・低金利は今後も一定期間は続くことが予想される
・ただし、消費増税の方向性次第では国債の格付けは今後ありうる
・外国の格付け会社の格下げがすぐに影響を及ぼすものではないが、楽観的に考えることもできない
・現在は国内に十分な貯蓄があるが、団塊世代の大量退職が終わる頃から国内貯蓄はかなり目減りするのではないか
などなど。
脱・財政危機宣言を出した当時でも金利はかなり低い状況でしたが、現在はそれよりもさらに低い状況です。この特筆すべき低金利によって当初想定以上に利払いが少なくて済んでいるわけですが、一旦金利が上昇傾向に入れば利払いは増え、財政再建計画にも一定の影響を及ぼします。
日本の国内貯蓄が減少する将来を考えると、その時点までに財政健全化を進め、強い財務体質を作り上げておくことも重要です。
お昼からはグロービス知の創造勉強会で講演。
グロービスは「社会に創造と変革をもたらすビジネスリーダーの育成」を命題に経営大学院大学で、私の所属していたNTTコミュニケーションズでも研修先として有名でした。自治体における研修制度の充実という観点からも研究すべき機関ですし、地方行政からの社会変革という観点からも連携できる相手だと思います。
千葉に戻り、6月議会に提案する補正予算案について協議、夜はいくつかの会合に出席。