県上水道との一括徴収に向けて現在協議が進んでいますが、先行して市水道局(若葉区・緑区一部がエリア)と下水道で4月から一括徴収を実施していますので、一括徴収による効果について所管に確認しました。
一括徴収前は市水道局給水エリアの下水道収納率(現年分)は99.1%でしたが、一括徴収後は大体99.9%前後で推移しており、上昇分を通年換算すると500万円弱の増収となり、当初の見込みとほぼ同じになります。
徴収一元化に伴って料金徴収業務も一本化しており、こちらはそれ以上にコスト削減効果が出ています。
上下水道一括徴収による効果が見込み通りだったということで、現在協議中の県水道局との一括徴収を早めに実現できるよう、今後も調整を進めていきたいと思います。
千葉市全体では下水道収納率(現年分)は98%ちょっとですから、これが県水道局の収納率99.8%となれば千葉市だけでも2億円の増収となります。千葉市を含めた11市となると試算では7億円近くになります。もちろん、これは増収効果だけであり、料金徴収業務の一本化によるコスト削減も合わせると毎年10億円以上が11市合計で生まれることになります。
利用者にとっても手続きが一度に済むため利便性向上にもつながります。
就任以来、取り組んでいる課題なので職員とともに県・関係市の理解も得ながら、一つひとつ前に進めたいと思います。
市長様は一括徴収により
・徴収率があがり増収
・徴収業務一本化で徴収コスト削減
・利便性向上
をあげれておられますが、徴収率が上がるということは不払い、滞納者が減って、真面目に払っている人との不公平感も減少し公平性が保たれるのではと、この政策に期待しております
最後に、12月1日の市政だよりは非常に見やすく、決算や都市計画道路の見直しについてや定員数など人事についてわかりやすく書いてあってよかったです