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2011年10月29日

子どもたちのランチミーティング、図書館の未来

この日はこどもの職場体験&ランチミーティング
これはこどもの参画推進事業の一環として、こどもたちが市役所等を職場探検し、自分達の住むまちの仕組みを知り、考え、話し合う機会を作るというものです。
今年は国際交流協会、新浜リサイクルセンター、中央図書館の3つで子どもたちは事前学習や見学を行い、お昼は幹部職員とランチミーティングをしました。私は中央図書館のグループに参加。

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子どもたちからは図書館について様々な意見を聞くことができました。その後は中央図書館長たちと意見交換。
その話し合いの中から私自身が将来の図書館について考えたことは

・図書館とは本の貸し借りをすることが本来の目的ではない
・その人が求めている知識に出会えるマッチングの場が目的であり、本は現時点で最も有効な手段であるに過ぎない
・本というリアルの存在から図書館サービスの改良を考える限り、従来の延長線レベルの革新しかなしえない
・電子書籍の流れが欧米では急速に進んでいるが、上記を考えると自然なこと
・電子化によりタイトルや属性だけではなく、内容も含めた検索等が容易となり、よりマッチングに適していることは事実
・自分自身も本にノスタルジーを感じる世代だが、将来的には電子化の方向性は避けられない
・従来世代に配慮はしながらも、新たな技術により、本来の図書館の目的をより高次元で果たすことができるのであれば積極的に新技術の活用を行うべき
・ICTの活用は何も本の内容を電子化するだけではない。図書館司書のノウハウをICTを活用することで見える化することも可能
・図書館司書は図書の専門家として膨大な書籍の知識を持ち、レファレンスに対して的確に対応している
・レファレンスは図書館が誇るサービスの一つであり、従来でも本の貸し借りに留まらない価値を提供している
・しかし、レファレンスは図書館司書に直接コンタクトを取った人だけが受けられるサービスであり、より多くの人に提供する手法があれば更に良い
・ある人のレファレンス内容(例えば「東日本大震災を事前に予測して警鐘を鳴らしていた本はあるのか」など)は他者でも関心を持つものも多くあり、レファレンス内容とそれに対する司書の提示した本をデータ化するだけでも大きな価値を持つのではないか
・他にも図書館司書があるテーマに沿って投票を行い、推薦本ランキングを作ったり、書評を掲載するなども大いに価値がある
・amazonの魅力の一つは一般人が書いた膨大なレビューにある。図書館司書によるレビューには大いに価値がある
・本屋さんのランキングもあるが、これは基本的には新刊に限定されており、過去発刊された本も含めて、あるテーマに沿ったランキング、という切り口はあまりないのではないか
・こうした取り組みをする際に大事なことはいかに多くのデータを集めるか。そのためには千葉市だけではなく、首都圏の公的図書館ネットワークによる合同の取り組みをするなど、図書館が持つノウハウを見える化することによる新たな価値の提供を検討してはどうか

といった内容です。
実は今度の九都県市首脳会議で他自治体から図書館の共同研究の提案があるようなので、私からもこうしたことについて提議してみたいと思います。

終了後、生涯学習センターで行われた科学フェスタのグランドフィナーレに出席。
今回本当に多くの関係者に支えられ、このフェスタを開催することができました。改めて関係各位に感謝します。

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小川議長にも出張翌日にも関わらずご出席頂きました
posted by 熊谷俊人 at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。

中国 出張されていたんですね。
お疲れ様でございます。

子供たちとランチミーティング、とっても良いと思います。
我が家の娘たちも中1・小6と年々考えが変化していきます。
市長が直接未来を担う子供たちとの触れ合いはこれからも積極的にしていただきたいと思います。
Posted by なつみかんの母 at 2011年10月30日 21:40
市長のご提案は高度な数理統計能力が求められると思いました。企業派遣で職員の方にCRM、DWH等触れていただく機会があると良いのかな、それとも外注かな、…と考えてしまいました。喫茶室で高齢者の方対象の読み聞かせ企画、図書館図書室スタンプラリー(ウォーキング)も楽しそうです^^


Posted by 市民 at 2011年10月31日 21:21
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