特徴的なものとしては、4月1日よりCIO補佐監(情報統括副管理者)と集客プロモーション担当課長が新設され、いずれも民間公募による人材が就任することです。
私が市長に就任して以来、専門性を求められるポストに外部のプロフェッショナル人材を採用し、組織全体の活性化や新たな取り組みの展開などを進めてきました。
・平成22年度:千葉都市モノレール株式会社 社長
・平成23年度:病院事業管理者、病院局経営企画課長
・平成24年度:産業振興財団 理事長
今回、今までの登用と違うのは、「市役所本体のポスト」ということです(モノレールや産業振興財団は市の第三セクター・外郭団体で、病院局も半独立型の組織形態に変更しています)。
特にCIO補佐監は初めて局長クラスとしての採用であり、非常に重要なポストです。
CIO補佐監は採用予定者を決定した時点でブログでも紹介しています(1月8日の記事)が、集客プロモーション担当課長はご紹介していませんでした。
採用されたのは桜井篤さん。
リクルート出身で、「AB ROAD」「自由旅行」の編集部を経て「九州じゃらん」編集長も務めた方です。既に行政分野でも同種の業務を経験されており、ノウハウ・ネットワーク・行政組織経験ともに信頼できると判断したものです。
「千葉市って、これといったイメージがないね」とよく言われますが、私は外から千葉市に来た人間として、これほど魅力的な素材に恵まれている街はないと思います。
千葉市のカラーをどの方向性で打ち出すか、明確なコンセプトを定め、それぞれの素材をブラッシュアップしていきます。