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2012年02月13日

子ども医療費助成の拡大について

千葉県の予算が発表されました。
その中で子ども医療費助成について今年12月から入院部分のみ中学校3年生まで引き上げるという内容でした。
私は非常に現実的な落とし所だと見ています。

森田知事は公約で入通院とも中学校3年生まで引き上げるとしており、既に平成22年12月から小学校3年生まで入通院の補助が開始されています。
しかし、そこから上の学年への通院費助成は莫大な公費が必要であり、震災により復旧・復興費用の負担が重くのしかかる県としては、より必要性の高い入院の補助を優先したようです。

私も同様の考えを持っており、市長選挙のマニフェストでは通院費の補助ではなく入院費の補助拡大を訴え、当選後初の予算編成である平成22年度予算において中学校3年生まで入院補助の拡大を盛り込み、平成22年10月診療分から実施しました。この部分については県が千葉市に追いついたと言えます。
逆に通院費については千葉市は財政状況も見極めながら、県から少し遅れて平成23年8月診療分から小学校3年生まで引き上げました。

確かに通院補助は保護者から喜ばれますし、補助できるのであれば誰もが補助したいと思っています。
しかし、千葉市に限っても小学校6年まで拡大すれば5億円前後、中学校3年生まで拡大すれば8億円前後の財源(条件等により変動します)が毎年必要になります。県全体ではこれより遥かに多い公費が必要です。財源の確保の見通しが無く補助を開始するわけにもいかない事情があります。

とは言いながら、今は人口減少・少子化の中で子育て世帯の獲得競争が自治体間で行われており、通院費補助という一般の方に分かりやすい優遇策は戦略として無視できないことも事実です。
千葉市も子育て世帯に重点的に予算配分を進めていますが、子育て施策全体の中での優先順位や将来の財政見通しを十分に考慮した上で判断をしていきたいと思います。
posted by 熊谷俊人 at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 子ども施策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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