【コメントの扱いについて】
・個人名を挙げての批判・誹謗中傷はご遠慮下さい
・個人的な陳情や要望には対応しません。担当や市長への手紙などをご利用下さい

2011年04月03日

市長と市民の対話会を4/16、23で行います

市民の皆さまとの対話会を市長就任以来行っていますが、今年度も継続して実施します。

 ・4月16日(土)10:00-12:00 中央保健福祉センター
 ・4月16日(土)13:30-15:30 花見川保健福祉センター
 ・4月23日(土)13:30-15:30 若葉保健福祉センター


4月5日が締め切りとなっていますのでご興味のある方はお申し込みください。
応募方法はこちらから

テーマは「みなさんの23年度予算〜未来をまもるために〜」です。
予算には市の方針の全てが込められています。今回の地震によって市民に一番身近な市政の役割が今まで以上に見直されてきたと思います。市政に関心のある方、市政に意見を伝えたい方は是非お越しください。
posted by 熊谷俊人 at 07:16| Comment(1) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月24日

自治会加入促進に向けて

●こんな時だからこそボランティア精神に感謝
この日は朝から地域社会貢献者・寄附行為者感謝状贈呈式。これは人命救助をされた方や社会福祉事業に尽力された方、市の社会福祉基金などに寄附された方々などに感謝状を贈呈するものです。
震災、そして計画停電の関係で宴会や式典が自粛ムードになっており、この贈呈式も中止するかという意見もありましたが、むしろ震災によって改めて痛感した地域の繋がり・ボランティア精神を広げるためにもこうした式典は例年通り行うべきだと判断し、開催することとなりました。


●自治会加入促進に向けて宅建業者と連携
その後、千葉市町内自治会連絡協議会(市連協)と千葉県宅地建物取引業協会千葉支部と「町内自治会への加入促進における基本協定」を締結。
震災によって見直されるものの一つに自治会の存在があります。いざという時に住民同士の助け合い、行政との連絡窓口を担うのはやはり第一には自治会になります。今回の震災でも団結力のある自治会は自分達で速やかに液状化による土砂撤去をしたり、ライフライン復旧に向けて関係会社と折衝するなど迅速な復旧に威力を発揮しました。私たち市の復旧支援の情報を知るために住民はネット以外ではやはり自治会ネットワークに頼るところが大きいです。

千葉市は他市に比べると加入率は決して低いものではありません(72%)が、減少傾向にあります。今までは「民間だから」という建前で、行政が本格的に加入促進を図ることを躊躇していましたが、実際には民生委員・国勢調査員などの推薦も自治会ですし、市政にとっては無くてはならない存在です。
私が就任してから、各区長がマンションへ自治会結成の呼びかけをするなど、行政も積極的に加入促進を図るようになりましたが、今回はアパートやマンションを借りている人が貸しているオーナーと日頃から関わりがある宅建業者からも働きかけを行って頂く協定の締結です。

最近は自治会の役割をご存知ない方も多く、千葉大学で講義した時も、夜道を明るく照らしてくれる街灯を自治会が管理し、電気代を払っていることも知らない学生がたくさんいました。
私たちも当然だと思うのではなく、加入の前提となる自治会の役割・必要性について分かりやすく市民の皆さまに伝えていきたいと思います。

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また、この日は千葉市中央卸売市場協力会より東北地方太平洋地震被災者への義援金を頂きました。
50周年記念事業を中止し、そのための予算を義援金に振り替えてのご寄附です。
中央卸売市場も震災後、東北地方から魚などが届かなくなったほか、計画停電の影響で場内の冷凍・冷蔵機能が止まり、廃棄処分にせざるをえない事態も続いています。千葉市周辺の住民の食生活を支える重要な拠点であり、計画停電によって食中毒が発生する事態が起きない様、最優先で停電を回避するべき施設として東京電力には強く要請を行っています。

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その他、震災対応、政策協議、記者会見など。
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2011年02月02日

市民参加型の「ちば減災プロジェクト」スタート

国への要請活動の後は幕張新都心に移動して、気象会社ウェザーニューズ社と「ちば減災プロジェクト」に関する協定締結式
これは共同で市民参加型の減災情報を共有するためのウェブサイトを構築するもので、画期的な取り組みなので是非注目して下さい。

市民の皆さんが災害に関する被害情報などをウェブにリポートすることで、市内における災害発生状況が一目で分かり、災害における自助・共助・公助の取り組みを加速させることができます。
詳しくはウェザーニューズ社の発表を見て頂く方が早いと思いますのでご覧下さい。

⇒ウェザーニューズと千葉市が推進する「ちば減災プロジェクト」がスタート
 http://weathernews.com/ja/nc/press/2011/110202.html

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昨年4月に私が幕張新都心訪問の一環でウェザーニューズ社を訪問した際に、「世界的気象会社が千葉市にある以上、千葉市が最も気象情報を活用して街づくりに活かしている街にしたいですね」という話になり、お互いの事務レベルでの検討を重ねて今回の発表に至りました。
千葉市が世界で最も災害に強い街、千葉市民が世界で最も災害に対して意識の高い市民になることができるツールを手にしたと思っています。

一人でも多くの市民が参加して頂くことで、より質の高い災害情報サイトに成長することができます。
これをご覧の方は是非ご参加頂き、自分達のリポートでこの街を災害に強く、そして被害を最小限に食い留める役割を果たして頂ければ幸いです。

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posted by 熊谷俊人 at 23:30| Comment(3) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月25日

市長への手紙でお褒めの言葉

毎日、市長への手紙について一つひとつ見ていますが、今日は市民からお褒めの言葉を頂きましたので紹介します。

・緑公園緑地事務所は実に気持ちのいい対応をしてくれた
・おゆみ野南公園の高台斜面に大きな丸太があり、この丸太が転げ落ちたら下の歩道(通学路でもある)を歩いている歩行者に直撃する危険性もあった
・緑地事務所に電話して見周りに来てほしいと要望したところ、わずか数時間で処理をしていた
・他にも園内に倒木があったがこれも綺麗に片づけられていた

という内容でした。
投書をして頂きありがとうございます。職員の励みにもなります。

基本は苦情・要望が多い市長への手紙ですが、中には職員の対応を褒めて頂いたり、市の事業について感謝や称賛を頂くこともあります。
市民目線の市政運営のためには、市民からのマイナスの意見はもとより、ポジティブな意見も大いに参考になります。市の実施している事業で「これはいい」と思うものや、「この職員の対応は良かった」という時がありましたら、そのような場合でも市長への手紙をご活用頂ければ幸いです。

一方で、この日は市公共施設での受付職員の私語・雑談について厳しい意見も頂きました。
市民・利用者の目を常に意識して市民サービス向上に努めること、手が空いている時は業務改善を行うなどの行動を取ることを徹底していかなければなりません。
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2011年01月10日

第二成人式が千葉市で開催

ギッター展を見た後、きぼーるに移動して第二成人式に出席。
志援隊という団体が実施をしている企画で、投票権を持つ20歳を祝うのなら被選挙権を持つ25歳も同じように祝おうという目的です。特に日本は選挙権を得る年齢と被選挙権を得る年齢が違う国ですから、なおさら25歳という節目は重要です。第二成人式については志援隊のサイトをご覧ください。

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私は基調講演を担当したほか、千葉市議会の小川議員、田沼議員、山本議員とパネルディスカッションにも参加しました。
若い議員がどのような思いで政治の世界に入り、どのような活動をしているのか、身近に感じてもらえたかと思います。このような取り組みを民間も、議会も、選挙管理委員会も行っていくことが政治への信頼につながり、さらには自治意識の醸成にもつながってくるのではないでしょうか。

次の予定の間に少し時間があったので千葉市科学館に行って、科学館の状況や今後の科学都市戦略の進め方などについて話を伺いました。

夜には居酒屋での若者との意見交換にも参加。
意識の高い人たちばかりで熱い話が展開されました。

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2010年12月22日

千葉市政10大ニュース、海老根選手優勝報告

午後からは定例記者会見。
今回は千葉市政10大ニュースの発表です。

今年は
1位 千葉ロッテマリーンズ日本一
2位 ゆめ半島ちば国体、ゆめ半島ちば大会の開催
3位 マリンスタジアムのネーミングライツ、QVCジャパンが優先交渉者に
がトップ3でした。
(なお、昨年は1位:鶴岡市長逮捕、2位:私の当選、3位:議長の逮捕でした)

ほかには「モノレール社長公募にて大澤氏が就任」「平成22年度予算が修正可決」「職員の給与・退職金の大幅削減」「政治倫理条例の制定」など。詳細は後日掲載します。

また、フクダ電子アリーナのネーミングライツについても発表しました。
今年度で契約が切れることになっていましたが、来年度からはJ2の場合は3,000万円、J1に昇格した場合は5,000万円という内容で5年間フクダ電子さんと契約延長することで合意。
減額とはなりましたが、他スタジアムの契約内容を考慮すると妥当な内容ですし、フクダ電子さんが継続的にネーミングライツを持つことになって良かったと思います。

記者会見後は千葉競輪に移動して、海老根恵太選手の「競輪祭」優勝報告会にて花束を贈呈。
昨年見事にグランプリを制覇して賞金王に輝いた地元の海老根選手(ちなみに私と同い年です)ですが、今年はなかなか優勝に恵まれず、「今年はグランプリ出場は無理か…」と思われていました。しかし、先日行われた最後のG1「競輪祭」に優勝し、グランプリ出場の最後の1枠を見事勝ち取ってくれました。
グランプリは立川競輪で12月30日に行われます(テレビでも放送されます)。マリーンズに続き、最後の枠からの下克上に期待です。市民の皆さんも是非応援して下さい。

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夕方は中央区長と意見交換、さらに中央公園にて森田知事と合同で年末年始特別警戒取締りに伴う激励視察。

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2010年12月21日

第二成人式、市民ランチミーティングなど

この日は朝から政策協議。
その後、若者の投票率向上を目指す団体(志援隊)から第二成人式の企画説明と出席依頼を受けました。投票権を持つ20歳を祝うのなら被選挙権を持つ25歳も同じように祝おうという目的とのこと。
本来は納税者は全て政治に参加すべきで、それが現実として無理なので代理を選ぶのが間接民主主義です。その理念を再確認する意味でも面白い試みだと思います。私も協力したいと思い、基調講演・パネルディスカッション・終了後の飲み会まで参加することにしました。

第二成人式は1月10日午後3時から、きぼーるビジネス支援センター会議室にて実施予定です。
詳細は実施する志援隊のホームページ(http://www.shientai.net/)をご覧下さい。

その後、旭ヶ丘母子ホームへの天皇陛下御下賜金の伝達式。
旭ヶ丘母子ホームは昨年私も視察していますが、虐待を受けた母子等を保護する施設です。こうした施設が日々支えて下さっていることに改めて感謝です。

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お昼は市民とのランチミーティング
この日は消費者金融会社の千葉お客様サービスプラザの方々。
「消費者金融?」と思われる方も多いかもしれませんし、私も当初応募してきた時に驚いたのですが、この消費者金融会社は企業としての社会責任を果たすことで信頼回復を図りたいと、地域への貢献というものを前面に出して活動を始めたとのこと。実際に千葉駅の清掃活動や、プランターの管理などを行って頂くなど貢献をして頂いています。
「多重債務防止に向けた金銭教育など企業として何か貢献したい」「市から企業に貢献して欲しいことをもっと発信して欲しい」など、参考になる意見をたくさん頂くことができました。

午後からは来客対応、政策協議。
また、東京電力から図書の寄贈を受けました。これは視覚障害者のための点字図書で、東京電力が編集出版したものを中心に寄贈して頂き、2月頃を目途に中央図書館に配備されます。先日の幼稚園協会をはじめ、多くの企業・団体からこうした図書の寄贈を頂き、大変感謝をしています。

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夜は千葉市町内自治会連絡協議会役員の懇親会に出席。
posted by 熊谷俊人 at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

ホームページリニューアル提案コンテスト授賞式など

この日は朝から政策協議。
その後、潟純Cズマートから社会福祉基金への寄附を受領。ワイズマートさんは以前から毎年寄附をして頂いており、今回で10回目となります。大事に使わせて頂きます。

お昼は職員とのランチミーティング。
この日はこども未来局でした。児童虐待への対応や待機児童対策など、現場が抱える諸課題について意見交換をしました。

午後からはホームページリニューアル提案コンテスト授賞式。
市ホームページのリニューアルを現在検討中ですが、それにあたって民間からのアイデアを公募し、選定しました。今後のリニューアル作業の参考とさせて頂きます。

その後、JETRO千葉所長との意見交換など。
ヒューストンでのJETROの対応へのお礼と、千葉で実施している活動内容について説明を受けました。千葉の物産を海外に展開する際の支援なども行っているとのことで、千葉のブランド作りについても意見を頂きました。
posted by 熊谷俊人 at 19:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月14日

市民の声、苦情・要望だけでなく評価・理解も

この日は市長の手紙の内容について所管と確認。
市長への手紙は全て目を通していますが、場合によっては所管と状況確認をすることもあります。手紙の内容は苦情・要望・提言など様々ありますが、時折施策への評価や市職員への激励・感謝などのお手紙もあります。要改善点を頂くことはもちろん重要ですが、プラスの評価も非常に市政の参考になります。

私が市長になって感じることは市に寄せられる声はどうしても批判や要望の方が圧倒的に多くなりがちなため、大多数の満足している市民の声が届きにくいということです。
市職員は非常に真面目なタイプが多く、市民からのネガティブな声に日頃さらされ、一つひとつに丁寧に向き合うあまり、知らず知らずの間にネガティブな思考回路になることもあります。その結果、クレームを恐れて積極的な展開を躊躇うケースも目にしてきました。

ある市民対話会で海外在住の長い方が「日本の行政は諸外国と比べても優秀だし、市民サービスも優れている。私は特に市に対して要望はないけれども、こうして満足している市民がいることも伝えておかなければ正しい市民感覚が伝わらないと思い、今日は来た」と意見を言って頂いたことがあります。
私も市民の方々と様々な対話をしていますが、こちらが待つケースだと要望・陳情の声が多くなりますが、こちらから出向いていくと評価や理解の声もそれなりにあります。批判・苦情と評価・理解それぞれの声をしっかり把握して施策遂行をしていくことが何より重要だと感じます。
posted by 熊谷俊人 at 23:00| Comment(7) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月03日

モノレール社長も利用者と意見交換

今日はモノレール公募社長の大澤さんが市役所にお越しになり、少し意見交換をしました。
今私も区長も対話会を行っていますが、大澤さんも「社長の机」と題して利用者と意見交換をしているそうです。

12月7日(火)9:30-11:30 都賀駅改札内
12月14日(火)9:30-11:30 千葉駅改札内
12月21日(火)9:30-11:30 都賀駅改札内
12月28日(火)9:30-11:30 千葉駅改札内

モノレールについて何か伝えたいこと、要望したいことがある人は是非この日時に行ってみて下さい。

既にこの対話から企画検討も始まっているそうで、千葉市を舞台としたアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の企画切符を制作会社と検討中とか。

モノレール大澤社長のブログ

posted by 熊谷俊人 at 14:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月27日

工業高校生の技術コンクール、SCでの対話会

今日は午前中は県立千葉工業高校で行われた「千葉県高等学校工業教育研究会第27回総合技術コンクール」に出席。
これは千葉県の工業高校生が日頃磨いている技術を競い合うもので、ものづくりを支える人材を育成する上でこうした試みは非常に重要です。千葉市では科学都市戦略を進めていますが、こうした足元の技術を支える専門人材は欠かすことが出来ません。

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製図コンテストの冒頭説明

今、大学卒業生の就職難が問題とされていますが、工業高校生の就職率は非常に優秀です。こうした確かな技術を持っている人間は就職にも困らないですし、途上国などへの国際貢献でも引っ張りだこです。
子ども達はもちろん、親御さんにも工業高校への理解を深めて頂く必要があると感じます。

その後、きぼーるに移動して、科学館主催の「火星ローバーコンテスト」に出席。
これは火星ローバー(探査機)を作って走行性能やサンプル採取性能などを競うものです。小学生の部と中学生の部があり、どちらも本格的なローバーを組み上げていて驚きました。何人かに質問をしたのですが、ご両親がこうした分野に関心を持っていたり、小学生の頃にテレビなどで科学や宇宙に憧れた子ども達がこうしたコンテストに応募しているようでした。
なお、科学館では12月3日から冬の企画展として「地球から宇宙へ−宇宙の魅力を語る天文写真展」を開催します。今年は宇宙に関する嬉しいニュースが多かった年ですから、年の終わりも宇宙で締めてみてはいかがでしょうか。

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午後からはショッピングセンターでの対話会を蘇我アリオ、ワンズモールでそれぞれ行いました。
どちらも大勢の方にお集まり頂き、活発な意見交換ができました。買い物がてら寄る方、遠くから「なんだろう?」とご覧になる方など、多くの方に関心を持って頂くことができたと思います。協力をして頂いた2店舗に感謝します。

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アリオ蘇我

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ワンズモール
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2010年11月23日

国際千葉駅伝、ラパーク千城台での市民対話会

この日は青木半治杯2010国際千葉駅伝の開会式に出席。
天候が心配されましたが、途中から雨が上がってホッとしました。今年は冠になっている日本陸連名誉会長:青木半治氏が5月30日に逝去。スポーツ振興に多大な貢献を頂いた氏に感謝するとともに、今後も行政としてスポーツ振興に努めていくことを森田知事とも確認し合いました。

駅伝の結果はなんと学生選抜が初優勝!
千葉選抜も6位と健闘。
学生の奮闘になんだか勇気をもらった感じがします。

その後、ラパーク千城台に移動して、市民対話会を開催。
ショッピングセンターで市長との対話会を行うという初めてのユニークな試みでしたが、会場には100人以上の方々にお集まり頂き、吹き抜けのホールだったため2階席からずっとご覧になる方もちらほら。買い物途中に「なんだろう?」と寄って来て頂く方も結構いらっしゃいました。市の施設では限られた人しか参加できないということで今回の試みとなりましたが、一定の成果はあったと思います。ご協力頂いたラパーク千城台さんにも感謝です。

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質疑応答も活発で主な意見としては以下の通りです。

・排出ルールの指導を徹底して欲しい
・不法投棄が多いごみステーションがあるが、どうすればいいのか
・最近はアパートなどにごみステーションの設置が義務付けられたが、今までのアパートには無い。今後の対策は
・集団回収についての市の今後の考え方は
・剪定枝をチップ化する機械の人気が高く、なかなか借りられない。配備を増やせないか
・雑紙袋を配るのはこれもゴミになるのでムダではないか
・今回のようにみんなが足を運ぶところでこうした啓発をもっとして欲しい
・市政だよりの市長メッセージを毎回読んでいる。今日のような話を書いてほしい
・市のPRはいつも色々書きすぎていて頭に入ってこない。もっとポイントを絞って欲しい
・事業ごみの削減も必要だ
・ごみステーションの数を増やしてほしい
・外国人への対応を強化して欲しい

24日(水)には夜Twitterによる対話会も実施します。
リアルとネットでの意見の違いも楽しみです。
posted by 熊谷俊人 at 23:00| Comment(8) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月21日

市民対話会(ごみ削減)、稲毛あかり祭「夜灯」

マリーンズの優勝報告会の後、中央コミュニティセンターで行われた市民対話会
テーマは「ごみ削減! 何のため? 誰のため?」。市民誰もが必ず関係するごみ行政について市民の皆さんに知って頂き、ごみを削減することが私たちの街づくりにどのような意味を持っているのか、そのことについて考えるきっかけにしたいと思います。多くの熱心な市民に参加して頂き、非常に濃い意見交換ができました。共産党の福永議員も傍聴。

当日の模様は市ホームページでビデオ配信しています
参考資料もありますので是非ご覧下さい。

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主な意見としては、

・ごみ削減は非常に重要。あとはいかに周知を広げるか
・市政だよりだけではカバー率は低い。新聞を読まない学生など若い世代や外国人に対する周知を強化すべき
・ダンボールなどが未だに可燃ごみで出されている。ゴミ袋に名前を書くことを徹底できないか
・私の地域は生ゴミが圧倒的に多い。生ごみ減量が重要
・ガーデンタウンでは生ゴミ分別モデル事業に参加しているが、今後どうなるのか
・店舗の中には業務用契約をせずに一般家庭ゴミで出しているところもある。指導の徹底を
・1/3削減達成後の継続についてはどう考えているのか
・ごみ問題は環境問題であることはもちろん、地域コミュニティの活性化のためにも重要
・市役所自身がもっとゴミを減らす努力をするべき。読まれない無駄な広報物が多い
・この対話会で配布されている資料も両面コピーなど工夫すべき。また、メールのプリントを持参するよう言われたが本当に必要なのか
・ごみステーションに適した場所が減ってきている
・回収後、ごみステーションをきちんと掃除する業者とそうでない業者がいる。契約に含まれているのだからもっと業者を指導して欲しい
・私たちの公園では市民の手で剪定を行い、市から剪定枝をチップ化する機械を借りて庭に撒いている。地域のコミュニケーションも取れるようになった
・家が燃えて廃材などごみをたくさん出してしまった。その時、罹災証明手続きも含め、市の縦割り行政を感じた。改善を
・非常に分かりやすい説明で、市長が率先してごみ削減を訴えることは今までになかった。市と市民の距離が縮まっていることは大変良い。今後も続けて欲しい

対話会はこの後、23日14:00からラパーク千城台、27日13:30からアリオ蘇我、15:30からワンズモールで行います。ご興味のある方は是非ご参加ください。


その後、稲毛せんげん通り商店街に移動して、稲毛あかり祭「夜灯」開会式に出席。
1回目からお手伝いをさせて頂いているイベントも今回で5回目になります。今では地域の代表的なイベントとしても認知され、地域活性化事業として様々なメディアにも載るようになりました。地域の方々の熱心な準備によって成り立っています。

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2010年11月17日

市長出前講座、ベンチャーカップCHIBA

この日は午前中は市長出前講座で生活介護事業所にて「子ども施策」の説明と意見交換。
障害を持つ方の保護者が多かったため、児童福祉行政と障害福祉行政の狭間の悩みなどを伺いました。貴重なご意見として受け止め、改善できる点から改善していきたいと思います。

午後からは各種政策協議。
夕方からは第9回ベンチャーカップCHIBAの表彰式・交流会に出席。
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2010年11月16日

市民便利帳を官民協働発行(PPP手法)で実施

この日は朝から今度の議会に提案する議案、補正予算の確認。
その後、連合千葉・千葉地域協議会(千葉市・四街道市・八街市)からの「市政に対する政策提言」を受理しました。私からは普段行政が接することができない労働層に対して様々なアプローチをする際の協力をお願いしました。

●民間活力で便利帳をさらに便利に
午後からは「ちば市民便利帳」官民協働発行に係る協定書の締結式
千葉市では3年毎に市民および転入者に対して、市役所の手続きや行政情報などを掲載した「ちば市民便利帳」を作成し、配布しています。その作成・配布には約2600万円を要する事業ですが、このたび株式会社サイネックスとの官民協働事業(市初のパブリック・プライベート・パートナーシップ手法)により、印刷から発行・配布に要する経費は広告料でまかない、市の負担をゼロとすることになりました。医療機関などの地域の情報なども掲載され、より実用性の高い便利帳になることが期待されます。

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200以上の自治体で同様の手法を実施しているサイネックスですが、今回の事業規模は今までで最大のようで「緊張感を持って取り組む」とのこと。市にとっても初めての取り組みですので、様々な課題が今後あろうかと思いますが、ともに連携して最高の便利帳を作っていきたいと思います。
今回のPPP手法の導入で浮いた経費は当然他の市民サービスに回すことができますし、市内部的にはインセンティブ予算の対象となり、所管する広報課の予算に自由枠として配当することになります。

「ちば市民便利帳」官民協働発行のお知らせ

●マリーンズ優勝パレード、協賛金も順調
その後はマリーンズ優勝パレードの準備状況について確認。
準備は順調に進んでおり、協賛金についても企業の皆さんから寄付を多く頂いています。今年は国体などもあり、企業の皆さんは既に多くの寄付をして頂いているところですが、地域活性化のためにさらに一肌脱いで頂き、本当に感謝しています。
もちろん個人の寄付も同様に重要です。今月いっぱい受け付けていますので是非ご協力をよろしくお願いいたします!

夜は市長出前講座でNPOが運営する学童保育の会に行き、子ども施策について説明をしました。
子育て施策は市の最重要施策の一つです。子どもを持つ市民はもちろん、直接関係しない市民も含めて全市民に理解をして欲しいと思います。
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2010年10月29日

市民とのランチミーティング、幕張と青木昆陽

この日は朝から政策協議、その後第3回生活保護自立支援強化プロジェクトチーム会議
景気の悪化により生活保護者が急増していますが、彼らの自立をより強力に支援し、生活保護費によって財政が圧迫されている現状も合わせて打開するため、今年プロジェクトチームを立ち上げて、他市の事例を研究しながら対策を検討しつつあります。今日の会議である程度対策は見えてきたので近いうちに網羅的な対策を発表できそうです。

お昼は市民とのランチミーティング
今回は「幕張新都心賑わいづくり研究会」の皆さんです。この研究会は幕張新都心地区の活性化に向けて住民・大学・企業の関係者が集まって平成18年10月に設置されたものです。
各メンバーから様々な取り組み事例を発表して頂きましたが、テーマは「連携と発信」とのこと。新都心は計画的な都市づくりをしているため、無機質、点として存在し線・面になっていないという課題がありますが、彼らは新都心の点をつなげて街の賑わいを作ることを目指しています。私自身も幕張新都心には大きな可能性を感じており、今まで以上に活性化に取り組むつもりですから、今回の意見交換は非常に有意義なものでした。

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特に話が盛り上がったのは青木昆陽の話です。サツマイモと言えば青木昆陽ですが、幕張は青木昆陽がサツマイモを試験栽培し、成功させた、いわばサツマイモにとっては発祥の地です。ひっそりとではありますが昆陽神社も存在します。
もっとこのエピソードにちなんでサツマイモ関連商品を名産品としてPRするべきだとの提案がありましたし、私もその通りだと思います。この日はイモワッサン(クロワッサンにサツマイモコロッケを挟んだもの)などを紹介して頂きました。既に幕張周辺では商店街や各店舗などで昆陽にちなんで様々な取り組みを個々にして頂いています。市の観光施策の中で重点的に考えていくべきものと思います。
個人的には発祥の地ですから千葉市だけで名産品を作るということではなく、サツマイモサミットのように全国のサツマイモ関連商品の品評会を開催し、金賞を出すなどした方がメディア的な取り上げも大きくなるでしょう。

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市民ランチミーティングは常時募集をしています。
毎回抽選となっていますが、エントリーして頂ければ次回開催にも持ち越せますのでご関心のある方は是非ご応募下さい。

詳細はこちらから
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市民対話会、Twitter版対話会を来月実施します!

先日は出前講座の状況を紹介しましたが、来月には恒例の市長対話会を実施します。
今回はショッピングセンターなども含まれている点が特徴的です。

11/21(日)14:00-15:30 中央コミュニティセンター8F
11/23(祝)14:00-15:00 ラパーク千城台 ラパークプラザ
11/27(土)13:30-14:30 アリオ蘇我 サンコート広場
11/27(土)15:30-16:30 ワンズモール イベント広場


テーマは「ごみ削減! 何のため? 誰のため?」。
一番身近なゴミ問題を取り上げ、市民参加で街を盛り立てていくことの重要性を説明して、様々なご意見も伺う予定です。是非ご参加ください!

応募方法などはこちらからご覧下さい


さらに、前回自治体初の試みとして様々なメディアに紹介して頂いたtwitter版対話会も合わせて実施します。時間は11/24(水)21:00-22:30です。前回「1時間では短い」というご意見も頂きましたので30分延長しました。
詳細はこちらをご覧下さい
posted by 熊谷俊人 at 06:54| Comment(3) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

定例記者会見(ムービーでも見れます)

この日は朝から政策協議、午後から定例記者会見
記者会見での発表事項は以下の3つです。

1.市長のヒューストン市・ノースバンクーバー市訪問について
2.今年も新企画満載!「ちばZOOフェスタ・2010」
3.千葉市科学館が先進的科学館連携推進事業に採択されました


1.市長のヒューストン市・ノースバンクーバー市訪問について
従来の姉妹都市における友好親善だけでなく経済交流など実のある交流も促進していこうと、この間ヒューストン市・天津市との経済交流を模索してきましたが、ヒューストン市との協議がまとまったため、私自身がヒューストン市を訪問して経済交流に向けた合意文書に調印をしてきます。
また、合わせて姉妹都市提携40周年を迎え、昨年ムサット市長自らが千葉に来ていただいているノースバンクーバー市も合わせて訪問します。

ヒューストン市ではアニス・パーカー市長を表敬訪問するほか、各種経済団体や産業支援機関の訪問、対日ビジネスセミナーの開催などを過密スケジュールで一気にこなします。
ヒューストン市は温暖、ノースバンクーバー市は寒冷、と気候が大きく変わるので体調を崩さないよう気をつけたいと思います。

訪問日程は10月31日から11月6日です。
ということで日本シリーズの期間中殆どが訪問日程と重なり、非常に後ろ髪を引かれる思いです。海外から応援をしていますのでマリーンズには良いプレー、良い試合を期待しています。


2.今年も新企画満載!「ちばZOOフェスタ・2010」
千葉市動物公園の動物文化祭「ちばZOOフェスタ」も今年で3回目になります。開催日時は11月6日(土)・7日(日)の2日間です。
今まで人気だった出し物に加え、今年新企画のものもたくさんあります。動物・動物園に関する文化芸術活動の発表の場である動物園ファンの動物園ファンによる動物園ファンのための文化祭です。是非この機会にお越し下さい!
面白い企画では「アニマルコスプレコンテスト」。参加者が自慢の動物コスプレを披露するコンテストで、コンテストに参加しなくても当日コスプレで入場する方は入場無料になります。ネコ耳程度でもOKみたいなので、皆さんも是非ご参加下さい。


3.千葉市科学館が先進的科学館連携推進事業に採択されました
千葉市科学館が独立行政法人科学技術振興機構が公募した新規事業「先進的科学館連携推進事業」に提案し、採択されることになりました。支援期間は平成22~26年度の5年間で、支援費は各年度上限2,000万円の予定となっています。全国で2例しか採択されていないもので、科学都市戦略の推進に大きなバックアップを得ることができました。

ちなみに科学館の提案は「科学するこころの伝達とはぐくみ」「日常的な科学フォーラムの創成」「大学・研究所・産業界等とのネットワークの拡大と深化」。
今後、科学館を科学都市戦略の旗艦として、この事業も最大限活用しながら、市民全員が科学に日常的にふれあい、親しめる街にしていきたいと思います。


なお、記者会見は前回からムービーで見ることができるようになりました!
記者会見の雰囲気も分かると思いますので、是非ご覧下さい!

市長定例記者会見
posted by 熊谷俊人 at 23:15| Comment(1) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月19日

出前市長講座スタート

美術館視察後は市役所に戻り、要望・陳情の対応、政策協議、取材対応。
夜は市長出前講座で美浜区の自治会集会所に行きました。

101019demae.jpg

市民との対話を深めるため昨年から私は市民対話会を実施していますが、どうしても区役所や保健福祉センターなど市の施設で開催することになり、限られた方しか参加することができませんでした。
より多くの人たちに市の考えを伝え、また意見を頂きたいと思い、今年度後半から様々な仕掛けをしていきます。その一つがこの出前市長講座で、自治会や各市民団体がセッティングした場所に私が出向くというものです。

この日はある自治会を中心に開催され、人数も50人以上いたのではないでしょうか。
テーマは「市民参加(ごみ減量)」。焼却ごみ1/3削減の取り組みとその背景を説明しながら、市民が参加することで市全体が効率的・効果的な運営になり、最終的には市民福祉の向上につながる話をさせて頂きました。

今後も様々な広報・広聴手段を織り交ぜ、市民自治の推進を図っていきたいと思います。
posted by 熊谷俊人 at 23:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月16日

千葉大学で市民自治に関する講義をしました

10月8日に千葉大学で行った私の講義について後日報告です。

これは千葉大学の教養展開科目「地域を知る・地域とかかわる」の中の第2回目の講義として私が行ったものです。千葉市に住む、もしくは千葉市に通う学生の皆さんに少しでも自分の経験などを伝えられればということで喜んでお引き受けしました。

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講義の主な内容としては、

・今なぜ地方分権なのか、理由は様々あるが、一つに成長社会から成熟社会へ移ったことも挙げられる
・今までは高度成長の中で増え続ける予算の配分にそれほど不満が出るわけではなかったが、今後は増え続けない予算の中で新規事業を実施するためには既存事業を縮小廃止しなければ不可能
・そうなると誰に泣いてもらうことが社会として一番マシかという優先順位をつける必要が出てくる
・そうした時により現場に近い方がニーズの把握や細かい対応がしやすく、納得感のある結論を導きやすい
・これからは自らが自らの判断と責任において諸課題に取り組める地域主権改革が進んでいくことになる
・しかし、分権とは国⇒県⇒市で終わるわけではない。市⇒地域、市民まで分権をして初めて完成となる
・上からの分権ではなく補完性の原理に基づき、公の仕事をどの主体が担うことが社会全体として相応しいかという議論が必要
・そのためには「自治」という言葉を私たちはもう一度考え直さなければならない
・この社会は全て自治に基づいて運営されており、自分達の居場所は代表者とともに自分達で考え決定している(少なくともそういう制度になっている)
・しかし、私たちはこの自治という認識はあまり持っていないのではないか
・例えばこの大学において学生自治ということを学生は認識しているか。卒業した学校において生徒会を含めた学生自治に参加したことや意識したことはどの程度あるか
・授業料や税金を払えば後は関係ない、リーダーを自分が選んだ自覚がない、これでは自治は形骸化する
・自治をせず公の大半を行政に任せることは最終的には高コスト、柔軟性に欠く公共を作り出すことにもつながり、結局は住民が損をする
・成長時代は終わった今、私たちはもう一度自治の気持ちを一人ひとりが持つ必要がある
・例えば、自治会や民生委員、社会福祉協議会、保護司など、行政以外に公を担っている団体や人たちの役割についてどの程度知っているか
・街路灯を自治会が払っていることを知らないために自治会費を払う理由が分からない人も多い
・是非、この公共が行政の手によって維持されているのではなく、行政も含む多くの公共の担い手によって維持されていることを知ってほしい
・この千葉市は千葉大学と包括提携をしており、現に多くの学生が地域との連携事業を行っている
・私たちは千葉大生のそうした活動を様々な形でバックアップしていくので、4年間の学生生活を過ごすこの千葉市と何かつながりを持ってくれれば幸い

他にも色々話をしましたが、具体的な事例を紹介しながら、公共がどのように成り立っているか、そしてそれは行政だけではなく、そこに住む市民の人たちの手によるものであること、を説明しました。
優秀な学生を前に講義をするのは恐縮でしたが、自分が学生時代に知っておきたかったことを私なりに伝えたつもりです。
posted by 熊谷俊人 at 17:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする