
上田藍さんは稲毛インターナショナル(稲毛駅からマルエツの先にあるあそこです)出身の、まさに千葉市が誇るトップアスリートです。
なお、稲毛インターには他にも広州アジア大会金メダリストの細田雄一さんも所属しており、彼もロンドン五輪出場が期待されています。山根英紀さんという日本男子トライアスロン界の草分け的存在が指導者であることも大きいと思います。
上田藍さんには以前にもお会いしており、この小さな可愛らしい女性のどこから凄いパワーが出るのか、いつも不思議に思います。
トライアスロンというとハードなスポーツというイメージがありますが、彼女からすれば「私のような人でも始められるスポーツだということを多くの人に知ってほしい」とのことです。
北京五輪では17位でしたが、最近の大会では1位との差も詰まってきているようで、一つひとつの種目で体力配分も含めて工夫をすれば必ず届く、との力強い言葉がありました。
長年トライアスリートを支援しているホテルグリーンタワーの林社主(市トライアスロン協会会長)からも「水泳(スイム)でトップ集団に食らいついていければ、得意の自転車ロードレース(バイク)・長距離走(ラン)で逆転できる」との言葉もあり、今から本番が待ち遠しくなります。
また、前回の北京五輪と比べ、今回のロンドン五輪では昨年の段階から内定が決まったので、身体のピークを合わせやすいとのこと。
一度ピークを作るともう一度ピークに持ってくるのは大変なのか聞いてみたところ、一旦落としてもう一度ピークに持ってくるには最低でも2ヶ月はかかるそうです。そういう意味では今回は準備が万全で臨めるようですね。
皆さんも是非ご期待下さい。
そして、冒頭に紹介した細田雄一さんは4月7日に館山で行われるアジア選手権に出場し、ここで優勝すればロンドン五輪への出場が決まります。こちらも大注目です。