今日、
次期市長選挙(5月26日投開票)への出馬表明を行いました。
市長逮捕という市政の危機と、政令市最悪の財政危機を乗り切るため、しがらみのない立場から市政の方向性を大きく転換することを訴えて市長に当選させて頂いてから3年8ヶ月が経過しました。
職員の奮闘、市民・議会の理解もあり、訴えてきた多くの分野で成果が出つつありますが、大きな課題については4年間で完全に片付いたとは言えない状況です。方向性を変えることができた4年間を礎に、未来に向けての飛躍の準備となる4年にするべく、もう一度市政の舵取りを担わせて頂くために再度出馬することを決意しました。
常に初心を忘れず、多くの機会を作って市民の皆さまの意見を取り入れてきましたが、再度市民の中に飛びこんで、市民の声と感覚を背に市役所に戻りたいと考えています。
主な施策は以下のとおりですが、今後市民の方々とネットや街頭を活用して意見交換しながら最終確定していくスタイルを取りたいと思いますので、是非ご関心をお寄せ下さい。
1.4年で情報公開は政令市トップクラスに。開かれた市政で全員参加型の市政を(実績)
・市民自治推進部の創設(平成22年度)
・情報公開度ランキングはワースト1位(H20年)からナンバー1(H24年)に。
・市民との対話を対話会、出前市長講座、ランチミーティング、Twitter対話会など様々な場面を通して実施
(今後)
・オープンガバメントの推進、市民シンクタンクの設立
・市民が街づくりを担う役割、責任、権利を定めた「私の街づくり条例」(仮称)の制定
・全市一律の補助金ではなく、地域の事情に応じて柔軟に使い方を決められる「街づくり統合補助金」の創設
2.戦後初の外部出身市長として市役所改革を実施、次の4年は職員一人ひとりの変革を(実績)
・予算使い切りを防ぐためのインセンティブ予算の導入、事業仕分けの実施
・サポートプログラムの導入(分限免職ルールの整備)
・職員給与の大幅カット、職員定数の削減(人件費はH21:647億⇒H24:574億)
・若手職員の抜擢(区長・部長の立候補制導入、最年少区長の誕生)
・民間企業との人材交流の開始、外部人材の登用(モノレール社長、産業振興財団理事長、病院経営のプロ、CIO補佐監等)
・市立病院の経営改革(赤字繰入金 H21:49.7億⇒H24:36.8億)
(今後)
・カイゼン運動、業務プロセス改革を全庁的に実施
・区長、動物公園園長などへの民間人材登用を検討
・窓口大改革(ワンストップ窓口、覆面調査等)を実施。市民満足度No.1の窓口を
・市民が来るのを待つ役所から出向く役所へ(地域担当職員制、プッシュ型お知らせ)
・女性の視点を取り入れた街づくりを推進
3.こども未来局を中心に子育て施策は大きく前進。子どもを産み、育てたい千葉市へ(実績)
・こども未来局の創設(H22)
・待機児童の大幅解消(H21:318人⇒H24:123人)※4月1日時点
・ブックスタート事業の創設など各種子育て支援施策の展開
・子ども医療費助成制度の拡充(入院:小学校入学前⇒中3、通院:小学校入学前⇒小3)
・こどもの参画事業の推進(子ども議会、こどものまちCBT等)
・男性の育児支援(イクメン手帳の配布、母親父親学級の土曜開催など)
(今後)
・待機児童の更なる解消、多様な保育環境の整備(病児病後児保育、特定保育・一時預かりの拡充など)
・子ども医療費の通院分を小3から小6まで拡大
・子育て支援コンシェルジュの創設、全区配置
・男性の育児時間を大幅に増加させ、首都圏で最も男性が育児する街に
・子どもの心のケア体制・いじめ対策の強化(スクールソーシャルワーカーの創設、スクールカウンセラーの小学校への配置、家庭訪問相談員の増員、教育委員会から独立した第三者調査委員会の常設)
・コミュニティスクールの推進
4.超高齢化を見据え、配る福祉から備える福祉へ転換。将来の課題に向き合う施策を(実績)
・高齢者全員に助成する事業を大胆に見直し、高齢化に伴う課題への備えに
・ちば認知症コールセンター、認知症疾患医療センターの創設
・あんしんケアセンターを倍増(12ヶ所⇒24ヶ所)
・75歳以上の肺炎球菌ワクチン接種助成制度の創設
・特別養護老人ホームの整備、介護人材確保事業の開始
・地域の高齢者見守り支援への助成
(今後)
・介護支援ボランティア制度の創設
・日本型在宅介護、入院システムの検討
・在宅で介護している家族への支援制度の創設
・高齢者のスポーツ施設の利用料を減免するなど、市民の健康づくりを強力に支援
・高齢化が進む団地・マンションの再生を支援(建て替え助成制度の創設)
5.活力ある経済と自然豊かな環境が織り成す「緑と水辺の都市」へ(実績)
・企業誘致制度の大幅拡充(H24年度は過去最高ペースでの誘致)
・国際会議誘致制度の創設
・起業家支援の充実(金融支援、インキュベーション施設の増設)
・メガソーラー導入、住宅用太陽光発電設置助成の大幅拡充(H20:36件⇒H24:495件)、太陽熱利用給湯システムへの補助創設
・焼却ごみ3分の1削減の推進(大都市におけるリサイクル率No.1に)
(今後)
・自転車の街づくり(サイクルニューディール)
-千葉市を広域に移動できる自転車レーンの整備
-モノレールに自転車を乗り入れ可能に
・長い海岸線と砂浜を活用した新たなウォーターフロント都市へ
-シーサイドレストランなどを整備してフィッシャーマンズワーフを
-松林を整備して、砂浜の松林遊歩道を
-中央港に旅客船桟橋を整備し、千葉市から伊豆大島、横浜、羽田へ航路を開拓
・動物公園を首都圏に誇る施設に(園長に動物公園経営のプロを招へい)
・加曾利貝塚の特別史跡指定を実現し、世界に誇れる観光資源に
・公衆無線LANを整備し、ビジネス・観光客に選ばれるICT都市に
・消費増税後の地域経済の冷え込みを最小限にするため、商店街等で使える市内限定のプレミアム付き商品券を発行する
・学校や公共施設の屋根貸しによる太陽光発電の開始
6.東日本大震災を教訓とした防災・減災への備え
(実績)
・危機管理監、危機管理課の新設など、危機管理体制の強化
・学校施設の耐震化を加速(H21:63%⇒H25:91%)
・津波避難ビルの指定、海抜表示板の設置
・帰宅困難者対策の推進、食物アレルギーなどに配慮した備蓄
(今後)
・危機管理センターの設置
・学校耐震化100%を平成26年度末に達成
・道路と宅地の一体的な液状化対策を推進