【コメントの扱いについて】
・個人名を挙げての批判・誹謗中傷はご遠慮下さい
・個人的な陳情や要望には対応しません。担当や市長への手紙などをご利用下さい

2010年10月15日

自治会連絡協議会との意見交換など

この日は朝から全国障害者スポーツ大会の事前レクチャー。
皇太子殿下をお迎えしてからの流れ、各競技の視察スケジュールなどを確認しました。私も時間の許す限り競技を見ていく予定です。

その後は町内自治会連絡協議会との懇談会
私からは、

・地域活動をされている方とお話をすると「自分達の活動の発表の場が欲しい」「他の団体の活動状況を知り、自分達の活動に生かしていきたい」という意見をよく聞く。
・どういう場を行政として用意できるか、色々研究しているが、まずは今度の市民の日の記念式典の際に表彰者の中から活動発表をして頂くことにした
・自治会で活動されている方々の意見も今後聞いていきたい
・コミュニティの単位を今後どのように考えていくかも重要な課題。コミュニティづくり懇談会(コミ懇)などもあるが、機能している地域と形骸化しつつある地域もある
・小学校区、中学校区、自治会、地域団体、NPO…、色々な要素が絡み合う。今後も意見交換をしながら研究していきたい

ということを申し上げ、自治会からは市民の日に対する意見や、コミ懇の活発な活動事例や形骸化している事例などを紹介していただいたほか、地域活動の考え方などについて意見を頂きました。
また、市政だよりが現在新聞折込になっていることについても見直しが必要ではという意見を頂きました。この件は私が議員の時から指摘し続けている問題で、今後新聞購読者が減っていくことを考えると、何らかの形で地域の手によって市政だよりを各戸に配布するシステムを確立する必要があります。多くの課題があるため、5年10年という長いスパンで研究・実験・導入を進めていきたいと思います。

午後からは平成22年度民生委員・児童委員大会に主催者側として出席。
民生委員の方々の日頃の尽力には本当に感謝の一言に尽きます。今後も支えあいの地域福祉を維持・充実させていくため、地域福祉計画などの着実な実行を図りたいと思います。
その後はアスンシオン民族音楽交流団の表敬訪問、総務省高度通信網振興課長と自治体行政改革モデル「実運用試験」について意見交換、各種政策協議。総務省は自治体住民系システムのクラウド化を検討しており、千葉市もその実験に参加する予定です。

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アスンシオン民族音楽交流団との記念撮影。頂いたポンチョを着ています
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2010年10月06日

学生自治こそ市民自治の第一歩です

午後からは有吉中学校に移動して生徒会役員選挙の立会演説会を視察しました。

「なぜ生徒会役員選挙に市長が?」と思う方も多いと思いますが、私は以前からこの生徒会役員選挙こそが人生において最初に自分達の代表を選ぶ選挙だということで重要視していました。
市民自治の必要性が強く叫ばれていますが、私たちはまだ自治の意識が希薄なところがあります。自分達の居場所を自分達の代表とともに議論し、良くしていく、そんな当たり前のことを当たり前のこととして考えられるようになるためには、まず学生自治が盛んで無ければならないと思います。

そのため、今後も各学校の生徒会役員選挙に顔を出し、私の口から自治の重要性、街づくりに若者が関わることの大事さ、などを訴えて回る予定です。

ちなみに演説会では、会長・副会長・書記は信任投票、会計は久々に選挙となり、それぞれの候補者の演説、そして推薦者による応援演説がありました。
緊張している候補者も居ましたが、味のある演説が飛び出すなど非常に素晴らしい演説会で、有吉中学校の生徒会活動の今後が楽しみです。

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その後は東京に移動して投資家向けの千葉市IR説明会に出席。
これは2年前から実施しているもので、銀行や証券会社など千葉市の市債を購入している方々へ、千葉市の都市経営・財政運営の基本的な方向性を説明するものです。

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2010年09月01日

各区での区民対話会の状況

千葉市では市民参加と広聴の一環として市長と市民の対話会を様々な形で行っていますが、今年度から区役所での区民との対話会も実施をしています。各区毎にスタイルが違っていますのでここでご紹介します。

<中央区>
●実施日:8月8日(日)10:00-12:00
●テーマ:「安心して楽しめる繁華街の創造」
●開催方法:パネルディスカッション
●参加者:
  ・少年警察ボランティア、千葉中央警察署、NPO、防犯協会会長の4名
  ・傍聴人は26人
●今後:2月頃に「中央区づくり活動支援事業の活動報告」を兼ねて開催予定

<花見川区>
●実施日:9月4日(土)午前、12日(日)午前・午後
●テーマ:「区役所機能強化」「広報広聴機能の充実」
●開催方法:区長進行による意見交換会
●参加者:町内会長148人を3回に分けて

<稲毛区>
●実施日:8月27日(金)午後、9月中に2回を予定
●テーマ:「区基本計画の状況」「地域福祉計画」「安全・安心の取り組み内容」
●開催方法:区長進行による意見交換会
●参加者:町内会長60人+傍聴人10人(先着)

<若葉区>
●実施日:5月28日(金)午後
●テーマ:「安全・安心のまちづくり」「地域の防災・防犯について」
●開催方法:区長進行による意見交換会
●参加者:
  消防団、自主防災組織、日本赤十字、防犯パトロール隊、セーフティウォッチャー、
  防犯ウォーキング、千葉東警察署、若葉消防署、傍聴人で19人
●今後:11月5日(金)15:00-17:00で「若葉区の農業振興について」を予定

<緑区>
●実施日:10月2日(土)10:30-12:00
●テーマ:「住み続けたいまち緑区」
●開催方法:区長進行による意見交換会
●参加者:中学校長推薦により区内7校から中学2年生を各2名で14人
●今後:2~3月頃を予定

<美浜区1回目>
●実施日:8月6日(金)午後
●テーマ:「私たちが考える住みよいまち・美浜区」
●開催方法:区長進行による意見交換会
●参加者:中学校長推薦により区内13校から中学生を各1名で13人

<美浜区2回目>
●実施日:8月29日(日)14:00-16:00
●テーマ:「美浜区の安全・安心な生活環境を考える」
●開催方法:パネルディスカッション
●参加者:
  ・パネリストは千葉西警察署、防犯アドバイザー、防犯パトロール隊の3人
  ・自治会地区連絡協議会から16人
  ・公募10人、傍聴人10人


それぞれテーマや手法も違って興味深いのではないでしょうか。
各区が同じ形式でやるよりも各区の意向に基づいて様々な方法を試してみることが第一ですので、それぞれの議論の内容や成果などを把握し、次につなげていきたいと思います。

今後も各区ホームページなどで周知をしていきますので、ご興味のある方はご注目下さい。
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2010年08月19日

市民参加における公募市民の位置づけなど

今日は市民参加協働推進会議の前会長と前副会長と意見交換を行いました。
市民参加の推進にあたって学識経験者やNPO・市民団体・公募市民などで審議をして頂く会議ですが、任期の最後に自由討議を行い、「公募市民に期待することとは?」「市民自治とは?」など、非常に本質的な部分について意見をまとめて頂きました。私が普段感じていることや、なるほどと思うような視点が数多く盛り込まれており、大いに参考になります。

●公募市民に期待するものとは?
例えば公募市民というものを考える際に、公募市民の数が多くなればまるで市民の意見を多く取り込んでいるように思えますが、全てがそうとは限りません。専門的議論が必要な審議会に公募市民を入れても、公募市民の方自体も途中から自分に期待されていることが分からなくなる、という事態も発生しかねません。また、現状では公募市民の方にも学識経験者などと同様に日当13,000円をお支払している状態で公募市民の方からも「高過ぎるのでは」という声が挙がっています。さらには、公募で手を挙げる方というのはまだまだ特殊な層であり、決して公募市民の意見が市民の平均的な意見とも限らないケースもあります。
ごみ問題のように広く市民に共通する議題で公募市民に委員としての役割を大いに期待するケース、専門的議論に対する市民の率直な意見を聞きたい場合や、議論を聞いて頂くことによって市政に関心を持って頂く効果を期待する場合はオブザーバー的な位置づけや無作為抽出市民にするなど、目的に応じて最適な手法を取ることが大事です。

そのほか、市営住宅の徴収率向上に向けた対策について確認。
今年度から税の徴収担当だった職員が配置され、組織的な対策が取られつつあります。市民の財産を公平に効率的に活用するため、対策の強化を図っていきたいと思います。
また、都市対抗野球大会に出場するJFE東日本の表敬訪問を受けました。今月29日の夜に東京ドームで試合があります。私も激励観戦に行く予定ですので、ご興味のある方は是非足をお運び下さい。

お昼からは民生委員児童委員協議会の研修会に出席し、1時間ほど講演をさせて頂きました。
普段から地域のために日々活動して頂いている方々に講演とはおこがましいのですが、市の方向性などについてお話をさせて頂きました。民生委員児童委員がどれほど普段地域のために貢献して頂いているか、もっと私たちは伝えていかなければならないと感じます。

夕方からは指定都市議長会議の挨拶、マリンピア社長と意見交換、幕張新都心の企業訪問、再度指定都市議長会議の懇親会に出席、地域の盆踊り回り、と外出続きで、今帰宅しました。
posted by 熊谷俊人 at 20:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月10日

Twitter版の市民対話会を実施しました

以前ブログでもご案内したTwitter上での市民対話会を実施しました。
全国的にも面白い試みだったようで新聞各紙に掲載されました。千葉市が新たな試みに積極的であることがアピールできた効果もあるかもしれません。

ちなみに結果としては発言者だけで79アカウントあり、発言数は私も含めて263。1時間という限られた時間の中で活発な意見が飛び交いました。
特にこの件で初めて市の資料を読んだり、市政情報に触れた方も多く、今まで行政を身近に感じることがなく、行政も声として把握しにくかった層の意見把握に役立てたと感じています。

私からは
・「脱・財政危機宣言」を知っているかどうか
・「公共施設の有料化や料金見直しについての考え方
・対象者に薄く広く配る手法から、より必要とする層へ手厚く配分する考え方に対する見解
・税金の納め方の違いによる市政への影響
・今後の実施要望と希望するテーマ
などについて意見を求め、様々な意見を頂くことができました。
Twitterを利用する層の特徴かはわかりませんが、効率的に行政運営をして欲しいという考え方が大勢だったと受け止めています。

リアルだけでもネットだけでも声は偏ります。大事なことは特定の層に偏らず広く市民の意見を把握し、その上で政策立案をすることです。
私は若い世代ということもあり、行政の長として行政に来る意見に偏りを感じることが多々あります。声の大きい人や行政と特定のネットワークを持つ人だけが恩恵を得ることなく、広く公平な施策遂行が行えるよう今後も様々な広聴手段を活用していきたいと思います。

実施結果は市のページに掲載されていますのでご覧ください。
また、市民の方でもまとめて下さっている方がいらっしゃるようです。

Twitter版対話会の結果

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2010年08月08日

市民対話会@緑区、花見川区

この日も土曜日に引き続き市民対話会が2件。
午前中は緑区、午後は花見川区でした。主な意見は以下の通りです。

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・手続きをセットにするなど、事務稼働や郵送料を低減する工夫を
・コミュニティ施設の有料化は理解するが、予約がしにくい現状を改善してほしい
・利用料の見直しは安すぎるのでは。5年に1度見直すよりは一気に値上げして欲しい
・議員の歳費は高すぎると思うが、市の権限ではないならどこに言えば良いのか
・生活保護制度の見直しを
・高齢者に対するシルバー健康入浴やマッサージ券の支給は疑問
・職員給与は高すぎるのではないか(同様の質問複数)
・過剰サービスをする必要はない
・千葉県との連携は今後どうしていくのか
・このままの税率では国も市ももたない。はっきりと負担と福祉の世代間の見直しをすると言うべき
・区役所の機能が低い。地域ニーズを踏まえた予算の使い方ができる組織に
・区長をもっとオープンな形で選んでほしい。誰が区長が分からない
・市民参加などで行政の縦割りで窓口が分かれるケースがある。区長・区役所に集約して欲しい
・地域福祉計画の回覧数が年3回から年2回に減ったが、これはむしろ必要ではないか
・入札参加の条件に「市民に委託業務の実施状況を見学できるようにする」を入れてはどうか。市民が市の仕事を担う時に有用と考える
・高齢者は無料という施設があり、千葉市は市民サービスが良いと感じる
・期限内納付や口座振替だと経費が削減できることがよく分かったが、そういう情報をもっと市民に出してほしい。請求書に書けばどうか
・女性センターの職員の意識改革が必要。市民団体との協働作業への理解がまだまだ
・高齢者をあまり苛めない方が良いのではないか。市長が次回選挙に出る時に大きな票になる
・喜多方市では高齢者の健康事業に力を入れており、医療費を相当抑制したと聞いている。何事も予防が一番
・予算、決算、財政状況の情報をもっと詳しく欲しい。市政だよりでは不十分
・難病疾患見舞金が事業仕訳で削られたが、説明が無く、また職員の対応も酷かった。こんなことでいいのか
・介護施設整備には限界があり、在宅介護にもっと力を入れるべき
・市民後見人の育成など成年後見制度の普及を
・大型開発事業の見直し状況について教えてほしい
・100歳以上の高齢者の所在確認の状況はどうか
・エレベーターの2012年問題への対応は
・公民館文化祭などへの補助金も見直すべき。市民は補助金依存体質から脱却しないといけない
・東京事務所は本当に必要なのか
・千葉駅伝は国際の名がつくのだからもっと外国人へ千葉のPRをするためのツールとして活用すべきでは
・公務員を目指しているが、千葉市のうつ病対策はどうか
・市民と役所が常日頃からコミュニケーションを取る関係を構築することが市民自治では重要

これで対話会は終了です。週末4回はさすがに疲れましたが、多くの意見を聞くことができて大変参考になりました。
財政危機をきっかけに千葉市の運営に関心を持つ方も増え、かつ自助・共助・公助についても理解が深まってきている気がします。時期が夏休み&盆踊り真っ只中となってしまったため参加者が少なめであったことが残念です。今後の反省材料とします。

夕方からは盆踊り会場をいくつか回りました。
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2010年08月07日

市民対話会@中央区、美浜区

この日は市民対話会が2回。
午前は中央区、そして午後は美浜区で行いました。

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主な意見としては以下のとおりです。

・職員の各種手当ては民間と比べてどうなのか。おかしな手当てがあるのではないか
・職員の給与カットでモチベーションは大丈夫か
・職員の年齢構造はどうなっているのか
・経済成長率をどの程度で見ているのか
・雇用対策に力は入れているのか。仕事が無いと地域活動もできない
・動物公園などで60歳以上は無料で私も対象だが、半額でも料金を取るべき
・保存樹林の所有者に対する支援は本当に必要なのか
・事務事業評価は今後も外部で評価するのか
・都川の中溝用水路はムダではないか
・議会の議席と報酬は妥当なのか
・補助金の公開ヒアリングでは評価員と同じ資料を傍聴者にも提供して欲しい
・河村たかし名古屋市長をどう評価しているのか
・予算書はどこかで手に入るのか
・利払いはどうなっているのか。市民の応援も得ては
・議会を平日夜間や休日にやって欲しい
・公共施設の使い勝手を良くして欲しい
・ハートビル法に基づく障害者用駐車場を正しく整備して欲しい
・市民の意識改革が必要
・マナーの悪い自転車について対策の強化を
・花の美術館の60歳以上無料はおかしい
・他の先進国に住んできたが日本の行政サービスは素晴らしい。クレームのような声の大きい人の意見だけは反映されるようであってはいけない
・若い世代に予算を振り分けるのは正しい。是非今後もその方針を貫いて欲しい
・公共施設の値上げはむしろ緩やか過ぎて腰が引けている。なぜもっと上げないのか
・人材を育てる教育、海、アジアを重視した政策を
・補助金のガイドラインはよくできている。公開ヒアリングも含めて徹底して欲しい
・資源ごみの収集を週1日に増やしたが地域の集団回収との重複がありムダがある。整理すべきでは
・公共施設の受益者負担は理解されると思う。ただし、絶対量が不足している。空き教室も有料化して量を提供して欲しい
・千葉はバス会社はバラバラで路線図も分かりづらい。統一的な案内と料金を導入して欲しい

8日は午前は緑区、午後から花見川区です。
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2010年07月31日

若葉区と稲毛区で市民対話会を実施

この日は朝から市民対話会
午前中は若葉区、午後からは稲毛区で行いました。

テーマは「市の財政と健全化への取り組み」で、私から脱・財政危機宣言、平成22年度予算の内容と考え方、中期的な財政見通し、来年4月から実施する公共施設の料金見直し、市民の皆さまにご理解頂きたいこと、などを説明しました。

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参加者からは以下のような意見を頂きました。

・市長自らの言葉で市の財政について市民に説明することは画期的だ
・市長は対話会を週末に実施しているが、区民対話会は平日昼間だ。これでは多くの区民の意見は聞けないのではないか
・盆踊りの時期と重なり、参加したいけど参加できなかった知り合いも多い。実施時期の見直しを
・税の徴収率が低い。公平性のためにも徴収率を高めて欲しい
・行政は外部環境の変化(バブルの崩壊など)を無視して量的拡大をしてきた。そのツケがきている。抜本的な転換が必要
・政令市移行後、都市基盤を整備したから借金がこれだけ増えたと言われても生活が良くなった実感はない。何のために政令市になったのか
・職員の給与は国家公務員なみに下げられないのか
・職員が仕事中に新聞を読んでいた。職員の意識がまだ低いのではないか
・以前の市政のツケが出ている。人件費の削減が甘い
・これ以上の職員の給与削減には反対。優秀な職員が来なくなるし、給料に見合った質の高い仕事をすることが大事
・職員の意識改革も必要だが、それ以上に必要なことは市民の意識改革だ。せっかくの重要な対話会がこれだけの人数では問題だ。300人400人来るくらいでないと
・議員報酬はどうか。給与が高いのではないか
・市議選があるから来年度予算では議会から要望が強いのではないか
・金利が上がれば1兆円の借金を持つ千葉市の財政は厳しくなるのではないか
・地方交付税の交付団体に転落したが、どう捉えるのか
・予算編成で財政的テクニックを使って誤魔化すやり方はもう止めるべきだ
・公民館といきいきプラザを利用しているが機能が同じに見える。両方ある地域はどちらかを処分すればよいのでは
・千葉市に人が集まる施設を作って欲しい
・社会福祉カットをしないとマニフェストに書いているが、予算の組み替えであってカットではないという認識か
・敬老会のあり方は見直すべき。私も対象だが、財政が厳しい中でご飯を食べるためにみんなを集める今のやり方が本当に正しいのか疑問
・高齢者事業、特に敬老会は必要なのかどうか考える時期に来ている
・普段からボランティアで草刈などを行っている
・シルバー人材センターで働いているが給料を上げて欲しい
・夜間中学校やプレスクールを作って欲しい
・都町児童交通公園が閉鎖になり残念。再開はできないのか
・障害者の高齢化問題について対策を強化して欲しい
・乳幼児医療費のうち入院費が中学校卒業までになり、他市で関心を持つ母親もいる。今後も通院費などで拡大して欲しい
・学校の光熱水費の削減努力は不十分ではないか
・様々な会議が公開され始めたが傍聴席の数が不十分
・中央公園の大型ディスプレイは誰も見ていない。撤去すれば良いのでは
・外郭団体見直しの具体像を教えて欲しい
・普段近所を掃除しているがタバコのポイ捨てが本当に目立つ
・子どもの児童虐待にもっと目を向ける市と市民であって欲しい
・子どもの教育が何より大事。1クラスの人数が多いと先生の目が届かない。少人数学級を
・地元の学校が古いまま。教育施設には予算を振り向けて欲しい
・公園等の剪定で「財政が厳しいから木を多めに切ってしまう」と言われた。本当にこんな理由で木を根元から切っているのか
・以前の住宅供給公社の債務棒引きについて誰も責任を取らないのはおかしいのではないか
・県の補助金で千葉市は他市と比べて不公平な扱いを受けているが、地元選出の県議会議員は何をしているのか。県議にもっと働きかけを

8月7日に中央区・美浜区、8月8日に緑区・花見川区にて行います。
ご興味のある方は是非お越し下さい。
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2010年07月26日

ツイッター版対話会と市長の出前講座

記者会見の内容について紹介します。

1.ツイッター版対話会と市長の出前講座始めます
2.高齢者運転免許の自主返納を支援します
3.夏休みこども企画のお知らせ
4.新港横戸町線本線部が開通します

●全国初のツイッター版対話会
7月末から8月上旬で各区で対話会を行いますが、それと合わせてツイッターでも対話会を実施します。リアルの対話会と違う層の方々と意見交換をすることで、今まで市政には届かなかった声を把握できればと考えています。
日時は8月10日(火)21:00-22:00で、テーマはリアルの対話会と同様に「市の財政と健全化への取り組み」です。
参加方法はツイッター上でハッシュタグ「#chiba0810」を使用した投稿をして頂くだけで大丈夫です。

●皆さまのもとに市長が出前講座をします
さらに皆さんのところに出向いて市政に関するテーマを説明し、意見交換を行う出前市長講座をスタートさせます。対象は市内に在住・在勤・在学の方おおむね20人以上が参加する集会です。
日時とテーマは以下のとおりです。

<日時>
10月19日(火)19:00-20:00
10月20日(水)19:00-20:00
10月21日(木)10:30-11:30
10月21日(木)13:30-14:30
11月16日(火)19:00-20:00
11月17日(水)10:30-11:30

<テーマ>
@市の財政 Aこども施策 B市民参加(ごみ減量)

募集期間は8月1日から9月1日です。
詳細は8月1日以降に掲載される市のホームページをご覧下さい。
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2010年07月13日

市長との対話会 参加者を募集します

昨年度も実施したタウンミーティングを今年も実施します。
定員はいずれも100名で、テーマは「千葉市財政」です。財政といっても難しい話をするのではなく、千葉市が今どんな状況にあって、今年度の予算はどんな感じで、これからどうしていこうと市が考えているのか、その点について話をさせて頂きます。

7/31(土)10:00-12:00 若葉保健福祉センター
     14:00-16:00 稲毛保健福祉センター
8/7(土) 10:00-12:00 中央保健福祉センター
     14:00-16:00 美浜保健福祉センター
8/8(日) 10:00-12:00 緑保健福祉センター
     14:00-16:00 花見川保健福祉センター

7/20までに必要事項をご記入の上、往復はがき・メール・FAXのいずれかにてご応募ください。
詳細はこちらをご覧下さい

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2010年07月01日

千葉市・大学連絡会議(学長サミット)開催

この日は午後から千葉市・大学連絡会議、いわゆる学長サミットを開催しました。

以前から千葉市と千葉市内にある大学は事務レベルでは連携していたのですが、今回のように市長と各学長が一堂に会しての意見交換は初めてです。
出席して頂いた方々は以下の通りです。

神田外語大学 酒井 学長
敬愛大学 土井 学長
淑徳大学 長谷川 学長
千葉大学 斉藤康 学長
千葉経済大学短期大学部 佐久間 学長
千葉明徳短期大学 箙 学長
東京歯科大学 金子 学長
東京情報大学 新沼 学長
植草学園大学 小池 保健医療学部長 
植草学園短期大学 植草 事務局長
城西国際大学 倉林 副学長
千葉経済大学 市来 庶務課長

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私からは千葉市の新基本計画策定に向けた動き、策定にあたっての千葉市を取り巻く環境などをお伝えしたほか、科学都市戦略についても取り組みを説明しました。
各大学の方々からは多くのご意見を頂き、さすが知の宝庫と感じました。主な意見としては、

・うちの大学では学生の地域活動は活発
・学生が地域活動に興味を持つには千葉市が好きになる、愛着を感じることが必要
・そのためには市民が学生を大事にしてくれていると実感できる街でなければならない
・それぞれの大学でできることはたくさんある。何を期待するか具体的に出してほしい
・市内にある大学がベストを尽くせばそれが必ず千葉市のためになることは間違いない
・基本計画策定にあたって考慮すべき環境変化の中で、「国際」という視点が無かった
・これからは多言語、多文化社会への適用が否応なく求められる。成田がある県の都として国際的視点を高く持つべき
・大学が海外から人を受け入れる時に手続きが非常に煩雑で、柔軟な知の活用ができにくい。是非法的規制の緩和、千葉市で特区申請をして欲しい
・歴史的、文化的視点を持つことも大事だ
・どこの大学も今連携を必要としている。知識の連携だ
・各大学はそれぞれ学祭を実施している。もっと連携を深めると面白いのではないか
・社会構造の変化、家族や支えあい社会の弱体化などの変化にも対応すべきではないか
・学校区の中でどのような地域福祉を行うか、議論が必要
・こんな形で学長が一堂に会することは今まで無かった。素晴らしいこと
・以前から行政の審議会で東京の大学の人間を呼ぶのではなく、もっと地元の知を活用することを求めてきた
・私は千葉の人間ではなかったが千葉に住んで千葉を見る目が変わり、魅力にも気づいた。千葉の魅力をもっと見える形に
・環境、エコシティへの取り組みは海外の都市では強く意識している
・市と市内大学で何かのテーマでコンソーシアムを組むことができれば面白いのでは
・社会貢献を私たちもしていきたい。学祭を解放しあうのもいい
・街づくりというとどうしても福祉のような話が多いが、市長のように若者に魅力的な街を、という視点は大変ありがたい
・中高生座談会などもしているようだが、是非大学生とも意見交換をして欲しい
・成人式の日などに成人と市長が意見交換をすれば面白いのではないか
・県外からの学生が多い。千葉が"良い環境で生活できる"と思われるブランドを構築することは市内大学にとってもメリットがある
・私たちの授業を市民の人たちに解放するのも面白いのではないか
・私たちの大学は宇宙関係の研究などユニークなものが多い。科学都市戦略には貢献できる
・千葉市には緑や農地が多い。こうした里山的要素も活用すべき
・科学都市戦略は知のクラスター化ということだと思っている

基本計画に反映していくほかにも、様々な市政方針の参考とさせて頂きます。
今回の会議の成果を活かして、今後も市内大学との連携強化、そして千葉市の活力向上を図っていきたいと思います。

この日は他にも夜に千葉市医師会との懇談会もあり、濃密な意見交換が3つもあって帰宅する頃には知恵熱が出ていました。
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町内自治会連絡協議会との意見交換

今日は朝から優秀職員表彰などの後、千葉市町内自治会連絡協議会(市連協)との懇話会に出席。これは昨年から始めた会で、ざっくばらんに自治会のご意見を伺う場です。
私からは公共施設の料金見直しの件、焼却ごみ削減状況と今後の考え方などを冒頭挨拶で申し上げました。主な意見としては、

・花見川区の高齢化は急激で自治会役員や民生委員のなり手が本当にいない。地域毎に高齢化の割合が全く違う点にも着目してほしい
・従来の狭い範囲での自治会ではとても地域の担い手になれない。地域コミュニティの枠組みを考え直す必要がある
・地域のコミュニティをどの単位にするかは重要。自分の地区は連携がうまくいっており、特にコミュニティづくり懇談会(コミ懇)を核にしている
・地域の実情毎に違う。コミ懇が機能していないところもある。中学校区のところもあれば小学校区単位のところもある
・どの組織、どの範囲が適切か、地域の実情に応じて検討していく必要がある
・区基本計画と地域福祉計画の連携はどうなっているか(⇒車の両輪として連携をして進めていく)
・市営霊園に古い煙突があるが早く撤去して再整備をしてもらいたい
・加曾利貝塚の博物館が古い。千葉市が誇る貝塚なので立派な博物館を
・緑区では地域主導でコミュニティバスを運行しようとしている。様々な支援をして欲しい
・敬老会の補助が今年度から切り下げになったが、今後はどうなるのか
・区民祭りの補助金が減ったが、理由と今後は(⇒区の独自予算は増やしている。区毎にどの分野に予算を配分するか考え方があるので区とも意見交換をして欲しい)
・学校統廃合において企業庁の土地の場合、企業庁に戻すことになるかもしれないが、極力地域のための施設としてもらいたい
・カラス対策を何とかしてほしい
・今年度の取り組みとして自治会の加入を増やすため、マンションなどの集合団地への働き掛けを区役所と連携して実施している。市も新しいマンションには自治会加入を義務付けるなどの検討をして欲しい
・市有財産の有効活用を進めてもらいたい。利用者負担も検討すべき
・区の権限強化はその後どのように進んでいるのか(⇒今年度、土木事務所などとの機能分担について検討している)
・耐震改修を進めるのはいいが廊下の風通しが悪くなり、教室の温度が高くなっている。工事の際に配慮はできないのか
・公共施設の料金見直しはやむを得ない。賛成している
・公共施設の料金見直しは唐突で、もう少し事前に話をもらえないか
・公共施設の有料化で指定管理者に金が行くのか?(⇒そうではなく、増収分は指定管理者の委託料を引き下げる)
・指定管理者導入でコスト削減は図れたのか(⇒効果は出ている。課題もあるので総括をした上で次回に活かす)
・財政健全化への取り組みを説明してほしい
・自治会の必要性をもっと市としても伝えていって欲しい。自治会が崩れれば自治会が推薦する民生委員や様々な委員なども機能しなくなるリスクがある
posted by 熊谷俊人 at 18:37| Comment(5) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月15日

千葉市のメルマガ始めます

市政に関する様々な情報を提供するため、新たに千葉市メールマガジン『Chib@め〜る』を発行することにしました。
今日から登録受付と配信を開始していますので、ご興味のある方は是非登録して下さい。市の施設の割引クーポンなども付いていてお得です

私たちは市政に関する情報を市政だよりやホームページで周知していますが、最近は新聞を購読する世帯も減ってきていますし、市政情報をどう伝えていくかということは永遠の課題です。
メールマガジンは簡単に発行できる優れた媒体ではありますが、登録者が伸び悩む傾向があります。今後は民間と同様に、転入時など他手続き時にメルマガへの登録を促すようなプロセスを導入し、一人でも多くの市民に様々な市政に関する情報を伝えていけるよう取り組んでいきます。

⇒詳細情報や登録はこちらから
 http://www.city.chiba.jp/mailmag/index.html

posted by 熊谷俊人 at 13:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月27日

定例記者会見を行いました

この日に定例記者会見を行いました。
発表事項は3つ。

1.「ゆめ半島千葉国体・ゆめ半島千葉大会」100日前イベントの開催
2.第10回全国障害者スポーツ大会リハーサル大会の開催
3.千葉市ふるさとハローワークの開設


●100日前イベントを6/5に行います
いよいよ国体が近づいてきました。
これから県内の市や町で炬火(オリンピックの聖火のようなもの)を採火し、国体本番の開会式で点火することになります。
その炬火式を千葉市では6月5日(土)加曾利貝塚で行います。加曾利貝塚ということで縄文時代の火起こしとなるようです。

●全国障害者スポーツ大会のリハーサルは5月30日
国体の後、10月23〜25日に行われる全国障害者スポーツ大会「ゆめ半島千葉大会」のリハーサル大会を5月30日に行います。どなたでも観戦可能ですから是非お越しください。
千葉市では天台のスポーツセンターで陸上競技、ポートアリーナで卓球、JFEリバーレーンでボウリング、青葉の森でフライングディスクが行われます。詳細はゆめ半島ちば大会ホームページでご覧下さい。

●稲毛区役所にふるさとハローワークを設置
6月1日に稲毛区役所に「千葉市ふるさとハローワーク」を設置します。
これはハローワーク機能と市の就労・生活支援機能を一体化させたもので、失業者の方は国と市、両方の支援が同じ場所で連携して受けられるようになります。
先日は生活保護自立支援プロジェクトを立ち上げましたが、今後も労働者の雇用をサポートしていくため市として全力を尽くしていきます。

千葉市ふるさとハローワークの概要(PDF)

posted by 熊谷俊人 at 23:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月28日

千葉市の情報発信、Twitterでもやります

ツイッターによる情報発信を今日28日からスタートしました。
私自身は以前からツイッターを始めていましたが、千葉市のイベントや観光情報を発信する手段として活用したいと思います。
アカウント名は「chiba_citysales」です

ツイッターを始めてみて感じたことは「140字と文字数が限定されているため濃い情報は発信できない」「ホームページなどと比較して即時性に優れており、反応も得やすい」といった特徴があると感じます。
そのため、市内のイベントやちょっとした情報を発信することで「ついでに寄ろうかな」的な効能を期待して今回実施することにしました。

もう一つ検討していることは、市の各種手続きの事前周知です。
例えば駐輪場の年間申し込みなど、申請期間が限定されている手続きについて「来週から開始しますよ」「明日で申請期間終了です」などのアラームを出すことも役に立つのではないかと考えています。
私は世間でもてはやされているほどTwitterを評価はしてませんが、行政と親和性の高い部分は大いに活用すべきです。
posted by 熊谷俊人 at 14:17| Comment(9) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月22日

市民とのランチミーティング:農薬散布について

この日のお昼は市民とのランチ・ミーティング。
農薬被害について考える市民グループの方々で、千葉市の農薬散布の問題点などについて意見交換をしました。この件については市民ネットの湯浅議員が議会で取り上げたこともあり、当時議員だった私も興味深く拝聴した記憶があります。
ランチ・ミーティングは毎月1回実施しており、今年は月2回を目標に頑張りたいと思います。申し込みや過去の実施状況などは市長室のページをご覧下さい。

市長とのランチミーティング

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posted by 熊谷俊人 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月16日

区民検討会の委員を公募しています!

周知が遅れてしまったのですが、現在、各区で区民検討会の委員を公募しています。
市の新基本計画の策定と合わせて、各区の基本計画を策定することになっており、その作成をともに考えて頂く区民検討委員会の委員を各区それぞれの方法で募集します。

是非、お住まいの区のホームページをご覧の上、ご興味のある方はご応募ください。
締め切り間近です。

中央区(pdf注意)
花見川区
稲毛区
若葉区
緑区
美浜区
posted by 熊谷俊人 at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月29日

マリンピアで新基本計画の意見交換会

年度末、市役所内では引っ越しの風景があちこちで見られるようになりました。今回は大きな組織改編も行ったため、引っ越しの規模も大きくなっています。

この日はマリンピアに移動して社員の方々と新基本計画についての意見交換を行いました。

基本計画の策定に向けては昨年6区全てでタウンミーティングを行ったほか、中高生座談会など様々な機会を作り、市民の意見を幅広く集めています。
ただ、行政の用意した場に来て下さる方はどうしても一部の方に限定されてしまい、特に働き盛りの世代の意見が少なくなりがちです。10年後、20年後の街づくりの方向性を決めるわけですから、そうした世代の声を聞く必要があるだろうということでマリンピアさんのご協力を頂き、今回の意見交換会が実現しました。

主な意見としては、

・せっかくポートタワーがあっても周辺が工場ばかりのイメージで足が向かない、もっとイベントなどで盛り上げてほしい
・東京タワーはテナントも多く明るい。せめてコンビニを近くに
・海浜公園は店も無いし、トイレも近くになく、駐車場も少ない
・もっと海を活用した街づくりを
・東京マラソンのように千葉市内を走るフルマラソン大会を
・市政だよりは殆ど読まない。もっと情報発信を
・市政だよりは病院の待合室など、読みたくなる場所に置いてほしい
・市指定ごみ袋に市政情報を載せれば見るのではないか
・市美術館をもっとアピール&魅力的な企画を
・花、特に桜の名所がもっと市中心部に欲しい
・幕張などはロケによく使われているが、東京と違って殆どアピールしていない、ロケ地巡りは需要がある。海浜幕張駅などに案内を出すべきでは
・タバコを市内で買うと市内に税金が納められるといった税金の仕組みは初めて聞いた。もっと小さい時から税金の知識をDVDなどで分かりやすく解説すべき
・千葉市は影が薄い、文化的イメージが無い。Suicaデザイナーのような千葉出身のデザイナーを集めるなり、モノレール駅それぞれをデザインしてもらうなり、もっとセンスのある街に
・中国人が多いことを逆手にとって横浜のような中華街が作れないか
・市営、県営住宅に外国人が多く日本人がおびえている
・外国人におびえるのではなく、彼らの国のイベントを企画して交流の機会を作れば面白いのでは
・船橋から引っ越してきたが道路、歩道の広さなど生活環境は良い
・私は岐阜から引っ越してきたが一方通行が多く運転しづらい
・千葉市には一日過ごせる場所が無い。千葉駅周辺も一日は過ごせない
・パルコが遠い。夜あの周辺は勧誘が多く危ないイメージがある
・千葉市の名産品を作るべき
・稲毛の浜は素晴らしいが、最近ゴミが多い
・花の都はピンと来ない、千葉県なら花というイメージはあるが…

などの意見が出ました。
今までとはまた違った角度から意見が出てきました。就業時間にも関わらず20名近くの社員を集めて頂き、本当に感謝しています。
今後も色々な場を活用して意見を集約していきたいと思います。
posted by 熊谷俊人 at 23:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月26日

市民ランチミーティング:学校PTAの方々

この日は午前中から政策協議、さらには稲毛保健福祉センターの竣工式。稲毛区の保健福祉センターは区役所に隣接しているほかに、近くにコミュニティセンターや大きな公園を抱えており、市民の様々な活動の拠点として大きな位置づけを占めることになります。それぞれの施設間の連携が重要です。

100326稲毛保健福祉センター(テープカット)_1_1.JPG

お昼からは市民の皆さんとのランチミーティング。今回は若葉区の千城小学校PTAの方々です。
今までは「市長にお願いしたい!」という趣旨のグループの方が多かったのですが、今回は「市長に是非知ってほしい!」という趣旨で、千城小学校PTAと地域による様々な取り組みについて説明を頂きました。
少子高齢化の中で、小学校の運動会も少し寂しい、地域の運動会は参加者が少なくなって来ている、ならば小学校の運動会と地域の運動会を合体してみよう!ということで、近隣10自治会と千城小学校による合同運動会"千城健康フェスタ"を企画し、10年以上実施しているとのこと。

そのほかにも多くの活動を紹介して頂きました。印象的な言葉に「学校は地域の中心」「地域文化は学校から発信される」というものがありました。
最近は学校に対して厳しい要求をされる保護者も増えていますし、地域と学校の繋がりも希薄化してきています。しかし、学校とは本来、地域の代表的施設として地域が支えるものでした。教育サービスを受けるだけではなく、PTAや地域が子どもたちを中心に地域力をどう高めていくか、そんな視点を大事にしていきたいと思います。
posted by 熊谷俊人 at 14:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月20日

市民ランチミーティング(児童家庭支援センター)

今日は政策協議、表敬訪問などを経て、市民とのランチ・ミーティング
応募していただいた団体は既に50近くまで達しており、毎回抽選で選んでいます。今回は児童家庭支援センターの相談員をされている方々です。

●児童家庭支援センターとは
児童家庭支援センターとは、1998年の児童福祉法の改正に伴って児童福祉施設に設置された、子どもとその家庭をめぐる問題に対して相談・支援を行う施設で、全国で72ヶ所設置され、千葉市では旭ヶ丘(都賀)、ふたば(天台)、ほうゆう(犢橋町)の3ヵ所があります。
子育てに伴う様々な悩みに対して相談を受けたり、時には緊急一時保護を行ったり、ショートステイなどの子育て支援事業なども行って頂いていて、児童相談所などに至る前に未然にケアするセーフティネットになっている側面もあります。

●人手不足など現場の課題はたくさん
問題はやはり人手不足、そして採算面とのこと。
365日いつでも緊急で対応しなければならないため、アルバイトなどではとても即応体制が取れないこと、設置されて間もないため行政機関の理解が足りないこと、児童相談所ともっと連携が必要なこと、などなど現場の切実な声を頂きました。
私も旭ヶ丘の方には昨年視察で訪れたのですが、DVなども絡んでいたり本当に複雑なケースを一つひとつこぼれないように拾っている状況があります。

なお、今までのランチミーティングの実施状況や主なやりとりはこちらからご覧下さい。実際にご意見をもとに実施・見直しを行った事例もあります。
posted by 熊谷俊人 at 21:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 広報・広聴・市民自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする