平川富士についてはこのブログでも何度か紹介していますが、以前叶逞t福祉建設公社の旧産業廃棄物中間処分場で、適正に処理することなく約54,000立方メートルもの産業廃棄物が堆積し、このままでは崩落の危険性や有毒ガスの発生等、周辺環境への影響が懸念されることから代執行手続きを行うこととなりました。
⇒2009年7月27日の日記:産業廃棄物の山、通称「平川富士」を視察

代執行宣言
法人の責任者は事故により平成20年に死去しており、その息子が現在の代表であるものの、法人は休眠状態で資力もない状況です。
平成13年に処分場としての許可を出し、わずか半年後には処理基準違反が確認され市産業廃棄物指導課の立ち入り検査を受けました。地元等から通報があった時点で即座に動いていれば、ここまでの量になる前に止められたかもしれません。産廃行政に対する教訓ともなった象徴的事案はそれから10年以上経ち、財団法人産業廃棄物処理事業振興財団から支援を受けて代執行手続きによる解決となりました。
私が市長に就任してすぐに現地を見に行き、その後、財団の活用に向けた検討を開始、財団から自主撤去を可能な限り進めるべきとの要請を受け、1年かけて排出事業者に自主撤去を粘り強く求め、ようやく財団の活用が可能となり、今日に至ります。
総事業費は当初は5億7,750万円。約10,000立方キロメートルの自主撤去が実現し、4億8,325万円まで減額となりました。そのうち3/4相当が産業廃棄物処理事業振興財団から交付される予定であり、残りの1億2,082万円を市が負担し、今後叶逞t福祉建設公社および排出事業者の責任を追及し、費用の低減を図ります。
現在、産業廃棄物指導においては現職警察官を廃棄物指導課に配置し、警察のノウハウも活用しながら、事案に即座に対応することができる体制を構築しています。
今後こうした事が二度と発生しないよう、制度・体制のさらなる整備に努めていきます。

⇒読売新聞:産廃「平川富士」、行政代執行で強制撤去
⇒毎日新聞:千葉・緑区の産廃放置:市が初の行政代執行 撤去、10月までに /千葉
⇒産経新聞:産廃の山“平川富士”行政代執行で撤去へ 千葉市



