも少し紹介をしていますが、市長就任以来、力を入れている取り組みの一つがこの上下水道料金の徴収一元化です。
私が千葉に来て気になったのは、水道料金と下水道料金が別々に請求されるということです。私が住んでいる地域は千葉県水道局の給水エリアのため、ある月に県水道局から2ヶ月分の請求が来て、払ったかと思えば今度は千葉市から下水道料金の請求が来ます。
私は色々な市に住んだことがありますが、上水道と下水道が別々に請求されたのは初めてでした。市議になってから調べたところ、別々に請求している都道府県は殆ど存在せず、千葉県の県水道局が給水しているエリア特有の問題ということが分かりました。皆さんはご存じでしたか?
住民にとっても支払う手間や口座振替を申し込む先も2つに分かれ面倒ですし、行政側から見ても徴収システムも人員も別々に持っていますので二重にコストがかかっており非効率です。
また、上水道は止まると生活に大きな支障があるので徴収率は100%近いのですが、下水道は極端な話、滞納しても使用できますのでどうしても上水道ほどは徴収率が高くありません。上下水道を一括徴収することで上水道と同じ程度に徴収率が向上すれば千葉市だけでも毎年2億円近くの大幅な収入増となります(もちろん支払い困難者に対しては丁寧に相談に応じます)。
千葉県と同様に別々に徴収していた神奈川県において平成15年度に徴収一元化が実現し、大幅なコスト削減と収入増という結果が出ています。
千葉県でも千葉市・船橋市・市川市など千葉県水道局給水エリアにおいて徴収一元化を実現すれば県民の利便性向上と県・各市において毎年何億円ものコスト削減・増収を達成することができます。建設局長以下、職員が頑張って調整してくれていますので、11市の足並みを揃えながら県に対して今後も強く働きかけ、実現にこぎつけたいと思います。
なお、千葉市では先行して緑区・若葉区の一部で給水している市水道(給水人口約4.6万)と下水道の一括徴収に向けて作業を進めており、収納率向上で毎年500万円弱ほど増収となるほか、既に徴収事務の委託料が来年度から5000万円以上安くなることになっています。
本当は県水道局との徴収一元化とセットで行った方が良かったのですが、県水道局との徴収一元化はもう少し時間がかかるため先行することとしました。
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2011年08月25日
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私も県内に引っ越したばかりですが上下水道で支払いが異なる意味がわかりませんし、
千葉県水道局から口座振替依頼書が送られてこないので手続きを失念してしまいました。
徴収事務一元化の遅延理由が公になっていないのも非常に気になります。
千葉県水道局と市町村で二重投資だと思われますが、改善されないのは縄張り争いなのではないかと勘ぐってしまいます。
市役所の方はなかなか他市の行政サービスに触れる機会が無いので実感がわかないのでしょうが、千葉市の人口を増やすにはこれでは市民としても千葉市への転居をとてもではないですがオススメできません・・・・・
既に上下水道の徴収一元化については県水道局と関係自治体が具体的協議に入っており、システム設計の検討も進んでいます。システムが絡む話なので少し期間を要しますが、実現の目途は立ってきていますので、続報をお待ちいただければ幸いです。