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2012年02月21日

財政健全化プランの中間見直し

予算案と同時に発表した財政健全化プラン(中間見直し)案についてパブリックコメント手続きを実施していますので、千葉市の財政運営にご関心のある方はご覧の上、ご意見をお寄せください。

財政健全化プラン(中間見直し)案についてパブリックコメント手続き

財政健全化プランは平成21年10月の脱・財政危機宣言を受けて平成22年3月に策定し、平成22〜25年度までの4年間の中期財政運営を健全に進めるためのものです。
2年経過しましたので今回予定通り見直しを行うこととしました。

当初4年間で1,322億円の収支不足が発生すると見込まれており、あらゆる歳入確保・歳出削減に取り組んできました。
その結果、平成22・23・24年度については収支不足を解消することができ、概ねプラン通りに進めることができたものと考えています。

市債発行額に上限を定めましたが、予定通りの発行額となっています。
また、財政指標については実質公債費比率は早期健全化団体となる25.0%を超えないことを目標としていましたが、このまま推移すれば25.0%を確実に下回る状況となったので表記を変更しています。
将来負担比率については270%未満に改善することを目標としていましたが、平成23年度に目標達成する可能性もあるほど大幅に改善しているため、目標を230%未満まで改善する上方修正を行うこととしました。

各種徴収率については以下のとおりです。

<市税>平成25年度目標:94.5% 平成24年度予算:93.6%
市税については政令市最下位の徴収率を改善すべく、前市政時代から様々な対策をスタートし、私が就任した後も6区に分散していた市税事務所を2つの市税事務所に統合し、賦課徴収機能を強化するなどの取り組みを進めてきました。
その結果、平成20年度決算:92.0%に対して平成22年度決算では92.7%と上昇し、目標となる平成25年度:94.5%は極めて高い目標ではあるものの不可能ではない所まで来ています。そのため、市税については目標をそのままとしています。

<国民健康保険料>平成25年度目標:74.5% 平成24年度予算:71.5%
徴収率の中で予定通り進捗していないのが国民健康保険料です。
平成20年度決算では71.4%でしたが、その後平成22年度決算で68.8%と悪化し、今回平成25年度目標:74.5%を72.2%と下方修正せざるをえませんでした。国民健康保険の加入者は低所得者・高齢者が多く、所得に対しての保険料が高いため、どうしても支払いできない層が他の料金よりも多い点が厳しいところです。
私たちも市税事務所において高額滞納者に対して税とセットで徴収を行うなど、取り組みを進めています。さらに取り組みを強化するため、国保財政健全化に向けたアクションプランを策定し、新年度予算では徴収嘱託員を大幅に増加するほか、ジェネリック医薬品普及に向けた取り組みなどを実施します。

<保育料>平成25年度目標:94.8% 平成24年度予算:94.7%
保育料は平成20年度決算:92.6%に対して平成22年度決算:93.7%と着実に改善しており、目標を変更していません。口座振替の利用を促進するなど、確実な徴収に努めます。

<市営住宅使用料>平成25年度目標:84.0% 平成24年度予算:79.6%
平成20年度決算:76.8%に対して、平成22年度決算:78.3%と着実に改善していますが、当初目標の達成は見込めないため、83.0%に下方修正しました。
長期滞納者に対して明け渡し請求を行うなど法的措置を強化し、今後も確実な徴収に努めます。また、直接は関係ありませんが、今まで駐車場が無料であった市営住宅が多く存在し、受益者負担の原則が守られていなかったため、有料化について住民側とこの間粘り強く折衝し、順次有料化を進めています。

<下水道使用料>平成25年度目標:94.2% 平成24年度予算:94.7%
平成20年度決算93.9%に対して平成22年度決算:94.3%と着実に改善しており、既に目標を上回っています。そのため、目標を95.0%と上昇修正し、更なる徴収率の改善に努めます。新年度からは市営水道との一括徴収も始まります。

職員の頑張りと、議会・市民の理解により、健全化プランは概ね順調に進捗しています。改めて感謝をしたいと思います。

もちろん、全てが自力で達成できたわけではなく、地方交付税が増えたことも要因として存在します。
この地方交付税の伸びをどう考えるかですが、確かに民主党政権で総額そのものが増えたということもありますし、直近の国勢調査で千葉市の人口が想定より多いことが分かり、交付額が増えたこともあります。
ただし、高齢化の伸びであったり、生活保護の増などの社会保障経費の増があり、もともと交付税が増額になられなければ地方財政は成立せず、これを全て他力というのも少し違う気もします。

今後も更なる取り組みを進め、全会計の負債総額を早期に1兆円を切るところまで持っていきたいと思いますし、将来負担比率については政令市最下位脱出を目指します。
そして、一番困難な国民健康保険料の徴収率と収支改善を図り、連結赤字比率の解消を達成し、普通の財政レベルにまで何とか改善させていきます。
posted by 熊谷俊人 at 08:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 財政・予算 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
二月に入ってから保育所のお金の使い方に疑問を感じ、「市長への手紙」を書いたのですが、納得できる回答をもらえませんでした。保育所は保育料が各家庭によって違うからこそ、一人あたりにかかる費用はなるべく平等になってるべきだと思うのですが、年齢別に決算してなく、従って平等かどうかもわからず、ザル会計だと思います。
財政健全化もいいですが、保育所で平等にお金がつかわれているか、しっかり監督してほしいです。そういうところから節約する方法が見つかるのではないでしょうか。
Posted by 保育園児のママ at 2012年02月22日 00:12
保育所のお金について、市長への手紙を出したのに納得できる回答が返って来ないのでがっかりしています。
なぜ、345歳児は同じ保育料、同じクラス、同じ担任の先生なのに、一人当たりの費用が同額にならないのでしょうか。不公平だと感じています。
一人ひとりをなるべく平等に扱ってほしいです。今の会計方法では平等かどうか全くわからないです。ざる会計だと思います。
そういうところを一つ一つ点検するところからはじめてほしいです。
Posted by ママです at 2012年02月22日 01:57
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