一言で申し上げて、到底容認できるものではありません。
私たちが強く求めていた南ルートの飛行高度引き上げの試行運用から本格実施への移行、北ルートの飛行高度引き上げの試行運用の開始について具体的な回答がありませんでした。
航空機騒音に悩まされている飛行ルート下の住民の切なる要望に対して極めて配慮に欠けた回答であり、このような対応が続く限り、私たちとしては来年3月からの更なる増便は絶対に認められません。これは北ルートの騒音に悩まされる四街道市・佐倉市も同様の見解です。
今後、あらゆるルートを通して訴え、3月までに南ルートの飛行高度引き上げの本格実施、北ルートの試行運用の実施を強く求めていきます。
また、住民要望に殆ど応えられていない以上、住民に対する説明責任を国交省には果たしてもらいたいと思います。以前より住民説明会を行うよう求めてきましたが、国交省は対応してきませんでした。今度は絶対に逃がさず、住民説明会を開催させます。
<主な要望と回答>
1.試行した南ルートの高度引き上げの本格実施への移行と、北ルートの高度引き上げの速やかな実施
(回答)
・南ルートは来年3月から再度試行を再開
・北ルートは南ルートの試行の検証を踏まえて検討していく
2.騒音影響の大きい大型機材(B747など)から低騒音機材に変更するよう航空会社に要請すること
(回答)
B747は平成26年度予定の退役時期のさらなる前倒しと具体的減便スケジュールを明示するよう、国から航空会社に強く要請をしている
3.深夜早朝時間帯に隣接する22時台・6時台の騒音軽減対策の実施
(回答)
現時点では困難
4.千葉が羽田空港の航空機騒音を一手に引き受けている状況を早期に改善し、首都圏での騒音共有を行うこと
(回答)
現在のルートを変更することは容易ではないが、検討していく
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ホントに千葉市上空は飛んでいますよねえ
それも千葉駅上空だったりするから嫌になっちゃいます
http://www.flightradar24.com/
↑のHPで今飛んでいる飛行機がリアルタイムで
わかります
伊丹市では防音対策として二重窓などに国から補助金が100パーセント支給されていた記憶があります。政権交代しましたが、厳しく国交省に掛け合うべきです。
冬の窓を閉め切っている時期の発表で鈍くなってしまいがちな問題ですが、結果の改善、住環境、教育環境の確保に最善をお願いします。