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2012年06月26日

千葉市の出生率は1.30(平成23年)

平成23年の人口動態統計の速報値が出ましたので、ご紹介します。

千葉市の合計特殊出生率は1.30と、前年の1.31を下回りました。
なお、千葉県は1.31(前年は1.34)、全国は1.39(前年は1.39)です。

都市部は基本的に出生率が低い傾向にあります。千葉市は平成15年に1.19まで下がりましたが、その後上昇に転じ、平成22年は1.31まで上がりました。
全国的にほぼ同じ傾向ですが、これは団塊ジュニア世代が出産適齢期ギリギリになり、駆け込み的に出産が進んだことが要因とも言われています。

より詳細な情報としては、
・出生数は7,808人で前年より279人減
・死亡数は7,244人で前年より233人増
・乳児死亡率は2.7で前年と同率
・新生児死亡率は1.7で前年より0.2低下
・死産率は20.0で前年より3.2低下
・周産期死亡率は4.6で前年より0.3低下
・婚姻数は4,981件で前年より478件減(率は5.2で前年より0.6低下)
・離婚数は1,832件で前年より175件減(率は1.90で前年より0.22低下)
という状況です。

医療の発達により、確実に乳児死亡率などは減少していますが、問題はやはり出生数と婚姻数の減少です。
合計特殊出生率は15~49歳の女子の年齢別出生率を合計した値ですから、団塊ジュニアという、世代の層が比較的まだ厚かった時期が過ぎれば、仮に出生率が向上したとしても、母数そのものの減少により人口減少を食い止めることはできなくなります。

私は高齢者の方から「高齢者施策をもっと充実して」と言われた際に必ず申し上げていることがあります。
それは「老後を支える次の世代を増やすことが高齢者施策において最も重要です」ということです。いくら特別養護老人ホームなどを整備しても、そこで働く介護人材が不足すれば成り立ちませんし、高齢者福祉施策をいくら充実しても支える現役世代の税収が細れば財源が無くなります。
今までは放っておいても若い世代が増えていましたので実感がない方もいらっしゃるのですが、出生率の向上は全世代にとって最重要課題ですし、これから生まれてくる未来の人たちに私たちが責任を果たさなければならないことでもあります。

私たちも子育て支援施策のさらなる充実などを通して役割を果たしていきますし、国・県の行政、さらには国民・県民・市民がそれぞれの分野で役割を果たしていく必要があります。
posted by 熊谷俊人 at 09:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 子ども施策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ごもっともです!
Posted by 鳩時計 at 2012年06月26日 22:49
「老後を支える次の世代を増やすことが高齢者施策において最も重要です」こう言ってくれる市長を待っていました!!
Posted by 美浜っこ at 2012年06月29日 16:41
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