「大震災を受け、より実践的な訓練を」という狙いから九都県市合同防災訓練としては初めてブラインド型の図上訓練を行いました。なお、千葉市としては昨年9月の防災訓練でブラインド型の訓練を導入しています。
震災後18時間が経過した想定で、液状化・帰宅困難者(駅前対流者)・他自治体への救援物資などへの対応について対策本部員(局長クラス)で協議。
救援物資の拠出・輸送や避難者対応などについて市としての方向性を確認できたことは意義があったと思います。今後もこのような図上訓練を事務局レベルも含めて繰り返し実施し、想定外に対して迅速に対応できるよう取り組んでいきます。

なお、この会議では各区役所に設置する区災害対策本部が電話会議で参加しました。
ある区が電話機との相性の関係で少し音声が乱れたほかは概ね順調で、市幹部も電話会議システムの有用性・利便性について実感したようでした。
私の居た会社では少なくとも10年以上前(たぶんもっと前)から電話会議システムを活用して各支店・事業者との会議を行っています。市長に就任し、千葉市が電話会議システムを活用していないことに驚き、導入の必要性について訴えてきました。
例えば本庁職員と各区役所の担当者が会議をする際に全員が市役所に集まることは業務としても非効率ですし、燃料や交通費もかかり、コスト増となります。協議・議論がメインではなく、連絡・調整がメインの会議は基本的に電話会議を活用すべきです。
以前から導入の必要性を訴えていましたが、職員の中にはピンとこない人も多く、やはりこういう技術系の話は実際に体験することが一番だと改めて感じました。
あと、電話会議システムの話をすると必ずテレビ会議に話が行くのですが、通信会社出身の人間として「テレビ会議は殆ど意味がない」ということを申し上げておきます。災害等で現地の映像を見ながら会議をするのであればまだしも、単に出席者の顔を映したところで音声会議から何も進歩していません。
「顔を見ないと腹を割って話せない」という考えからだと思いますが、ここでいう「顔を見ないと」というのは単に映像としての顔を指しているのではなく、実際に会って、存在を意識し、人間的関係の上で議論をするということですから、テレビ会議をしても全く意味がありません。カメラ機器を用意・セッティングしたり、映像情報を流すために太い通信回線が必要となるなど、百害あって一利なしです。
私の居た会社でも電話会議だけではなく、実際に会って会議をしたり、意見交換することも重要視しています。電話会議⇒テレビ会議⇒実際に会って会議、ではなく、電話会議(テレビ会議)⇒実際に会って会議、という順番ということです。



