この日は毎年行っている市民の皆さんとの対話会。
午前はきぼーるにある中央保健福祉センター、午後は花見川保健福祉センター。
私から今回の地震による被害、復旧活動や被災地支援活動について報告し、その後テーマである平成23年度予算について説明、その後自由に質疑応答という流れです。
当日使用した資料は
市ホームページにも掲載されていますのでご覧下さい。
主な意見としては以下の通りです。
(分野別に整理していません。ご了承下さい)
・市長は文化の薫る街にしたいと言っているが、千葉市美術館で展覧会を実施した際にセンシティの広告が前の展覧会のままだった。しかも、指摘してもすぐには変わらなかった。改善が必要
・図書館長はもっと図書館業務に精通している人を任命するべきではないか
・私たち高齢者が社会のお荷物にならないようなサポートを。市の情報を主要な場所で掲示して欲しい
・液状化被害についてどう考えているのか
・議員の報酬削減はもっと進めるべきではないのか
・財政再建を進めているが、職員の意識を変える取り組みは
・年齢別人口を見ると全国で年少人口が一番多いのは沖縄県那覇市、生産人口が一番多いのは浦安市、老年人口が一番多いのは夕張市。これだけ見ても都市の目指すべき方向は明らか。
・今後の復旧スケジュールについて示して欲しい
・下水道の放射性物質の基準はあるのか
・公民館で営利を目的とした活動を禁止しているがもう少し柔軟にするべきではないか
・医療費削減には健康講座が効果あるが、市の講座はいつも倍率が高い。老人会など地域で様々な健康活動が行われるよう、指導者の育成に市は取り組むべき
・老人福祉バスがいきいき活動外出支援となったが、手続きが煩雑で書類が多い。改善できないのか
・ごみ1/3削減の現在の進捗状況を示して欲しい
・栄町の活性化に向けてJRA馬券売り場の誘致を
・市民自治には若年層、特に子どもを変えることが一番
・栄町の活性化はそこで暮らす院内小や新宿小の生徒会長にも意見を求めては
・千葉市の地震関連情報はホームページなど優れていた。説明にもあったが、やはりネットが使えない人への情報発信をどうするか
・市政だよりに放射能のことが一切書かれていなかったが、何か記載すべきでは
・花見川図書館では市ホームページの震災関連ページを印刷して束ねていて大変有効だった。こういう取り組みを進めるべき
・八千代市で1000本桜プロジェクトで市民から寄附を集めるなど、他自治体では寄附の集め方を工夫している。千葉市ももっと工夫すべき
・要援護者の情報を自治会に渡されない。個人情報と言うが、災害が起きてからでは遅い(同様の意見複数あり)
・土地開発公社のような問題はもう二度と起きないのか。責任の追及はなされているのか
・高齢者の横のつながりが重要。15日付け市政だよりで紹介のあった「無事ですカード」は非常に良い試みで早速自分の自治会で導入したい
・ツイッターを見て佐倉市から参加した。こういう場があることは素晴らしい。市長でなくとも区単位で毎月実施するべきでは
・佐倉市では「かむろちゃん」というキャラクターがツイッターで活躍した。千葉市もちはなちゃんなどのアカウントで行っては
・市政だよりを新聞折込で行うのはおかしいのでは。新聞を購読していない人は今多い
・東幕張土地区画整理事業はこのままでは100年かかる
・今までは議会に委ねていたが、このような財政状況に陥ってしまったことを考えれば、市の重要なプロジェクトは議会だけでなく市民にも意見を聞くプロセスを導入すべき
・赤十字の寄附依頼が自治会に来るが、羽を大量に渡されて一人ひとりに配る手間が大変だし、もったいない。必要のない自治会には渡さなくて良いのでは
・地震によって平成23年度予算に変化があるのか
今回ツイッターを見て参加された方も多く、「もっと堅いものを想像していたが、ざっくばらんな意見交換という形で楽しかった」というご意見を頂きました。
23日には若葉保健福祉センターで実施します。また、その際にはUSTREAMでも配信しますので、是非お越しいただくか、視聴頂ければ幸いです。