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2012年12月03日

都市計画の見直し

12月3日から「都市計画道路の見直し素案」に関する意見募集を行っています。

これはかなり大きな見直しになります。
人口減少時代を見据え、今までの拡大路線から身の丈にあった計画に舵を切ってきましたが、今回の見直しもその一環として大きな意味を持つものです。

千葉市の都市計画道路の約7割は整備が完了していますが、このうち歩行者専用道等を除いた計画道路の未整備延長は約96kmで、都市計画決定から20年以上経過しています。
この計画された道路全てを整備するにはおそらく100年以上の歳月を要すること、また50年100年先にその道路が本当に必要なのか、を考えると現在の計画は早急に見直しが必要でした。

都市計画設定された土地には開発に制限がかかるため、土地の持ち主の方は長期間土地の売買等に制約が生じますし、地域の発展にも影響を与えます。また、将来の道路整備のために市が保有している土地も塩漬けのままになってしまいます。
縛りを無くして土地が動くようにすること、市の行財政改革という観点からも重要な取り組みです。

そこで、緊急性や防災面など様々な視点から一路線ずつ見直しを進めてきた結果、未整備延長(約96km)の約4割を廃止することとします。残りの道路の整備完了だけでも50年以上先になる見込みですので、いかに壮大な計画設定を行っていたかをご理解頂けると思います。
なお、この50年という試算は過去5年間の都市計画道路に関わる事業予算の平均を今後も支出可能と仮定した場合です。今後は老朽化した道路の維持補修費用が莫大になることを考えると、さらに新規整備に投じる予算は減少していくことが予測されますので、実際にはさらに先になると思われます。

計画素案について意見を1月31日まで募集するほか、各区コミュニティセンターにて素案の説明会も開催しますので、ご関心のある方は是非ご出席下さい。

「都市計画道路の見直し素案」に関する意見募集について

posted by 熊谷俊人 at 23:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 都市・経済施策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
安倍総裁は、建設国債を担保にして国債を日銀に引き受けさせて(市場で買いオペ)して地元で九州と本州にもう一本橋架けること地元の経済界に約束されました。流石です。千葉市は残念ながら下関市と同じことしたら、夕張市の政令指定都市で第一号版になる予感がします。メロンの次はピーナッツとならないためには、スピードが大事です。日銀法改正(悪?)した暁には、千葉市の1兆円の借金もチャラになり自宅以外に不動産を所有されている方にはいいかもしれませんが、自宅以外不動産持っていない方には株式か外国金融資産しかありません。補修できずガタガタの道路や天井の崩れるトンネルが国債(市債)の担保になるかどうか?急がないと…ピーナッツ。
Posted by ハイパーインフレ at 2012年12月04日 21:54
壇ノ浦の戦いで散った平家の海峡の下通るトンネルは確か釣り天井だったかもしれません。セメントの重たい天井を作る必要性はなんだったんでしょうか?
Posted by ハイパーインフレ at 2012年12月04日 22:00
千葉市に釣り天井タイプのトンネルはありませんか?青葉の森の抜けるトンネルは大丈夫ですか?
Posted by 金利が上がると債券暴落. at 2012年12月04日 22:05
市原のジェフサポの友人から案内があり、昨夜市原市民集会に行ってきました。大藏大臣を経験したことあるおじいちゃんが、演説していました。「日銀法改正して建設国債の買いオペやった唯一の国は、第一次大戦後のドイツと、日本だけだと。インフレをコントロールなど出来ないことは歴史が証明しています。」
「おじいちゃん演説うまいね。」「何言うか!わたくしは本当のこと言っているだけだ!(笑)」日本人は物事忘れるのは、上手です。来年こそはジェフはJ1に上がるぞ〜!
Posted by 稲毛ジェフサポ at 2012年12月06日 08:27
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