この日は海浜幕張駅での駅頭活動の後、市内企業の朝礼に出席、その後、地域の子育て中の方々との対話会。
どのご意見も当事者の生の声として大変参考になり、今後の施策検討に活かしていきたいと思います。
午後からは定例記者会見。
発表事項は5つ。
1.待機児童ゼロに向かってさらなる前進(32人まで改善)
2.広告収入確保に向けて民間提案制度とメールによる募集情報配信
3.教育相談体制の充実に向けてスクールソーシャルワーカーを配置
4.海辺の活性化事業第一弾として「検見川ビーチフェスタ」を開催
5.美浜区役所にLED照明を試験導入
まず、待機児童の件ですが、今年4月1日時点の待機児童数は32人と、昨年の123人より大幅に改善。
昨年の123人も過去10年で一番少ない数字となっていましたので、2年連続で大幅に改善し、待機児童ゼロにかなり近づいています。
就任後、こども未来局を新設し、財源・人材を集中して配分してきた成果であり、都市部では県内はもちろん首都圏でも有数の子どもを保育所に預けやすい都市に生まれ変わりました。
改善してきた要因の第一は積極的な保育所整備にあるわけですが、もう一つソフト面・職員の奮闘という観点で、きめ細やかな保育所への入所の相談・あっせんがあります。
今まで第1~3希望までを申込書に書いてもらって、それをもとに機械的に保育所を割り振っていた手法から、昨年は入所できなかった保護者に対して職員が個別に電話をかけ、「ここだったら入れますよ」といった情報を提供した上で4月1日ギリギリまで保護者と相談しながら入所あっせんをした結果、一定の成果を挙げました。
今年はさらに進めて、申込段階で住所や通勤経路などをヒアリングし、第3希望まで以外にも可能性のある保育所などを紹介するなど、保護者一人ひとりに向き合う、きめ細やかな対応を行いました。
4月1日時点での待機児童はゼロに近付いてきましたが、子どもが多い地域など特定の場所では今後もまだ保育所の需要があったり、定員の弾力化で受け入れている保育所の改善など、これで満足して手を緩めるのではなく、今後もさらなる保育環境の整備に取り組んでいきます。
一方で、保育所入所児童数の減少を見据えて、将来過剰とならないよう工夫しながらの整備も求められています。今後はより地域の需要を細かく見極めながらピンポイントに整備を進めていきたいと思います。
なお、千葉市は乳児室の面積・保育士の配置割合などについて国基準を上回る独自の基準を持っており、今後も量だけではなく、質の確保にも努めていきます。
また、ガード下の保育所について懸念の声が出ているようですが、千葉市は保育所認可にあたっては保育の専門家などから構成される第三者の委員会が施設の状況などを確認した上で認可することとしており、実際の施設においては振動・騒音等は殆どなく、保護者からも不満の声は上がっていません。
【コメントの扱いについて】
・個人名を挙げての批判・誹謗中傷はご遠慮下さい
・個人的な陳情や要望には対応しません。担当や市長への手紙などをご利用下さい
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2013年05月09日
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うちは結局、認可外に入れましたよ。
だって、保健センターだかに電話して空いてないって言われたら、待てないから、お金かかっちゃうけど認可外でしょ。
そんな人の数字が入ってないから、32人って偽物だと思うんですけど・・・
認可外とはいえ、私たちも税金を投入し、特に先取りプロジェクトに認定されている保育ルームは認可並みの基準であるなど市として位置づけている施設です。
私たちも多くの方が希望される保育所に入れるよう、今後も量と質の確保につとめていきたいと考えています。
だとするととても正気だとは思えません。
「税金を投入しているのだから、認可外でも不平不満を言わないで下さい」とも聞こえます。
私の子も市の認定を受けている認可外にお世話になっていますが、環境が認可並みとは到底思えません。
先生の数を増やせるくらいの税金投入をして欲しい物です。
横浜に続いて,千葉市も300人超もあった待機児童を減らしてきていることは素晴らしいと思います.
とはいえ,上記のような親御さんたちの厳しい意見も聞きつつ,数字上だけでなく「実質的」にも待機児童0を達成できるよう,これからも頑張ってください.
花見川区の瑞穂小学校の子供ルームの申し込みをしたところ定員40名で満員と言われました。
3年生までの総児童数から考えると少ないので、困っている保護者が周りにも沢山います。
どうか少しでも受け入れ人数を増やして頂きたくお願いいたします。
小さい子供一人に鍵を持たせたくないし、でも、仕事も辞められないのです。
横浜市では、浜っ子クラブ等試みているようですので。