私から議案の提案理由説明を行いました。
今回の議会に提案した主な議案をご紹介します。
●千葉市避難行動要支援者名簿に関する条例の制定
以前パブリックコメントを実施する際にブログでもご紹介しました。
そのご意見も踏まえ、今議会に提案となりました。条例案の内容は2013年9月12日の日記をご覧ください。
●消費増税に伴い、公共施設・公共料金の見直しを行います
来年4月より消費税が8%に増税されることに伴い、公共施設の使用料や公共料金の見直しを適宜行います。
●下水道料金が改定されます
下水道料金は中長期経営計画に基づき、一定期間における収入と支出のバランスを図るため、定期的に料金を見直すこととしています。もともとの計画では4.4%の値上げの予定でしたが、企業債の利息の抑制・施設の長寿命化などによるコスト削減により、2.56%の値上げにとどめることができました(収支不足予測:約23億⇒約13億に縮減)。消費増税に伴う料金転嫁もありますので、少しでも幅を抑えることができて良かったと思います。
今後は平成30年度に4.8%の改定を見込んでいますが、今後も経営改善に取り組んで改定率を少しでも抑えられるよう努力します。
また、同様に農業集落排水事業についても下水道と同率で見直しを行います。
●千葉市立病院看護師等修学資金貸与条例の制定
青葉病院・海浜病院の経営改善を以前から進めていますが、その中で7対1看護の実施にあたって看護師の確保が急務となっています。採用活動の強化のため、今年からは人材確保対策室も設置するなど取り組んできましたが、今回新たに看護学校等に通う学生に両市立病院に勤務することを促す修学資金を貸与することとしました。
●千葉市中央卸売市場が地方卸売市場に転換します
農水省の方針により、取扱い数量の少ない中央卸売市場は地方卸売市場に転換する必要があり、千葉市では水産物部が基準を満たせないため、青果部と合わせて地方卸売市場に転嫁します。
「中央」という名称ではなくなるイメージの問題はありますが、実務上何かデメリットがあるものではありません。なお、船橋の市場も同様に地方卸売市場に転換するようです。
●平成26年度の当せん金付証票(宝くじ)の発売額を100億円以内と定めます
宝くじは是非地元でお買い求めください。
次回、補正予算案について説明します。
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