廃棄物適正化推進員とは自治会毎に市から委嘱をし、廃棄物(ごみ)・資源物の適正処理及び再利用の普及、啓発に努めて頂くほか、町内における清掃活動のリーダーシップを取って頂く方々です。分別やごみ削減にも大変重要な役割を担って頂いています。
今回は私から現在検討中の家庭ごみの手数料徴収制度の概要について説明をし、質疑を行いました。地域の現場において日々ごみの適正化などに取り組んで頂いている方々なので、かなり具体的なやり取りとなりました。不法投棄対策など、頂いた意見については今後の検討に反映していきます。
次に東京情報大学千葉ステーションキャンパスにて対話会。
以前ブログでも紹介しましたが若葉区にある東京情報大学がより利便性の高いところに発信・相談拠点を、とのことでそごう向かいに拠点を整備しました。今回はそのキャンパスの会議室を活用して対話会を実施。東京情報大学の学生も多く参加し、非常に濃い議論となりました。
さらに生涯学習センターにおいて指定都市移行20周年記念シンポジウムとして、夕張の鈴木市長、大津の越市長をお迎えしてパネルディスカッション。どちらも注目されている市長ということもあり、多くの方々にお越しを頂きました。なお、鈴木市長は全国最年少市長、越市長は全国最年少女性市長です。
ディスカッションでは各市の取り組み、地方制度上の課題、今後の市政に求められるものなど、様々なテーマで意見交換しましたが、参加者にとっては特に印象に残ったものは、
鈴木市長
・夕張は財政破たんし、議論の過程を飛ばして様々な事業や補助金を容赦なく切らざるをえなかった。本来であれば慎重に議論をして何を守るべきなのか、決めていかなければならない
・千葉市は既に様々な事業の見直しを行っているが、まだ議論できる余裕があるうちに見直しを進めなければならない。夕張になってからでは遅い
・これから全国的に人口が減り、右肩上がりの考え方は通用しなくなる。発想の転換が必要
越市長
・教育委員会は市とは別存在ということになっているが、教育委員会が犯したことによって損害賠償請求が来れば、市が賠償することになる。内容にタッチできず、責任だけは取るというのはありえない
・教育委員会制度は形骸化しており、より責任が明確となるよう抜本的に制度を見直すべきだ
といったところではないでしょうか。
ここでは書ききれないくらい、非常に有意義なディスカッションでした。
市ホームページで何らかの形で議論を掲載したいと思います。
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