千葉県内の仏像約150体が一堂に会する、貴重な展覧会となります。
期間は4月16日(火)〜6月16日(日)です。
出品総数は約250点(重要文化財18件、千葉県指定文化財33件、他市県指定文化財12件を含む)を超え、房総の仏教文化を紹介する決定版的展示となっています。
見どころとしては、まず、等身大のお像として県内のみならず関東最古の仏像である龍角寺(印旛郡栄町)の薬師如来坐像。この仏像はこれまでお堂を出たことがないため本展が初出品となります。
ほかにも東光院(緑区平山町)の七仏薬師如来坐像は、平安時代より秘仏として東光院に伝わっており、33年に1度ご開帳されるものですがが、ちょうど今年がその年となります。本来は東光院でご開帳が執り行われるところですが、特別に本展にご出品いただき、当館でご開帳いただく「出開帳」が実現しました。本展での展示後は2045年まで拝観することはできないという、貴重な展示となります。
また、今回はミュージアムトライアングル(千葉市美術館、千葉市科学館、千葉市立郷土博物館)のネットワークを活かして、関連イベントを周辺地域の様々な施設・団体と連携して実施する「ちばミュージアムウォーク」を開催します。
科学館プラネタリウムで「〜妙見信仰と北斗七星の関わり〜」というプログラムを上映したり、様々なイベントがありますので是非ご注目下さい。
詳細は千葉市美術館Webをご覧下さい。