庁内の決裁からようやくハンコが無くなりましたが、出張命令や旅費清算などは相変わらずハンコでした。これらについても再三改善を求め、出張命令は6月1日から、旅費清算は秋ごろに署名でも可となります。
署名よりも本人性確認のレベルが低く、手間のかかるハンコに拘る役所文化を徹底的に改めるところから全ての行政改革・事務改善が始まります。この点について役所はあまりに民間と意識がずれていて、本当にビックリします。
役所の人間はハンコの方が署名よりもレベルは高いと勘違いしているようですが、本人かどうかを後で鑑定できる署名と、誰が押したか分からないハンコでは比較になりません。レベルが高いというのは、わざわざ相手にハンコを持ってこさせるという意味で相手に負担をかけ、その分慎重な手続きとなる、というだけの話で、相手に負担をかける前提の極めて不合理な手続きです。役所の人間は市民や業者を役所に来させ、必要書類をたくさん用意させることに対して罪の意識が低いので、こうした理不尽な手続きが民間よりも温存されがちです。市民や業者の手続きで奪われる時間を少しでも減らす、という視点で事務改善を考えるべきです。
その後、郵便局から千葉都市モノレール新型車両導入記念フレーム切手の受領式。
郵便局は地域の特色を生かした切手を様々発行しており、以前にも動物公園の動物たちを題材にしたものなど、千葉市民にとって身近な切手を数多く作って頂いています。今回はモノレールの新型車両導入を記念した切手が発売されます。ご興味のある方は是非お買い求め頂き、市外の方への郵送物などに貼付頂ければ幸いです。
お昼は千葉県経済同友会の総会後の懇親会に出席、午後からは京葉銀行文化プラザで開催された千葉シニアアンサンブルの定期演奏会に出席。
千葉市外から多くのシニアアンサンブルが集まっていて平日にも関わらず会場は満員でした。シニアパワーを実感します。
また、この日は第33回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会に出場する市内の子どもたちの表敬訪問がありました。毎年、表敬訪問を受けており、激励させてもらっています。
囲碁は頭を使い、視野が広くなるものですから、保護者・学校の理解によって多くの子どもたちに触れて欲しいと思います。
私は市民に制度(生活保護制度)を理解してもらうことが、市民と行政双方にメリットがあるという視点で、事務改善及び業務改善に取り組んでいます。
市民が制度理解しなければ、いくら行政が経費削減を目指しても、市民は協力してくれません。
市民と行政が互いに情報を共有し、制度運営をしていくことが、事務改善及び業務改善につながると、私は考えています。