この展覧会は子どもたちの理科に関する様々な研究発表が展示され、子どもらしい着眼点に目から鱗になったり、大人顔負けの深い研究に驚かされたりと、刺激がたくさんの展覧会です。
例えば小学生では「ヨーグルトの蓋にはヨーグルトがついているものとついていないものがある。材質、形状等による違いは?」というような研究があったり、中学生の部ではペットに餌をあげる装置があったり、それぞれユニークなものばかりです。
昨年出席した際に、「こんな素晴らしい発表にも関わらず科学館の一室で行っていて、来ている人は発表した子どもとその家族が殆ど。もったいない。もっと多くの人に見てもらえるよう工夫をしてほしい」と伝えたところ、今年はきぼーるの1階も使用しての展示となりました。
もう一つ昨年指示したことは、「教育長賞などを受賞した作品をアーカイブ化して、ネット上でも閲覧できるようにして欲しい」ということでした。こちらはまだ教育委員会が対応してくれていないので、速やかに対応して頂きたいと思います。
私たち大人が日ごろ身近な題材で科学を考えるきっかけになるほか、研究テーマを探している子どもや保護者にとっても一つの目安になるでしょう。
最近、図書館でデジタル書籍への対応が課題になっていますが、市販されている書籍をデジタル化するよりも、地域に眠っている知をデジタル化することでより多くの人に広めることが、地域の図書館には求められていると私は思います。
夜は地域の野球連盟の40周年記念式典、秋祭りなどに出席。
いよいよ秋めいてきました。
【関連する記事】