私からは、
・「脱・財政危機宣言」を出して3回目の予算編成が終わった
・10年ぶりに市債管理基金や庁舎建て替え基金からの借り入れに依存しない予算編成ができた
・これは地方交付税の増という外的要因もあるが、今まで徹底して歳出削減・歳入確保に取り組んできた成果と言える。各部署の今までの取り組みに感謝したい
・ただし、禁じ手に頼る予算編成から脱却したというだけで、まだ財政再建は完了していない
・削減余地は少なくなってきていることから、各部署はより一層知恵を絞り行財政改革に取り組んでほしい
・特に事務改善はまだまだできる
・システム化などによる業務改善も進んでいるが、自分の仕事はシステム化になじまないと頭から思い込んでいる職員がまだまだ多い
・根本には行政の仕事は民間とは違うという思い込みがあるように思える
・確かに行政は民間と違うところは多いが、業務一つひとつの単位は民間もどこも基本的には同じ
・人と接する仕事であってもシステム化できる余地はたくさんある
・思い込みを排除し、どうしたら効率化できるのか、常に視野を広げて考える必要がある
・各部局長はそうした意識改革に是非取り組んでほしい
・千葉県は人口減少が始まった。千葉市でも15~64歳は既に減少し、税収という観点では既に下り坂に入ってきたという認識を持つ必要がある
・人口減少に備えることはもちろん、少しでも人口を減らさないため全ての部署が自分たちに何ができるのか考えてほしい
・福祉の分野であっても、良い福祉をしているということは住んで良かったという街であること。その魅力をデータなど客観的な指標をもとに対外的にPRして初めて効果が出る
・今年4月で政令市移行20周年。政令市に移行して何が良かったのか、市民に理解してもらえるよう情報発信に努めてほしい
・実施計画を1月31日の本部会議で原案決定し、今後議会の特別委員会で審査して頂き、パブリックコメント手続きに入る
・3年間何を実施するのか、新規拡充施策はもちろん、見直しする事業分野についても触れている
・円滑に始動できるよう準備をしてもらいたい
・来月11日で東日本大震災から1年が経過する
・今一度震災後の動きについて振り返り、即応できるよう見直しをして欲しい
・インフルエンザが流行している。健康管理に十分留意して欲しい
その後、岩成・若葉区長から報告があり、
・以前は多くの職員が自治会役員をしていたが最近は減っている
・若葉区役所でアンケートをしたところ、76%が自治会に加入しているが、82%が役員をやりたくないと回答している
・市内には自治会が約1,000あり、市内在住職員は5,000人。単純計算で1自治会に5人市職員がいることになる。また、OBも入れると8人
・自治を支えるためにも職員が市民目線を持つためにも市職員の自治会役員経験を増やしていくべき
私も新入職員へのメッセージなどでも自治会役員を経験することの大事さを伝えたことがありますが、市職員はキャリアのどこかで自治会役員を経験した方が良いと思います。
ボランティア休暇に自治会活動も可と変更していますので、一人でも多くの職員が自治会役員を経験できるようサポートしていきます。
その後、時間外勤務等縮減状況の報告、各区長から区政報告。