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2013年04月11日

資質向上サポートプログラムの実施状況

記者発表3件目は「資質向上サポートプログラムの実施状況」です。
資質向上サポートプログラムについては昨年2月24日のブログ記事で紹介をしています。

勤務実績が良くない職員や職に必要な適格性を欠くと疑われる職員を対象に、その改善を促すため、達成すべき課題等を含めた「個別指導計画」を作成した上で、所属職場による研修を実施し、対象者の資質向上を図るものです。
制度スタートから1年が経過したため、その状況について公表することとしたものです。

昨年から10名に適用し、2名は自主的に資格を取るなど意欲の向上が見られ、問題が十分改善したと認められました。7名に関しては十分ではないものの改善傾向にある、もしくは改善の見込みがないとまでは判断できない職員で、さらにプログラムを継続します。
そして残念ながら今後も改善の見込みがないと判断された職員が1名おり、その方は3月に分限免職処分としました。懲戒以外での免職処分は千葉市初となります。

この制度は分限免職をするための制度ではなく、あくまで改善を促す制度であり、今回の処分は大変残念ではありますが、今後も市民の税金から給与を支払うことを考えるとやむを得ない処分でした。
今回のように最悪の場合は分限免職となる具体的・客観的なプロセスを明示し、プログラム適用職員が一人でも多く改善となるよう、さらに職員の資質向上を図っていきたいと思います。
posted by 熊谷俊人 at 23:20| Comment(3) | TrackBack(0) | 市役所改革、行政刷新 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
分限免職となった人が1人でたことで他の職員も危機感をもって、サポートプログラムに取り組み、よりよい職員が増えていくことを祈ります。
Posted by ma-bo at 2013年04月15日 19:58
民間企業では、いくら頑張っても仕事がなくなれば、整理解雇される場合があります!
頑張っているからといって仕事がない職員にも無理に仕事を作って身分を守るのは違うんじゃないでしょうか?
千葉市の職員で民間企業で同じ給与稼げる人材がどれ程いるのでしょうか。
Posted by ぽこにゃん at 2013年04月21日 01:35
市政をより良くしよう!と、本気で考える人間が市役所のなかに複数いないと、実現されなかったプロジェクトだと思います。
『身を切る思い』での改革。
今後も期待しています
Posted by そうくんママ at 2013年04月27日 00:41
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