私が市長になってから毎年2回行われている意見交換会で、自治会をまとめる方々の市政に対するご意見はいつも大変参考になっています。
今回は市長選挙を受けて、今後4年間の市政運営の方向性についてお話をさせて頂いたほか、マニフェストにも盛り込まれている「地域団体における女性役員比率の向上」、つまり自治会長や、その上の地区連絡協議会会長に女性を増やすにはどうしたらよいか、ということも伺いました。
現在、自治会長のうち女性会長は約1割、地区連絡協議会会長は50名近くいますが女性は2名のみ、という状況です。
女性の役員からは「うちの地区は自分が女性だからまとまっているところもある。男性はなかなか自分の意見を曲げない」という意見が出る一方で、男性の役員からは女性が会長になりづらい現状などを率直に話して頂きました。
単位自治会の女性役員比率は高いのですが、会長になると男性が多くなり、特に市が市政について定期的に意見交換をする地区連絡協議会会長以上になると殆ど女性が居ない状況を少しでも改め、女性の意見が様々な形で市政に反映されるよう、私たちは呼びかけ続けていきたいと思います。
まずはこの意見交換会に各区1名ずつ女性を参加させては、という現実的な提案もあり、今後検討していきたいと考えています。