資質向上サポートプログラムについては昨年2月24日のブログ記事で紹介をしています。
勤務実績が良くない職員や職に必要な適格性を欠くと疑われる職員を対象に、その改善を促すため、達成すべき課題等を含めた「個別指導計画」を作成した上で、所属職場による研修を実施し、対象者の資質向上を図るものです。
制度スタートから1年が経過したため、その状況について公表することとしたものです。
昨年から10名に適用し、2名は自主的に資格を取るなど意欲の向上が見られ、問題が十分改善したと認められました。7名に関しては十分ではないものの改善傾向にある、もしくは改善の見込みがないとまでは判断できない職員で、さらにプログラムを継続します。
そして残念ながら今後も改善の見込みがないと判断された職員が1名おり、その方は3月に分限免職処分としました。懲戒以外での免職処分は千葉市初となります。
この制度は分限免職をするための制度ではなく、あくまで改善を促す制度であり、今回の処分は大変残念ではありますが、今後も市民の税金から給与を支払うことを考えるとやむを得ない処分でした。
今回のように最悪の場合は分限免職となる具体的・客観的なプロセスを明示し、プログラム適用職員が一人でも多く改善となるよう、さらに職員の資質向上を図っていきたいと思います。
頑張っているからといって仕事がない職員にも無理に仕事を作って身分を守るのは違うんじゃないでしょうか?
千葉市の職員で民間企業で同じ給与稼げる人材がどれ程いるのでしょうか。
『身を切る思い』での改革。
今後も期待しています