既に先週より各地の敬老会に顔を出して、ご長寿をお祝いしながら高齢者の方々と交流させて頂いています。
毎年この時期になると千葉市の高齢化の状況をチェックしています。
●千葉市の最高齢者:108歳(女性)、男性の最高齢は107歳
●各世代の人数(8月31日現在)
・100歳以上:250人(うち女性215人)
・90歳以上:7,420人
・80歳以上:47,044人
・75歳以上:90,442人
・70歳以上:149,598人
・65歳以上:215,572人
高齢化率は22.5%。
11人に1人は75歳以上という状況です。
私が市長に就任した4年前と比べても各年代で2〜3割増加しています。
まさに長寿社会といえます。
先輩たちが築いて下さった、この安心して長生きできる社会を次の世代にしっかりとバトンタッチできるよう努力します。
なお、今年度から敬老会の補助制度を見直しています。
今までは敬老会に出席しない方にも一人ひとり650円を税金から支出していました。
以前からこの制度内容には「敬老祝い金と重複している」との指摘があり、今年度からそれを廃止し、その分、敬老会そのものに対する補助を手厚くする形に変更しました。
「出席できない人には何も出さず不公平」という批判もありますが、これは高齢者の方をお祝いする目的で存在している事業ではありません。敬老会を通して外出のきっかけ作り・地域との交流を図ることで、高齢者の生きがい・健康づくりを目的として補助をしています。
敬老を祝う目的で77歳・88歳・99歳全ての方にお祝い金を出していて、さらに毎年9万人もの75歳以上全ての方に記念品を配ることは正常な税金の支出とはとても思えません。昔と違い、平均寿命は男性79.94歳、女性86.41歳です。
今まであったものを無くすと批判を受けますが、私からすればもっと前に見直されるべき制度です。
今回の補助の見直しにより敬老会を新たに開催したり、出席率が向上した地域もあります。
今後も、どのようなやり方が最も高齢者の方々の健康や生きがいにとって効果が高いのか、多くの方のご意見を伺いながら制度改善に努めます。
幼稚園、小学校からぎゅうぎゅう詰めで、高校時代はプレハブ仮校舎で、エアコンなんて物もなく暑い中で勉強。大学も狭き門で受験戦争。
働き始めてみると、将来のためだからと年功序列制度で我慢の毎日も、中堅になった40-50代では能力主義で年功割増が削減。定年が近付くと、該当人数が多くて退職金も減額の方向。
退職後は、楽しみにしていた年金生活も、年金の減額、医療費の負担増、特養とかの入居資格も厳しくなる。そして、色々な制度も縮小し、最近では高齢者の定義まで65歳以上から75歳以上に引き上げを検討しているとか。現在、高齢者の特権を受給している人は既得権とか言って、医療費負担割合等では「新しくその資格を得る年齢の人から適用」となることが多い。今まで特典を得ていたのだから、全員に適用して欲しい。20年-30年後には、団塊世代の年寄ばかりで、斎場も順番待ち行列が出来るかも知れません。
これからの時代、子供のための施策が増えていきます。私たちの時代には無くなっているであろう敬老会の補助金も、出欠に関係なく無くしたら如何でしょうか。
いつまで経っても、目の前の人参に辿り着けない馬の気持ちがよく解る今日この頃です。
私は三世代の同居で子供が4人おります。千葉市の子育て支援に恩恵を受けておりますが母親からは高齢者には厳しい市長だと言われます。私は少子高齢化の流れで仕方ないと考えています。スパンが長くなりますが景気ではなく少子高齢化の流れの変化で対応していくのでしょう。
数多くありますし
どうしても客観的にみて
利己的かなと思ってしまいます。
いままでの千葉市を作って来た!と
おっしゃいます。
確かに 素晴らしい功績もあるかと存じます。
でも、借金体制を作って来たのも事実です。
その責任は感じているのでしょうか。
喜寿でみんな祝金を貰いたい!みたいです。
もし敬老祝金が必要なら本当に長生きした米寿だけでよろしいのではないのでしょうか。
50代 中学生母 80代後義母持ち