【コメントの扱いについて】
・個人名を挙げての批判・誹謗中傷はご遠慮下さい
・個人的な陳情や要望には対応しません。担当や市長への手紙などをご利用下さい

2011年10月26日

呉江市3日目:汾湖経済開発区の視察

3日目は早朝にホテルを出て、呉江市日本事務所の呉さんと小一時間ほど散歩。
1000年以上前に開削された運河沿いを歩きましたが、至るところでマンションなどが建設されており、まさに中国の急激な発展というものを感じます。

111026wujiang1.jpg

散歩しながら中国の電子行政関係について聞いてみたのですが、経済重視の観点から企業に対する支援や手続きの簡略化といった発想はあるのですが、住民に対する行政サービスという点では韓国や日本とはだいぶ意識が違うようで、電子申請などはあまり進んでいないようです。
ただ、他の先進国と同様に中国でも国民番号は以前から付与されており、省などの居住地域の番号+固有番号+性別などを示す番号の組み合わせとなっているようです。出生時に付与され、18歳の成人式にカードが渡され、指紋登録もするとのこと。各種手続きに使用し、便利だそうで、私が日本ではまだ導入されていないことを言うと、10年近く日本に居住している呉さんでしたが「本当に!?」とビックリしていました。
ちなみにタバコや酒を買う際、中国では未成年への販売規制が厳密に守られているわけではないので、このカードを提示することはあまり無いようです。

あと、人口増加が著しく、かつ大学進学率が7割という状況であることを聞いたので「大学などが足りないのでは?」と聞くと、「大学はむしろ設立され過ぎて余っており、経営が成り立たないところも出てきている」とのことで、何だか日本と同じような話ですね。

この日は汾湖経済開発区の視察。
ここは呉江市の東側に位置し、上海と隣接していることから、その立地条件(上海の虹橋空港から50Kmの近距離で車で30分)を活かした開発計画が進められています。
途中、湖に面したエリアを歩いたのですが、呉江市は本当に水に溢れた都市であることを実感します。呉江市は中国有数の湖である太湖に面しているほか、市域の1/3が湖や川となっていて、ウォーターフロントを活用することで快適な都市空間作りを進めています(国からも環境面で優れた都市として表彰されているとのこと)。

その後、バスで上海虹橋空港に移動して国内線で天津空港へ。
国内線はよく遅延すると添乗員から説明されていましたが、やはり1時間以上遅延しました。最初に言ってもらっているとあまり不満に思わなくなるのは不思議ですね。

呉江市の視察はこれで終了です。
経済交流に関する合意書調印に至るまでの調整、今回の訪問団の受け入れ、視察のセッティング等、呉江市関係者のご配慮に深く感謝します。

呉江市はまだ市としての歴史は浅いですが、地の利を活かし、周辺市の活力を自市に取り込むことで大きく発展しようとしています。再度訪問する時が楽しみです。
また、ついこの間まで田舎だったため、田舎特有の人懐っこさというか人情を感じられる都市でもありました。特に千葉市との友誼を非常に大切にしてくれていて、まさに友好都市に相応しい交流ができていると感じます。提携15周年に至るまでこの交流を温めて頂いた千葉市・呉江市関係者の方々にも深く感謝します。
posted by 熊谷俊人 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 都市・経済施策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック