【コメントの扱いについて】
・個人名を挙げての批判・誹謗中傷はご遠慮下さい
・個人的な陳情や要望には対応しません。担当や市長への手紙などをご利用下さい

2012年05月25日

幸町1丁目の金曜ふれあい市

この日は美浜区幸町一丁目ガーデンタウンで開催された金曜ふれあい市に出席。
地域の諸団体が地域課題を解決する取り組みを行政が支援するモデル事業の指定地域であり、その活動の一環として、買い物難民対策や地域のふれあいを目指して毎週金曜日の午前中に開催されます。
千葉市内の農産物だけでなく、勝浦や長南などの農産物・海産物も直売され、大いに盛り上がっていました。お近くの方は是非立ち寄ってみてください。

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その後は各種政策協議、議会提出案件の確認など。
先週は出張続きだったので、ようやく通常ペースに戻った感じです。
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2012年05月10日

記者会見:国保財政健全化と渓斎英泉展

定例記者会見の発表事項は2つ。

1.国民健康保険事業財政健全化に向けたアクションプランを策定
2.千葉市美術館企画展「浮世絵師 渓斎 英泉(けいさい えいせん)」


1のアクションプランについては以前第1回定例会に提案した議案の説明記事の中で少し紹介をしました。
高齢化に伴い医療費が増大していることから4月より国民健康保険料を総額で6%値上げをします。千葉市は医療費が増大しながらも保険料を見直していない期間が長く、他市よりも保険料が安く、結果収支バランスが大きく崩れています。また、応能・応益の比率も国の基準からずれており、低所得者の保険料を減額する際の県からの負担金が他市よりも少ないという問題もあり、保険加入者への影響に配慮しながら順次見直していく必要があります。

国保事業の課題と今後の方向性についてアクションプランにまとめ、今後順次実施していきます。
詳細は5/15に市Webなどで公表するアクションプランをご覧頂ければと思いますが、概要版をこちらから見ることができますので紹介します


2つめの「浮世絵師 渓斎 英泉」展は5/29〜7/8で開催します。
渓斎英泉は幕末期に活躍した浮世絵師で美人画の第一人者として多くの錦絵が出版されているほか、風景画においても数多くの作品を手がけた浮世絵師です。実は千葉市美術館はこの渓斎英泉のまとまったコレクションを収集したことをきっかけに設立が本格化した経緯があり、まさに千葉市美術館にとっては原点ともいえる展覧会となります。
また、今回の渓斎英泉展は千葉市美術館のみでの開催となり、渓斎英泉を大規模に取り上げた展覧会はあまりありませんので非常に貴重です。

現在、開催中の蕭白ショック展も好調ですから、是非多くの方にお越しいただきたいと思います。
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子ども達と田植え、ランチミーティング

この日は朝から仁戸名小学校の子どもたちと学校隣の緑地で一緒に田植えをしました。ここで田植えをするのは2年ぶりです。
この緑地は市民と協働で身近にある樹林地を保存する市民緑地で、自然観察会や田んぼ作りなども実施しています。詳細は2010年5月10日のブログをご覧下さい。

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男子は田んぼですっかりはしゃぎ、倒れこんで泥だらけになる子が続出。田植えは一向にはかどりません。一方、女子は黙々と田植えをし、飲み込みが早いこともあり、どんどん進んでいきました。
子どもたちと接する機会は多いのですが、男子と女子の行動の違いを如実に感じることが多いです。

その後、市民とのランチミーティング
今回は都賀の台で諸活動をされている方々です。自治会は1年交代で支えあい・助け合い事業をすることがなかなかできないので、まずは自分達でやってみよう、と活動を開始されたとのこと。率先して始めた方を見て「よし、自分も」と、さらに続く方が生まれ、輪が広がっているようです。
市民自治について有意義な意見交換ができました。

ランチミーティングは現在6月28日実施分を募集中です。
午後からは定例記者会見(別途紹介)など。
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2012年05月09日

出前市長講座を実施(市民自治、防犯、ごみ減量)

5月8、9日の2日間で4回出前市長講座を実施しました。
これは以前から実施しているもので、市公共施設などで実施する対話会と異なり、自治会・市民団体などが日頃から活動している場所にこちらが赴いて市政の課題について意見交換するものです。今回は昼と夜の部で、真砂・新田町・稲毛・生実町で実施。

テーマは市民主体の街づくり、防犯、ごみ減量とそれぞれでしたが、いずれの会場でも様々な意見が出て、大いに盛り上がりました。
公共施設で行うと市民にとってはアウェーですが、普段の活動場所で普段顔を合わせている人が多いと意見が活発に出ます。そこがこの出前市長講座の良いところだと思います。

今後も定期的に開催しますので、ご関心のある方は是非ご応募下さい。120509demae.jpg

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2012年05月01日

若葉区の情報発信サイト誕生

記者発表3つ目は若葉区役所の取り組みです。

若葉区では区民主体のまちづくりをサポートするため、地域の身近な情報を発信するサイトを立ち上げました。
具体的には町丁ごとに推計した将来人口・高齢化率などの情報を地図に落とし込んで表示するほか、地域で取り組んでいる支え合い活動などの好事例をムービーで紹介し、他地域への横展開を促進します。

これは区独自予算による事業になります。
若葉区は千葉市の中で最も高齢化が進んでいる区のため、区基本計画でも高齢化社会への対応が大きなテーマとなっています。その中でまずは自分達の地域が今後どのように高齢化が進むのか、などを分かりやすく表示し、伝えるところから始めようという企画です。

大宮中学校の生徒たちが作ったページもあり、分かりやすい内容になっていると思います。
今後、多くの区民に関心を持ってもらい、実際に利用してもらうようにするため、継続的な仕掛けが必要です。
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2012年04月27日

テレビ市長室の収録、淑徳大学の栄養学科開学式

この日はケーブルネットワーク千葉のテレビ市長室の収録
チャンネル11で市内7割程度の地域でケーブルネットワーク千葉の「プラスチャンネル」という地域チャンネルを閲覧することができ、その中で私が千葉市政についてテーマ毎に説明をしています。ご関心のある方は是非ご覧下さい(時間等は電子番組表などをご活用下さい)。

その後、政策協議、幕張メッセの中村社長とメッセの経営状況などについて報告を受け、意見交換。幕張メッセについては毎年このような形で随時報告を頂き、意識を合わせるようにしています。

お昼は職員とのランチミーティングでえ、メンバーは都市局の新任課長級職員。
課をマネジメントする立場の方々なので、非常に有意義な意見交換ができました。

午後からは淑徳大学の看護栄養学部栄養学科の開学記念式典に出席。
淑徳大学には看護学部が以前からありましたが、ここに栄養学科が新たに加わり、今年度から看護栄養学部となりました。看護学部は地元と様々な形で交流がありますが、ここに管理栄養士が加わればまた新たな地域連携事業が生まれるのでは、と関係者と盛り上がりました。

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学科棟の入り口からキッチンが見えるように設計されています

夕方からは千葉県市長会の定例会
終了後は退任市長の慰労会。

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2012年04月21日

緑区にて対話会

この日は緑保健福祉センターにて市民対話会
テーマは他と同様に平成24年度予算について。
主な意見は以下のとおりです。

・期日前投票がここまで浸透している以上、投票日が朝7時〜夜8時までというのは長すぎて、その分人件費がかかっているので見直すべきではないか
・福祉バスを利用しているが、「研修など」という目的の定義を明確にして欲しい。毎年実施しているので研修目的の場所は全て行ってしまった
・市役所は各課がばらばらに動いている印象がある。組織間の横連携を
・対話会は今後も多くの場所で開催して欲しい。市民会館など大きな場所でも
・議員の数と報酬を見直すべき。市民の意見をもっと活用すれば
・保育所で働く人たちの労働条件をもっと改善してあげて欲しい
・ごみ有料化では低所得者などへの配慮を
・学校適正配置は積極的に進めて欲しい。私の子どもが通う学校は殆ど1クラス。
・人口が増えることが一番大事。ここに力を入れているという点を明確にして、もっとPRを

私は質問を聞いて回答する立場なのでメモが十分にできていないのですが、この対話会は緑区選出の福谷議員が出席しており、ブログで質疑を紹介して下さっているのでご関心のある方はご覧下さい。
対話会の意義、公開の場と匿名の場における意見の違いなど、非常に示唆に富む考察です。

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対話会に来て頂いた方は「市の方針などが分かって良かった」と好評でした。
少数の声が大きい方の意見に左右されがちな行政から脱却するには、積極的に対話の機会を作り、声なき声を把握することが重要です。
また、同じく大事なことは対話会で説明している内容をどれだけ多くの市民に伝えられるかです。
市役所と市民が同じ情報と課題認識を持つことで、街づくりに参画する人はもっと増えます。

夕方からは千葉市相撲連盟創立60周年記念祝賀会などに出席。
ちびっこ相撲、わんぱく相撲などで活躍した子どもたちも出席していて将来が楽しみです。
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2012年04月14日

市民の皆さんとの対話会

この日は市民の皆さんとの対話会
午前は稲毛区で、午後は美浜区で行いました。あいにくの天気でしたが、多くの方にご出席を頂きありがとうございます。4月21日に緑区でも実施します。

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私からは千葉市の財政状況と平成24年度予算について説明。
資料はこちらから見ることができます(PDF)。

(主な意見)
・所管同士の縦割りが目に付くことが多い。もっと連携して縦割りを無くして欲しい
・老朽化施設の改修促進と、その順番を市民に分かりやすく示して欲しい
・市民参加と協働を進めるには市民と目的を共有することが必要。その意識をもっと職員が持って欲しい
・学校の耐震化をもっと早めて欲しい(H26年度に前倒しと説明)
・子どもルームは小学校3年生までなので子どもたちの居場所作りを
・新港横戸町線が完成したが、稲毛消防署から消防車が出にくくなった。設計時から想定できなかったのか
・市のキャッチコピーを作って欲しい。千葉市の魅力を分かりやすく発信する必要がある
・ジェネリック医薬品を促進することは賛成だが、自分のかかりつけの医師に話をしたら「種類がたくさんあって分からない」といった具合で消極的だった。医師会などからの指導はないのか。医師の意識向上が必要
・青色回転パトロール事業を見直し、青色回転灯を市民に配布することに切り替えたように、行政の仕事を市民に委ねていくことが今後さらに必要になる。制度を分かりやすくして促進して欲しい
・自分は後期高齢者だが、千葉市は60歳以上は動物公園の入場料が無料になるなど、高齢者向けで無駄が多いのではないか。敬老会についても市が税金を出すことは疑問で、自分達でお金を出してやるべき
・ガレキの受け入れはどれくらいの費用がかかるのか、周辺環境への影響はどうか

夜は幕張にあるウェザーニュースのスタジオでSOLiVE24公開生放送『みんなでGENSAI(減災)』に出席。
千葉市の減災への取り組みなどについて意見交換しました。120414solive1.jpg120414solive2.jpg



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2012年04月03日

市長との対話会(4/14、4/21)

市長との対話会のご案内です。

4月14日(土)
 10:30-11:30 稲毛保健福祉センター
 13:00-14:00 美浜保健福祉センター
4月21日(土)
 10:30-11:30 緑保健福祉センター


にて対話会を行います。
テーマは「平成24年度予算」です。
皆さんが納めている税金の使い方について意見交換できる場ですので、是非お気軽にご参加ください。
また、ツイッターでも同様の内容を4月18日(水)21:00-22:30で実施します。

他にも5/10のランチミーティングも募集中です。
5/8・9の市長の出前講座は応募を締め切りました。
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2012年03月06日

市長への手紙

市長への手紙に関するお話です。

市長への手紙は要望・陳情・ご意見・批判・激励など様々な内容があります。
性格上どうしても要望・陳情・批判が多くなりがちですが、それらも含めて全て私自身が目を通し、内容に応じて各所管に対応を指示しています。(従来の市長は概要だけで実際に見ていませんでした。私が議員時代にそのことを取り上げ、当時の鶴岡市長はその後実際に読むようになったそうです)

その中で昨年、県外の方から「千葉港で引き揚げられた車両から発見された身元不明の遺体は自分の父親のものなので、荼毘にふすため遺骨を引き渡してほしい」という手紙がありました。
当時の市の対応としては「警察で身元認識ができないので引き渡すことができない」というものでしたが、状況等からその方は「間違いなく父であり、なぜ引き渡してくれないのか。千葉市まで来ても門前払いなのか」と主張されており、悲痛な内容でした(引き揚げられた当時の鑑定では判別が難しかったそうです)。

私がこの手紙を読んだ日がまさにその方が再度市役所に来られる日であり、はるばる市役所に来てもらってまた門前払いというのはあまりに酷だと思い、急いで所管から状況を報告してもらい、警察も含めて何とか対応できないのか、と指示をしました。
所管も大急ぎで対応してくれ、警察も急な話にも関わらず親身に対応をして頂き、DNA鑑定が可能かもう一度検討するとの対応に変わりました。

そして、最新の技術でDNA鑑定をしたところ、先月に間違いなく父親であると判明し、先日遺骨を引き渡すことができた次第です。
市長への手紙を送って頂いたことで、私たちも冷たい対応をせずに済むことができました。もちろん、市長への手紙が無くとも対応することが一番なのですが、ひとまず良しとしたいと思います。関係者にも感謝をしたいと思います。
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2012年02月11日

飛行ルートの見直しで住民の方々と意見交換

この日は朝から千葉ポートアリーナで行われた千葉市長旗争奪ミニサッカー大会に出席。
多くの子どもたちと保護者が参加し、日ごろの練習と成果を発揮するとともに、サッカーを通じた横の交流を深めていました。

その後は蘇我中学校地区コミュニティづくり懇談会に出席。
通常、市長が個別のコミュニティづくり懇談会に出席することはないのですが、今回は羽田空港再拡張後の飛行ルートの見直しについて説明して欲しいとのことでしたので私自身から今までの経緯と今後の方向性についてお話させて頂きました。
2/9から飛行ルートが少しずれましたが、抜本的な改善は望めません。今後も高度の引き上げなども含め、早期の改善を国に働きかけていきます。
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2012年01月30日

定例記者会見:千葉市芸術文化新人賞

1/26の定例記者会見の発表事項は以下の2件です。

1.第10回千葉市芸術文化新人賞の受賞者を決定
2.千葉市地域経済活性化戦略(案)のパブリックコメントを2/1から開始


将来の千葉文化を担う才能あふれる芸術家を表彰する千葉市芸術文化新人賞も10回目を迎えました。
過去の受賞者には全国、世界で活躍されている方が多数いらっしゃいます。第7回受賞者の声楽家:西村悟さんは昨年10月クラシック音楽界への登竜門と言われている「第80回日本音楽コンクール」にて優勝されたほか、第1回目の受賞者であるヴァイオリニスト:伊藤亮太郎さんは札幌交響楽団のコンサートマスターとして活躍されています。

そして記念すべき10回目の今回の受賞者は以下の方々です。どの方々も非常に個性があり、今後の活躍が期待されます。
なお、選考は学識経験者等で構成する選考委員会による審議を経て決定しています。

<新人賞>
・伊藤哲一さん(彫刻家)
・佐野友紀さん(鼓奏者)
・田中裕一さん(ギター奏者・作編曲家)
<奨励賞>
・寺原太郎さん(インド音楽奏者)


この新人賞を受賞された方々がコラボする「美しき浜辺の妖精たちへ」を毎年開催し、好評を博していますが、今年は3月17日(土)13時・17時の2回、美浜文化ホールにて開催します。
また、2月20日には市議会開会に先立ち、本会議場において受賞者によるコンサートを実施します。こちらは無料になります。

千葉市芸術文化新人賞

記者との質疑の模様は別途定例記者会見のページでアップされます。

Q.東電の値上げに関して、PPS(特定規模電気事業者)との契約をどう考えるか
A.既にPPSと契約をしてきたが、来年度はさらに拡大する

Q.東大が秋入学を検討しており、千葉大も検討しているが、市長の見解は
A.評価している。そうなれば外国人留学生、教員がさらに増えることになり、街としてどう対応していくのかも求められる
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2012年01月26日

市民とのランチミーティング、知事との意見交換

この日は朝から政策協議、お昼は市民とのランチミーティング。今回は土気サタデーマーケットを実施している方々です。
土気サタデーマーケットは緑区あすみが丘ふれあいの広場公園で季節毎に行われているファーマーズマーケットです。もともとはこの広場にバスケットコートを設置するべく要望活動を行っていた流れから派生しており、ストリートアーティストの祭典的要素もあるそうです。

グループの方からは「バスケコート署名活動の時も、マーケット運営計画の時も、どうせ行政から許可がおりないだろう、と諦める人がいた。行政が遠い存在と思っている市民は多い。市民がやる前から諦めず可能性に挑戦できる環境をもっと整えてほしいし、可能性があるということを行政ももっと伝えてほしい」というご意見を頂きました。
ほかにも「私は何もない中から農業を始めたが、千葉市は農業を始めるには非常に良い場所。農家と消費者がもっと顔を合わせる機会を作ってほしい」との意見も。

成人式の時、新成人と座談会を行いましたが、その席でも新成人が今の政治や行政に不満がある割にはアクションも起こさず諦めている姿が印象的でした。
私たちは市民自治を進めていますが、もっともっと分かりやすく情報発信し、市民がやりたいと思えば様々な道が開かれるということを伝えていかなければと思います。

また、行政も美浜区役所、稲毛区役所、そして今度は花見川区役所で日曜開庁に合わせて朝市を行っていますが、こうした市民グループ有志が企画するイベントのように様々な人々が集まる場にしていかなければなりません。

午後からは定例記者会見千葉市芸術文化新人賞の授賞式
これは別途紹介します。

授賞式後、県庁に移動し、東日本大震災における県内被災地の首長と知事との意見交換会に出席。
災害救助法が適用された市町村の首長が一同に会し、県から震災を受けての防災対策の説明を伺った後、私たちとの意見交換に。私からは県所有の護岸施設の早期改修と今後に向けた調査、水門・陸閘の自動化・遠隔化の早期実施、津波浸水予測の早期提示などを要望しました。

夜は新年会にいくつか出席。
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2012年01月18日

Yahooと「災害に係る情報発信等に関する協定」締結

千葉市とヤフー株式会社で「災害に係る情報発信等に関する協定」を締結しました。全国で3例目、県内では初となります。

東日本大震災では計画停電もあり、市ホームページにアクセスが殺到、一時的に閲覧しづらい状況が発生し、ウェザーニューズ社との共同サイトである「千葉市減災プロジェクト」を活用したり、急きょテキストベースの軽いページに変更するなどの対応を行いました。
他にもTwitterを他市に先駆けて震災情報の発信に活用したり、他事業者との提携によりバックアップサイトを用意するなど、この分野については先駆的取り組みをしてきています。

今回は多くの市民が普段から利用しているYahooと連携することで災害時に市民に対し必要な情報を迅速に提供することを目指すものです。
協定内容の主なものは以下の通りです。

・市ホームページへのアクセス負荷を軽減するため、ヤフーが市ホームページのキャッシュサイトを「Yahoo! JAPAN」に掲載し、アクセス分散を図ること
・市ホームページに障害が発生した際に「Yahoo!ブログ」を利用して災害情報を発信できるようにすること
・被害状況やライフライン情報、設置された避難所やボランティア受け入れ情報、安否情報、必要救援物資情報等をヤフーに提供し、「Yahoo! JAPAN」に掲載することで、広く周知を図ること
・平常時から市内の避難所等の防災情報を「Yahoo! JAPAN」に掲載することで、広く周知を図ること

Yahooとは他にも連携を既に進めており、例えば以前ご紹介した市民便利帳はYahooロコから電子書籍として利用が可能です。なお、市民便利帳デジタル版はiPhoneアプリとしても利用可能で、Andoroid版も近日中に公開される予定です。
今後は市公共施設の情報などもYahooなどを活用して調べることができるようにしていきたいと思います。現在は「ちば案内マップ」という独自システムにて案内していますが、毎年多くの運用経費を要しており、Yahoo等との連携により、利便性向上とコスト削減が可能です。

千葉市「市民便利帳」電子書籍のご案内
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2012年01月13日

ボランティア情報を一元的に紹介します

昨年、定例記者会見で発表し、今月から公開された「ちばぼら(千葉市ボランティア情報)」についてご紹介します。
これは私のマニフェストにも基づいていたもので、各団体が募集しているボランティア情報を一元的に紹介し、ボランティアを支援していくものです。

「ボランティアをしたいけど、どこに行けばいいのか分からない」
「自分ができるボランティア情報を簡単に知りたい」
というご意見を私もよく頂きます。

逆に、
「ボランティアに来てほしいけど、周知方法がない」
「ホームページで募集しているけどアクセス数が少ないから…」
と募集側の悩みも伺います。

地域にはボランティアに意欲がある方々がこんなに埋もれていて、求めている団体もこれだけいるのに、マッチングがなかなか効果的にできていないという思いがありました。
そこで、まずは市民活動センターや社会福祉協議会、千葉市国際交流協会などに登録されているボランティア募集情報を一元化し、ボランティアをしたい人が気軽に見て、募集している団体等に問い合わせることができるようにしました。

今後は大学や市内の団体等と連携し、さらに内容と幅を充実させていきたいと思います。
空いた時間でボランティアしたいと思っている方は是非アクセスしてみて下さい。

ちばぼら(千葉市ボランティア情報)

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2011年12月22日

平成23年千葉市政10大ニュース

本日、今年最後の定例記者会見を行いましたので、順次紹介します。
まずは平成23年千葉市政10大ニュースです。
これは市政記者と市幹部による投票で決定しています。

1位 東日本大震災で千葉市も大きな被害が発生
2位 なでしこジャパンの丸山桂里奈選手に市民栄誉賞を贈呈
3位 今後10年の市政運営の方向性を定める「千葉市新基本計画」を策定
4位 市内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生
5位 平成22年度決算で連結実質赤字比率・実質公債費比率・将来負担比率の3指標が政令市ワースト1位
5位 千葉駅西口再開発事業の再開発ビルが起工
7位 羽田空港D滑走路供用開始に伴う航空機騒音の改善を国土交通省へ申し入れ、変更ルートが提示
8位 市発注の公共工事をめぐり収賄罪に問われた鶴岡前市長に東京地裁が有罪判決
8位 柏井浄水場の水道水から乳児の飲用基準を超える放射性ヨウ素が検出され、給水車・非常用井戸で飲用水を提供
8位 統一地方選挙が執行され、新市議会議員54人が決定

去年の10大ニュースは
1位 千葉ロッテマリーンズ日本一
2位 ゆめ半島ちば国体、ゆめ半島ちば大会の開催
3位 マリンスタジアムのネーミングライツ、QVCジャパンが優先交渉者に
がトップ3でした。
(なお、一昨年は1位:鶴岡市長逮捕、2位:私の当選、3位:議長の逮捕)

今年は昨年に比べると東日本大震災や鳥インフルエンザなどの災害が並び、明るいニュースが少なかったことが分かります。
そういう意味では苦難の年ではありましたが、今年の漢字「絆」に代表されるように、命の大切さ、家族の大切さ、地域の大切さに今まで以上に気づかされた年でもあったと思います。私たちも地域主体の街づくりを進めてきましたので、この震災を期に地域の絆を深める活動がさらに活発になるよう、支援体制を強化していきます。

そして、来年は私たちが取り組んできたことが成果となって現れ始める年です。
千葉市の財政再建や保育所の待機児童の問題など、様々な分野で前向きな話を市民に発信できるものと確信しています。
posted by 熊谷俊人 at 18:50| Comment(5) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月05日

新しい技術の活用と情報格差

この日は各種政策協議、来客対応、ベイエフエムの収録。
いよいよ取材関係が年始のものとなってきました。今年のことなのに「昨年は…」と言わないといけなかったりするので、一足先に年始モードに脳みそをシフトしているつもりですが、違和感がにじみ出ていたら申し訳ありません。

来客の中には東京や神奈川の地方議員の方もいらっしゃいました。
自治体におけるソーシャルメディアの活用について研究されているそうで、千葉市の広報TwitterやTwitter対話会の取り組みなどを市民自治推進部に調査され、私も後半少し参加して意見交換をさせて頂きました。非常に意欲的な方々で私自身も刺激を受けます。

公式Twitterアカウントの開設について行政側からは「使えない人への配慮」を理由に開設を渋られているそうですが、これは行政のやらない理屈作りのような気がします。
従来サービスを縮小して電子系サービスを充実させれば(例えば市長への手紙を廃止してネットでの広聴のみとする等)、これは確かに格差を生み出す可能性がありますが、従来サービスを維持しながら新しい技術を活用したサービスを提供するのは全く問題ありません。そんなことを言っていたら新しいサービスは何も生まれません。

いわゆる「ディジタルディバイド(情報格差)」というのは例えば僻地などでネット環境がない場合、ネットを使う意欲のある人にも機会が与えられません。こういう機会格差のことをディジタルディバイドというべきであり、ネットを使う行動を取らない人が更なる便益を受けられないこと(行動格差)は格差でも何でもありません。
自治体の広報広聴戦略上、Twitterを使わないという判断も当然あってしかるべきですが、少なくとも間違った格差論で判断すべきではないと思います。格差という視点では、年間何万円もかかる新聞購読をしなければ市政だよりが読めない現状も経済的な機会格差を生んでいると考えるべきであり、私たちは中期的課題として市政だよりの手配り体制を構築すべくモデル事業を進めています。

また、この日はジェフ千葉の新旧社長の挨拶。
今シーズンの不振の責任を取って三木社長が辞任、島田取締役が社長に就任します。
来シーズンこそJ1昇格を決めてほしいと期待するとともに、できれば監督をあまり短期で替えないこと、市民に愛されるクラブ作りを長期的視点に立って行ってほしいという要望を伝えました。

午後からは代表質問の打ち合わせ。
代表質問は来年度予算につながる質問も多く、市として改めて姿勢を明確にする必要があり、色々と調整に時間がかかるものもあります。
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2011年11月21日

地域社会貢献者・寄附行為感謝状贈呈式など

その後、地域社会貢献者・寄附行為感謝状贈呈式
毎年2回行っていますが、前回は3月24日に行いました。当時はまだ震災による自粛ムードがあったため「中止しては」という意見もありましたが、こういう時期だからこそボランティアなどで地域に貢献して頂いた方々に感謝する取り組みは実施すべきとの判断で実施した次第です。

・路上で倒れていた方を発見し、すぐに心肺蘇生法を実施して人命救助を行った方
・建物火災において自己の危険も顧みず居住者を救出された方
・東日本大震災発生後の帰宅困難者の誘導などを行って頂いた方
・伝統芸能の保存に貢献して頂いている方
・社会福祉施設で演奏活動を長年行っている方
・地域の美化活動に従事して頂いている方
・国際交流ボランティアとして日本語レッスンをして頂いている方
・様々な基金等に寄附頂いている方
などを表彰しました。

人命救助は以前にAEDの講習などを受けている方が多く、非常時に講習が活きているということだと思います。救命講習会は都度実施していますので是非ご参加ください(私も以前受講しました)。

⇒消防局救急課のページ
 http://www.city.chiba.jp/shobo/keibo/kyukyu/

そのほか、政策協議、職員とのランチミーティング、夜は京成ホテルミラマーレで行われたモスクワ少年合唱団チャリティディナーに出席。素晴らしい歌声でした。
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2011年11月19日

プレーパーク視察、SC2ヶ所で対話会

中央雨水ポンプ場の式典終了後は子どもたちの森公園に。
子どもたちの森公園とは、動物公園と源小学校の間にある既存樹林地の保全・活用を図るとともに、子どもたちが自然の中で自由に自分の発想と自分の責任で遊ぶことができる公園(いわゆるプレーパーク)です。

あいにくの雨でしたが、子どもたちは雨の中、元気に遊んでいました。
近所の方々もお見えになっており、普段色々な形で支えて頂いているとのこと。
千葉市は首都圏の中では緑に恵まれている都市ですから、こうした場所は大事にしたいですね。子どもの参画という観点からも、そして市民による公園の自主的管理という観点からも、プレーパークは非常に重要です。

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午後からは稲毛ワンズモールとイオンおゆみ野ショッピングセンターにて市民対話会
どちらもショッピングセンターのホールで行ったため、参加者のほか、買い物中の方々が足を止めて聞いていました。

・子ども医療費助成に対する考え方を確認したい
・稲毛海浜公園の命名権募集の考え方について
・保育園の定員変更などで質は保たれるのか
・高校生も子ども参画では重要。学校自治も含めアドバイスを
・ブックスタートの読み聞かせボランティアをしているがPRが不足しているのでは。単に絵本が貰えると受け取っているお母さんも多い
・放射能の規制値について市独自の厳しい基準を設定する考えは無いのか
・0.1μSv/hでも不安。除染はしないのか
・子ども関係の情報が市ホームページから見つけにくい。ジャンル分けして表示するなど見直しを
・公立保育所の老朽化対策の中で民営化も選択肢に出ているが、千葉市の公立保育所に対する考え方は
・プレーパークは千葉市では1ヶ所だけだが、もっと小さなところで市民が実施しているところにも支援を
・不登校時の居場所作りについての考え方
・児童館は千葉市には無い。子どもの居場所を地域に作る考えは
・高齢者を始めとする子育てに対する世代間ギャップを埋めることが重要
・障害を持つ子どもに対して学校でもっと配慮をして欲しい
・これからの子どもに期待することは何か
・青少年育成委員の予算が削られてきている。どうにかならないのか

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posted by 熊谷俊人 at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月16日

Twitter対話会を実施しました

この日は夜はTwitter対話会(21:00-22:30)
4回目になりますが、多くの方々に参加を頂き、千葉市の子育て施策、とりわけ家庭的保育・子ども参画・児童虐待などを中心に意見交換をしました。

Twitter対話会は若い方々をはじめ、従来であれば市とコンタクトしないような人たちと意見交換をすることができ、従来の対話会とは違った意見を得ることができます。また、他の参加者の意見を見て、その意見にさらに意見を言うなど、市民同士の意見交換を促進する効果もあります。

当日のツイートをこちらでもまとめ中ですが、有志の方がまとめて頂いていますので紹介をします。
http://togetter.com/li/215139
posted by 熊谷俊人 at 23:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする