12月補正予算の規模は75億1800万円(一般会計:75億5700万円、特別会計:△3900万円)、補正後の予算規模は7760億2200万円(一般会計:3680億7000万円、特別会計:4076億5200万円)になります。
●校舎・屋内運動場の耐震補強(41億5000万円)
耐震基準を満たしていない学校の校舎や屋内運動場の耐震補強に力を入れてきましたが、この補正予算でほぼ完成となり、平成26年度末に耐震化率100%を目指すという目標は達成できそうです。設計発注に奮闘してくれた職員と、応札して頂いた事業者に感謝します。
<耐震化率推移見込み>
平成24年度末:83%
平成25年度末:92%
平成26年度末:100%
●エレベーターの設置 1億1000万円
小学校2校に新たに設置します。9月現在のエレベーター設置状況は全体で23%です。
●地域課題解決ソリューション(債務負担行為 6600万円)
今年7月から実証実験をしていた「ちば市民協働レポート(ちばレポ)」の本格展開に向けたシステム構築・運用費用を5年間(平成26年9月〜平成31年8月)の債務負担行為で設定します。
従来より土木事務所等に寄せられていた修繕要望をシステムで管理する機能も合わせ持っており、従来業務の改善に加え、レポート・協働処理の実現により、新たな市民と行政の関係構築を目指すものです。
●道路照明灯のLED化(債務負担行為 17億1000万円)
市が管理する道路照明灯2万2,500灯のうち、小型・特殊形状等を除く約1万2,500灯をリース方式によるLED化を行い、電気料金の節減と低炭素社会への貢献を図るものです。
期間は10年間、入札結果にもよりますが、10年間トータルで約4.9億円のコスト削減につながると試算しえいます。環境面でも電気使用量を推計760万kw/h/年削減、Co2は3,500t/年(乗用車1,500台分)削減できる見込みです。
●生活保護 19億円
当初予算と比べ、受給者増となっているから補正で追加するものです。
●障害者総合支援 13.9億円
障害福祉サービスに係る給付費や精神障害に係る通院医療費が当初予算より増となっているため補正で追加するものです。
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まさにその反省に立ち、平成24年度より資産経営部を新設し、総合的な観点から施設の管理を行うようになりました。