その後、現場視察と意見交換。これは3月に予定していたのですが、東日本大震災などによって予定が確保できず流れていたものでした。
まず北谷津清掃工場。
ここは昭和52年に竣工した清掃工場で今稼動している3つの清掃工場では一番古いものになります。老朽化も進んでおり、将来的に建て替えが必要ですが、その建て替え費用を不要とするために焼却ごみ1/3削減を進めている背景があります。
他の施設が長期責任型委託で運用の多くを民間に委託しているのに対し、この清掃工場は直営の部分がある程度残っており、職員の技術伝承という意味で一定の役割を果たしています。
清掃工場の状況と課題について説明を受けた後、職員の方々とランチミーティング、そして視察。
入庁した時から北谷津清掃工場に携わっているという方や入庁した時に北谷津清掃工場に配属になり、また戻ってきた方など、一人ひとりの北谷津清掃工場に対する思い入れを伺いました。資格取得を市として応援して欲しいという意見の他、「ごみの中身が変わった。紙おむつの普及や介護施設の増に伴って臭いを伴うごみが多くなってきている」という話や、旭市から受け入れたごみの中にうまく燃焼できないものがあり、一時炉が止まった話など、現場の様々な感覚を知ることができ、大変有意義でした。