一つは稲毛海浜公園検見川地区における活性化施設整備の内容についてです。
現在、千葉市の重要施策の一つとして「海辺の活性化」があります。
いなげの浜、検見川の浜、幕張の浜、という3つの人工海浜を持つ千葉市として、もっと海や砂浜を活かした街づくりをしていこう、ということで、様々な取り組みを進めています。
その第一弾が検見川地区であり、老朽化したサイクルセンターやその周辺において、民間事業者が独自に活性化施設を整備することを募集したところ、ハウスウエディング事業などを展開する事業者が
・シーサイドレストラン&カフェ
・音楽堂
・集会場施設
等を整備する計画を提案し、事業予定者に決定しました。今後、平成27年度中に供用開始すべく、協議・設計・工事を進めていきます。
彼らはハウスウェディング事業者ですから、音楽堂を式場に、集会所施設を披露宴会場として利用することで利益を上げる目論見と思いますが、平日を中心に市民にどのように開放していくのか、今後の協議の中で決定していくことになります。
詳細は記者発表資料をご覧ください(PDFです)。
また、公園使用料として年間約4000万円程度の収入も見込まれ、市財政への寄与も期待できます。
これだけの施設整備をするため、公園施設における電源設備等の増強が必要となるなど、市側で対応しなければならない部分もありますが、私たちの方向性に合致する提案が出てきたことは評価できると考えています。
私は砂浜というのは海水浴だけではなく、ウィンドサーフィンなどのマリンスポーツ、さらには直接砂浜に入らなくても、砂浜という景色があることによって輝く施設が数多くあると考えており、千葉市の砂浜は十分その魅力を持っていると思います。
海越しに富士山や東京スカイツリーを眺望できる、千葉の海の魅力を今後も積極的に磨いていきます。