東日本大震災で美浜区を中心に液状化の被害が発生しました。
再度の液状化を防止するための事業創設を国に要望し、道路と宅地を一体的に液状化対策する事業に対して国の補助が出ることになりました。それを受けて千葉市では液状化した地域の地質をボーリング調査をしながら研究し、工法を検討してきました。
費用が抑えられる工法として地下水位低下工法があり、磯辺の一部地域で実施可能性があると判断しています。
そこで、当該地域にある中磯辺公園において実証実験を行い、地盤沈下の程度などを観測し、問題無ければ、液状化対策を実施したいと考えています。
10月15日に実証実験開始、12月に中間報告、問題が無ければ4月以降に液状化対策事業計画を策定していきます。
震災から2年以上が経過し、ようやく実証実験までたどりつきました。液状化に強い街を目指して一つひとつ対策を重ねていきたいと思います。