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2010年04月17日

中田宏 元横浜市長らと会合

15日に参議院で意見陳述した後、区役所で講話をして、また東京に行って元横浜市長の中田宏さんたちと食事をしながら話をしました。
この会合は選挙でガラス張りカーを使用した人たちを中心に、地方議員や地方議員を目指す人たち有志で集まったものです。党派を超えて地方政治について意見交換をしました。

中田さんからは

・この日本は本当に危機的状況に陥っている
・政治家同士が足を引っ張り合っている余裕はもはやない
・今年中には中国に抜かれて日本は経済第3位の国になる
・これはアジアのトップではなくなること。これの意味するところは大きい
・地方が財政再建を進めているにも関わらず国は異常な財政運営をしている
・税収を越える国債を発行したのは戦時中を除けば初めてのこと
・このままでは借金に押しつぶされてこの国は確実に破綻する。残された時間はあと4年ほどしかない
・私は市長時代に徹底的に歳出を削減した
・多くの人たちに恨まれもしたし、「もっと夢のあることをして欲しい」ということも言われた
・お金さえあればやりたいことはいくらでもある。しかし、この国はもはや末期的状況にある
・私もそうだし、熊谷市長もそうだが、前任者たちが借金を積み重ねた市を引き継ぐのは本当に難しい
・行政にお願いばかりするのではなく自分達で支えるということをしなければこの国は成り立たないところまできている
・たとえ狼少年と言われても、砂漠に水を撒くような空しさを感じても、危機意識を国民に伝えていくしかない
・事業仕分けもいいが、それだけではダメだ。小手先ではなく、もっと根本から変えなければ
・政権交代には意味があったが、新たなバラマキを生んでいる状況は捨て置けない

というような話がありました。
私も同感です。

既に今の状況でも危険な上にこの国はいよいよ高齢化を迎えます。高齢化に伴う社会の維持費の急増を考えれば、10年後は借金を返す力すら残されていません。
本来であればこの時点で殆ど借金を返し終わっていなければならないにも関わらず、まだ借金を増やし続け、むしろその借金のペースは加速すらしています。

普通に10年後や20年後をシミュレーションすれば「破綻」という2文字しか存在しないことは誰でも想像できそうなものですが、政治がその現実を国民に伝える努力を怠ってきたために未だに危機意識が国民全員には伝わらず、行政にどうしても頼ってしまう状況があります。
危機意識を住民に伝え、行政の事業を整理して住民にその部分を支えてもらい、同時に行政も徹底的に費用縮減の努力を積み重ねていく以外に方策はありません。

タイムリミットとの戦いです。
千葉市も強力に事業整理を行っていますが、国がこのまま放漫財政を続けて金利が少しでも上昇した瞬間に他の自治体と同様に立ち往生します。国には財政規律をもっと厳しく持って頂きたいと思いますし、私たち地方も他人事ではいられません。
posted by 熊谷俊人 at 18:56| Comment(5) | TrackBack(1) | 国や県の制度など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
市長の言われていることは判りますが、国民は自分たちがどういう状況にあるかは良く判っています。ただこの国を悪くしているのは、圧力団体、国会議員の後援者たちではないでしょうか?全てにしがらみのない人が議員にならない限り、この体質は無くならないでしょう。政権交代しても、この圧力団体が入れ替わっただけの様な気がしてなりません。全ての人に受け入れられる政策は無いと思いますので、恨まれることを覚悟で、政策推進に励んでください。
Posted by 朝日ヶ丘・下之薗 at 2010年04月17日 19:27
意見には個人差があります。R25というフリーペーパーの中に、作家:石田衣良さんの〔空は、今日も、青いか?〕というエッセーがあります。最新号の中に、次のようなコメントがありました。・・・青雲の国には若き革命家が必要だろうが、成熟の国には心優しい実務家で十分だ。実現すべき政策はもう誰の目にも明らかである。@消費税を3倍か4倍にあげる、A同時に年金を2割から3割さげる、Bその際に生まれる痛みを和らげる政策的な鎮痛剤を各種対症療法で用意する。政治に求められるほんとうの意味での大仕事は以上の3点に尽きる。あとは政治家などに指示されなくても、ぼくたちは懸命に働いて、新しい飯の種くらい自分の手で見つけるだう。・・・前後を省略したことは了承ください。
Posted by 花見川に住む者 at 2010年04月18日 01:02
市長のホームページを見て初めて危機という事実が分かると思います。
市民はともかく政治家も「なんとかなる」「大丈夫だろう」と思っているから今の状況になったのだと思います。
有権者としては、現実をちゃんと言ってくれる政治家に地道に投票することが大事だと思います。
あと、新党のメンバーとのことですが、まずは、千葉市の事を第一にお願いします。
Posted by 田舎者 at 2010年04月21日 01:05
市長のブログと 朝日ヶ丘・下之薗 さんのコメントに全く同感です。現代のIT化社会の民主主義において、圧力団体、後援会の存在に以前から疑問に思っていました。しかし、メディアによる情報操作の危険性も注意が必要です。全てにしがらみのない人が正しい情報を入手できることが何より大切と思います。
Posted by 70歳になった市民 at 2010年04月22日 15:20
ご意見ありがとうございます。どれも非常に重要な意見だと思います。
しがらみのない人が政治家を支援し、投票することが一番クリーンな政治を実現するための近道です。
石田衣良さんの提言のようなことを恐れず政治家が言える環境も大事ですね。
Posted by 熊谷俊人 at 2010年04月22日 18:18
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