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2011年08月25日

定例記者会見:震災の復旧状況、防災訓練など

この日は朝から政策協議、お昼は市民とのランチミーティング。今回は子育てグループの方々です。
このグループの方々は子どもルームの対象が小学校3年生までなので、それ以上の子どもたちを自分たちで声をかけ合って公的施設でランチルームを実施しています。
私も議員時代に何度か意見交換をしたことがあり、ランチミーティングも相当前に申し込んで頂いていましたが、なかなか抽選で当たらず今回に至りました。子育て、特に高学年の子育てにおける課題や、現在のランチルームの活動状況などについて意見交換をしたほか、区役所の自主事業を中心に地域が自らの課題を解決する活動を支援していく考えをご説明しました。

午後からは定例記者会見
もうすぐ震災から半年になりますので震災の復旧状況や8月28日に実施する防災訓練の内容について発表しました。記者会見の動画と資料はこちらをご覧ください

震災の復旧状況については記者会見の資料をご覧頂ければと思いますが、公共インフラ関係は順調に復旧していて基本的には年度内には完了します(下水道工事と競合するものは24年中ごろ)。
記者から「どうしてこんなにかかるんですか?」と質問されましたが、以前ブログでも紹介したように本復旧にあたっては国の災害査定を受けなければならず、これでまず一定の期間が必要になります。さらに生活道路を復旧させる際に、その道路に面している宅地が一部液状化で沈下していて高さが宅地毎にバラバラになっていることがあります。宅地に合わせて道路を復旧させると凸凹、波打つことになりますから、結局は元の高さに戻すしかないわけですが、そうした内容を関係する全ての住民に説明しながら工事を進めることになります。その説明に一定の時間がかかるわけです。
それでも千葉県の中では土木職員を一番抱える千葉市は最も早いスピードで復旧工事が進んでいます。

また、沈下した住宅を復旧させるために国や県の制度がありますが、実際に被害を受けたお宅の一部しか制度を活用していません。
いくら補助があったとしても自己負担が相当額になりますので復旧工事に踏み切れない方々がたくさんいらっしゃいます。ブログでも紹介しましたが、工事の方法などをアドバイスする相談会などを開催しながら息の長い支援をしていきます。

防災訓練ですが、今回初めてブラインド型の図上訓練を行います。
これは参加者に事前にシナリオを渡さずにその場で事態に適切に対処できるか、マニュアル通りのプロセス・対応を取ることができるか、などを確認するものです。今回の震災では折角様々なケースを想定していたにも関わらず機能しなかったケースがありました。普段から高い意識でシミュレーションをしておくことが求められます。
また、今回は住民主体の避難所開設訓練も行います。今までも地域の方々に参加して頂いていましたが、どうしても市側のシナリオに沿って行動して頂いているだけでした。ここも大きなポイントです。
実はこうした実践的な防災訓練は震災前に既に方針を固めていました。今回の震災を受けて改めて上記訓練の必要性を痛感します。

また、韓国で行われる日中韓3ヶ国地方政府交流会議に出席することも報告。
これは3ヶ国の輪番で地方自治体同士の交流を促進するために行われているもので、自治体国際化協会から事例発表の要請を頂きましたので、千葉市が進めている国際経済交流の取り組みや千葉市の観光PRなどを行ってきます。
交流会議では宮城県知事なども参加し、災害対策や復興に関するパネルディスカッションも行われる予定です。また、この機会に世界的にも進んでいる韓国の電子政府の取り組みも合わせて視察して来る予定です。私自身のスケジュールに余裕が無く、8月28日~31日の日程に何とか詰め込んだので非常に忙しいスケジュールになっています。

韓国の制度は日本をベースにしているものが本当に多く、電子自治体の取り組みも参考になるものがたくさんあります。制度の母体であった日本がいつの間にか韓国に抜かれているというのは一抹の悔しさはありますが、先進事例を十分に把握して千葉市のレガシーシステム改革などに活かしていきたいと思います。

記者会見の質疑の中で民主党の代表選について聞かれました。
政策が見えない中でコメントすることも難しいのですが、野党と信頼関係を築ける人、税と社会保障の一体改革など日本の将来にとって避けては通れないことと正しく向き合える人が望ましいのではないかと申し上げました。解散の是非についても聞かれたので、解散してどの勢力が勝ってもねじれ国会は解消しない以上、ねじれ国会の下での与野党の意見集約のルールなどをしっかり合意しておかなければ同じことの繰り返しになるので、それがなされない中での解散は意味がないのではないかと申し上げました。
参議院の位置づけを変えない限り、この国はいつまで経っても首相がコロコロ変わる国になってしまいます。地方政治でも選挙の制度や時期が異なる議会が2つあって、両方の議会で承認されないと政策遂行ができなければ相当立ち往生するでしょう。首相の資質以前に制度的欠陥だと私は思います。

その後、トラック協会から車椅子の寄贈。
震災復旧のための寄附金も含めて感謝します。
posted by 熊谷俊人 at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。

私は中学1年と小学6年の娘がいます。
長女が1年生に入る時、区役所で子供ルームに申し込みました。
娘の学校には学校内に子供ルームは無く、学校から歩いて行きます。
当時船橋市は、ほぼ学校内にあると聞いていましたので、「学校内に出来るのはいつですか?」と聞きましたが、「そのように動いています」と役所の方は答えましたが、私は『きっと娘たちが居る間は出来ないだろう』と感じました。
働く母親にとって保育園と子供ルームはとても大切な存在です。
我が娘達は子供ルームに4年間通いましたが、先生方に本当にお世話になり、ひと回りも、ふた回りも大きくなりました。
私では教えられない事も沢山教えて頂きました。

働いている間も母親は常に子供の事が心配なのです。
安心して働ける為にもどうか早く『学校内設置』をお願いしたいです。

あと今は どうかわかりませんが、三年生までという決まりを撤回して頂きたいです。
『四年生からは一人で留守番大丈夫』というのは何故でしょうか?
Posted by なつみかんの母 at 2011年08月27日 07:27
ご意見ありがとうございます。
子どもルームが学校から離れている場合の学校内子どもルームの設置の必要性は認識しています。今まではなかなか学校側の対応から設置が進んできませんでしたが、一昨年に教育委員会と子どもルーム所管が覚書を交わして以前よりは設置しやすくなっています。
4年生以上については正直申し上げると厳しいと思います。私たちはまず3年生までで入れない子どもを無くすべく新設や拡充に予算を振り分けています。今後は4年生以上の居場所作りを平行して進めていきますが、それには地域や保護者自身がある程度責任をもって関与するような、そういう取り組みが必要になってくるでしょう。
Posted by 熊谷俊人 at 2011年09月02日 06:13
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