私たちは東日本大震災後、災害時における情報発信手段について強化してきています。
震災直後に広報Twitterを開設したほか、ドコモ・au・ソフトバンク利用者に対して災害情報を発信するエリアメールの導入、4月にはテレビ・ラジオ局から生活関連情報を発信する協定を結んだ旨を発表しました。
今回は防災行政無線で放送した情報をJCN千葉のデータ放送画面でも見ることができるようにするものです。
JCN千葉(株式会社ケーブルネットワーク千葉)は視聴世帯数が約26万と、千葉市の約6割の世帯をカバーしています。11チャンネルを押してコミュニティチャンネルが映れば視聴世帯です。
そのコミュニティチャンネルではデータ放送が常時表示されていますが、防災無線情報が発信されると速報として一定時間優先的にテキスト表示されます。なお、仮にデータ放送を非表示で視聴していても自動的にデータ放送画面が起動することとなっています。
防災行政無線はどうしても聞き取りにくい世帯が多く、「聞こえない」という苦情が多く発生します。
そのため、今年度予算では電話にて内容確認ができる事業を盛り込んでいますが、JCN千葉を視聴できる場合はそちらでも確認ができることになります。
災害情報の発信に決め手はありません。
様々な手段を多重的に活用して一人でも多くの市民に災害情報を届けたいと思います。
一方で、市民の皆さんもこうした情報発信手段を事前に把握し、いざという時に活用して頂く必要があります。
技師で、市外在住のため、市政についてほんの一端しか関わってません。
市長のツイッターは、千葉市のいろんな部分をかたよりなくちょこちょこ見せてもらえて、おもしろいです。
千葉市の魅力・取り組みについて市内外の多くの人たちに知って頂きたいと思って続けていますので、是非今後ともお気軽にご意見などお寄せ下さい。