ユースホステルは時代の変遷とともに利用者が減少しており、今後大規模修繕に多額の費用が必要になることからも、ユースホステルとして存続していくことは厳しい状況にありました。
当初は一時的に費用が発生しても取り壊した方が長期的には良いのではないか、という議論もありましたが、まだ耐用年数がある建物であることから、この施設を有効活用する民間事業者を募集することとしました。
その結果、合宿所運営などを手掛けている民間事業者に優先交渉者が決定しました。
この事業者は既に千代田区が廃校とした鋸南町の臨海学校をリノベーションし、合宿ビジネスを中心とした宿泊施設として運営しています。
昭和の森についても、ラン&バイクステーション・屋外デッキの整備、オートキャンプの導入、多目的広場を天然芝グラウンドに整備するなど、昭和の森そのものの魅力を活かした新たな展開を提案頂きました。彼らの提案には合宿を企画する側の立場や意見に立ったきめ細かい改善項目が並んでおり、なるほどと納得をするものでした。
詳細は記者発表資料をご覧ください(PDFです)。
今後詳細について協議を行い、基本協定の締結に至れば、ロッジとキャンプは今年の7月からオープン、天然芝グラウンドは来年7月に正式オープンする予定です。
毎年4000万円の管理料がゼロになるほか、施設の活性化が図られ、行革と施設の有効活用の面から大いに期待できる結果となりました。
私も昭和の森にはまだまだ可能性があると思っていますし、著名なアスリートからも「昭和の森は東京からも近く、多くのアスリートが利用している。全国的な人気を集められるだけの素材を持っている場所」との評価も頂いています。今後の展開に是非ご期待ください。
今迄指定袋に入れなくてもそのまま出せた「傘」「洗濯用角ハンガー」等の出し方が変わりますね。
2月からは、「20L不燃ごみ袋を、紐かテープでそれらに取り付けて出す」と知りました。