夕方からは千葉そごうの向かいに4月から開設している「こころと命の相談室」を視察。
千葉市では昨年の交通死亡事故が16件であるのに対し、自殺者数は181人と10倍以上です。千葉市は他市よりは自殺率は低い方ですが、仮に自殺者を1割救えれば交通事故で亡くなられる方以上を救うことができます。
交通事故防止については以前から警察・行政・地域が一体となって取り組んできており、毎年件数は減少してきています。一方で、自殺者数は高止まりしており、今まで以上に我が国は行政・国民挙げて自殺防止に向けて活動を強化していく必要があります。
心の悩みについては自殺に至る前に誰かに相談することが重要であり、千葉市としても以前から「こころの健康センター」(中央卸売市場近く)や各区保険福祉センターで心の悩み相談を受け付けていましたが、いずれも平日昼間のみで、その場所まで足を運ぶ必要もあったことから、もう少し気軽に相談できる場所を作る必要がありました。
そこで、日本産業カウンセラー協会と連携して、今年度から千葉駅近くで月曜日と金曜日の18:00-21:00で相談を受け付ける相談室を設置することになりました。月曜日は自殺者が最も多い曜日、金曜日は仕事終わりで相談に行きやすい、という傾向からです。
3ヶ月で既に38人が利用しており、協会の方からは
・こういう施設は初期は周知が行き届かず利用者が少ないので、今後さらに増えてくる
・3月の市政だよりをずっと持っていて、最近になって相談に来た方もいる
・協会で実施している相談は土日がメインで、この相談室とは補完関係にあり、大変良い
・就職活動に一歩を踏み出せない方が相談を通して面接に行き、就職につながったという報告も頂くなど、成果は出ている
とのことでした。
当初の目的どおり、30〜40代の男性が多く、今までケアできなかった方の相談窓口として機能しています。より多くの人に存在を認知して頂き、大事に至る前に相談に来て頂きたいと思います。
皆さまも周りで悩んでいらっしゃる方がいれば是非ご紹介下さい。
⇒千葉市の相談窓口一覧
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